ゲーム業界の就活、プランナー職の企画書はどう書く?

就活生に人気の高いゲーム業界。クリエイティブな能力が必要とさるの業界なので、応募の段階で、企画書の提出を求められることもあります。

ゲーム業界を目指すなら、自己分析や企画書の作成など、なるべく早く準備に取り掛かる必要があります。しかし、自己分析や業界研究はできていても、慣れない企画書の作成には戸惑う方も多いでしょう。

今回はゲーム業界を目指す就活生のために企画書作成のポイントについて解説していきます。

ゲーム
目次
  • ゲーム業界の「企画書」の作り方
  • ├企画書とは?
  • ├対象ハードは応募企業に合わせる
  • ├ゲームコンセプトを決めよう
  • ├ターゲットは具体的に
  • ├セールスポイントでは「オリジナリティ」を意識する
  • └企画書ではビジュアルイメージを活用する
  • 企画書を作成するときに注意すべき点
  • ├なるべくシンプルにまとめる
  • ├アピールポイントがなぜ魅力的なのか説明する
  • └ゲームフローでは余計なことは書かない
  • まとめ

ゲーム業界の「企画書」の作り方

企画書とは?

ゲーム業界の企業はインターンや選考の際に企画書の提出を求めます。多くの学生が最初にぶつかるのが「企画書ってどうやって作るの?」「そもそも企画書って何?どんなものを用意すればいいの?」という疑問でしょう。

一般的に、ゲームの企画書に盛り込むべき重要な項目は次の5つです。

①基本事項(タイトル、対象ハード、作成者の名前・学校)
②コンセプト
③ターゲット
④セールスポイント
⑤ゲームフロー

企業によっては「この項目は必ず企画書に盛り込んで下さい」という指示が募集要項ページに記載されていることもありますので、必ずその要件を満たした企画書になっているか確認して下さい。

対象ハードは応募企業に合わせる

ゲームをプレイするときに使用する端末の名称を書きます。ただし、自分が応募する企業にあわせたハードを使った企画にしましょう。任天堂系列の企業にプレイステーション4でプレイできるゲームの企画書ばかりを提出するというのはリスクでしかありません。

企業に向けて「私はこういうゲームを作りたい。だからこの企画を持ってきました。そしてそういうゲームを貴社で作りたいんです」と一貫して言えなければいけないのです。
どういうゲームにするか悩んでいる方は、どういった層の人が対象ハードを利用しているかからどんなゲームにすれば人に刺さるのか考えても良いと思います。

ゲームコンセプトを決めよう

まずはどんなゲームなのかがわかるコンセプトを決めましょう。ひとえにゲームといってもRPG(ロールプレイングゲーム)やノベルゲーム、FPSなど様々なジャンルがあります。どういったことをするゲームなのかが一目でわかるゲームコンセプトを考えましょう。そのときに既存のゲームとどう差別化するか意識してコンセプトを考えると良いでしょう。

ターゲットは具体的に

「30代男性」などとざっくり書くだけでは、これをわざわざ記載する意味がありません。「このゲームはどんな人達の心に刺さるのか?」と考えてみて下さい。

たとえば自分が作ったゲームがFPS(ファーストパーソン・シューター)で、有名な戦争をモデルにしたゲームであれば、既存のゲームで似たようなものがいくつかあるはずです。

「○○や✕✕のようなRPGをプレイするのは、どんな人達だろう?」「どんなところを面白いと感じて、あのゲームをプレイしているのだろう?」と考えてみて下さい。それがこのゲームの狙い、面白さという部分に現れてくるはずです。

セールスポイントでは「オリジナリティ」を意識する

「ゲームの面白さ」「こういうプレイ体験をユーザーにさせたい」というキモの部分です。

「このゲームはどういう体験をプレイヤーに提供するのか」「どういうポイントがプレイヤーにウケるから売れるのか」「何を魅力に感じてプレイヤーはこのゲームをプレイするのか」を考えてみましょう。

ここでは独自性があるかどうかも見られます。乙女ゲームの企画だからと言って、「イケメンと恋愛できることがこのゲームの面白さです」と言っても、「じゃあ既存のゲームでいいよね?」と言われてしまうというもの。

多くの人は、自分が好きなゲームによく似たゲームを作ってしまうものです。避けたいのは、面接で「何のゲームが好きなの?」と聞かれて答えたら「そのゲームと君の企画、よく似てるよね。パクリ?」と言われてしまうこと。オリジナリティのない作品は誰の心にも残りません。

「このゲームは○○という部分が面白いので、✕✕なプレイヤーにウケます」と言えなくてはなりません。だからターゲットを深掘りして考える必要があるのです。

企画書ではビジュアルイメージを活用する

企画書の作成においては、できるだけビジュアルイメージを増やすことが重要です。

たくさんのビジュアルを使い、読み手にゲームのプレイ映像を想像させる必要があります。 もし使えるならフォトショップやイラストレーターで簡単にゲームのプレイ画面を作ってみましょう。建築学科やデザイン系の学部生はツールを使ってみごとな企画書を作ってきますので、知り合いにそのようなツールに慣れている人がいたら教えてもらうのも良いかもしれません。
もちろん絵を描くのが苦手な人はフリー素材を使用しても大丈夫です。

企画書を作成するときに注意すべき点

なるべくシンプルにまとめる

自分が作りたいゲームを説明する企画書なので、筆が乗っていろんな情報を書いてしまう人もいるでしょう。しかし、企画書の情報量が多すぎると、見づらかったり、要点が採用担当に伝わらなかったりすることがあります。なるべく1枚1枚をシンプルにまとめ、何が伝えたいのかわかりやすい企画書を作成しましょう。企画書はA4用紙5枚程度にまとめられていると良いです。

アピールポイントがなぜ魅力的なのか説明する

自分ではゲームのこの部分がアピールポイントだと思っていても相手に魅力的に映っていないと意味がありません。なぜ魅力的なのか、ターゲット層や最近のゲームの流行を交えつつ書けると良いでしょう。

ゲームフローでは余計なことは書かない

多くの方が、ここを書くのが一番難しいと感じるでしょう。たとえば、とあるRPGのゲームフローは「探索する」→「敵と戦う」→「経験値をもらってレベルを上げる」→「仲間のモンスターを増やす」→「探索する」……の繰り返しですよね。

このサイクルのように、「このゲームはどんな流れで進んでいくのか」を明確にしましょう。ここが伝わらないと、「結局このゲームでは何がしたいの?」と思われてしまいます。ここで世界観やあらすじ、登場人物などを細かく説明する必要はありません。書きたくなるでしょうが、多くのゲームにおいて世界観や登場人物はあとから決めていくことです。

もしこれが乙女ゲームの企画であれば、どこでどういうトキメキをプレイヤーに提供したいのかを説明するために登場人物やあらすじを書く必要があるかもしれませんが、そうでなければ概要だけにとどめましょう。

また操作方法を細かく書く人もいますがそれは仕様書です。プレイヤーに楽しんでもらいたいポイントを説明するためにどうしても必要であれば盛り込まなければいけませんが、そうでないのであれば無駄な説明は省き、どんな遊びなのかを伝えることに専念しましょう。

まとめ

スマホの普及や技術の進歩により、早いスピードで進化しているゲーム業界。近年は就職先としても、大変人気の高い業界になってきています。

ゲーム業界の就活では、企画書の提出を求められることもあるので、ほかの業界にはない準備も必要になります。ほかの業界志望者よりも早く企画書の作成や自己分析に取り掛かり、万全の準備をして就活にのぞみましょう。



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