インターンで宿泊するホテルの選び方・探し方・安く泊まるコツ

大学生が遠方からインターンに参加する時の心配事のひとつが宿泊場所でしょう。宿泊費が出ない場合は自己負担となるため、ホテルはなるべく費用をかけずにゆっくりとできるところを選びたいものです。

ここではインターンの際に宿泊するホテルの選び方や探し方について解説します。なるべく費用負担が軽くなるコツ、注意すべきポイント、持ち物なども参考にしてください。

インターンシップで使うホテルの選びかた
目次

インターンでホテル宿泊が必要なケースとは?

短期・長期のインターンシップ

2日〜1週間の短期インターン、数週間〜1ヶ月の長期インターンに遠方から参加する場合は宿泊が必要となるでしょう。実施場所が家から通える距離だったり、会社の近くに親戚や友人がいて泊めてもらえる人はホテルを手配する必要はないです。

交通費が高い場合

自宅から通える範囲内でも、往復の交通費が4000円以上になる場合はホテル宿泊をしたほうが安く済む場合があります。移動もラクになりますし、時間や手間の節約にもなるでしょう。

朝早く起きる自信がない場合

インターンシップの集合時間が早めの時間で、自宅から距離があるとかなり早い時間に出発しなければなりません。朝早く起きるのに自信がない人は、集合場所近くのホテルに宿泊するのがいいでしょう。

インターンに適したホテルとは

ビジネスホテルがおすすめ

大学生がインターンシップのために利用するなら、比較的料金の安いビジネスホテルがおすすめです。ビジネスホテルならお手頃な価格で、最低限の設備、プライベートなスペース、快適さが保証されます。

会社から近いホテル

インターンシップ中は慣れない環境ということもあり、肉体的にも精神的にも負担がかかります。できるだけ移動距離は短いほうがストレスが抑えられるでしょう。

特に東京に慣れてない方にとって、朝と夕方の満員電車は大きなストレスになります。有意義なインターンシップにするためにも、仕事以外で感じる負担をできるだけ減らすようにしましょう。

Wi-Fi環境が整っている

宿泊中に調べものや息抜きでネットを使いたい場合は、フリーWi-Fiが完備されているホテルを選ぶのがいいでしょう。費用負担をなるべく軽くしたいなら、通信費も考慮しておきたいポイントです。

ホテルの探し方

booking.comや楽天トラベルで探す

インターネットで探すなら、「booking.com」や「楽天トラベル」などで調べるのがよいでしょう。他にもいろいろなサービスがありますが、基本的にはどのサービスを使っても同じホテル・部屋が表示されるので違いはありません。

自分が参加するインターン先の企業の最寄り駅と期間を入力すると条件にあったホテルを表示してくれます。そこから自分が気に入ったホテル(価格や部屋など)の予約をしましょう。クレジットカードを作っておくと決済がスムーズですので、持っていない大学生は作ってみてもいいでしょう。

Airbnbもおすすめ

ホテル検索サービスとは別に、Airbnbを利用するのもおすすめです。Airbnbとはいわゆる「民泊」可能物件を紹介し、決済を仲介しているサービスです。ホテルとは異なり人件費や設備費などが宿泊代に影響しないので、同じクオリティの部屋でもAirbnbに掲載されている部屋の方が安い傾向があります。

ホストの方が近隣のお店などのおすすめスポットを紹介してくれたりもするので、土日の観光にもうってつけです。長期滞在をする場合は部屋の掃除などは自分でしなければならないので注意が必要です。

インターン中の宿泊費用をなるべく抑えたいなら

カプセルホテルやホステルを利用する

できるだけ安く済ませたい方はカプセルホテルやホステルが選択肢になります。都内でも一泊3000円前後から泊まれるので一般的なビジネスホテルよりも宿泊費を安く抑えることができます。ただし、カプセルホテルやホステルは安い分プライベートスペースが少ないです。

漫画喫茶やネットカフェでの宿泊を考えている人もいると思いますが、これらもプライベート空間の確保に難があります。自分だけの空間でしっかり1日の疲れをとりたい方は、ビジネスホテルをとるのが無難です。

素泊まりにする

ホテルの部屋を決める際に、食事付きプランか、食事なしの素泊まりプランにするかどうかを選べる場合があります。

時間のないインターンシップ中はホテルで食事が出たほうがありがたいですが、その分料金がアップすることが多いです。近所のスーパーやコンビニでご飯を買ったり、インターンシップ先の食堂を利用すれば宿泊費を抑えることができるでしょう。

学割や長期割を利用する

学割が利用できるホテルや、大学生のインターンシップ利用のために長期割引のプランが用意されているホテルもあります。こうしたホテル・旅館を探してみるのもいいでしょう。

宿泊費が支給されるインターンを選ぶ

遠方から参加する学生には、交通費や宿泊費を負担してくれるインターンシップも少なくありません。募集要項に書いてあるので確認してみるか、インターンの担当者に聞いてみるといいでしょう。

寮を用意してくれるインターンを選ぶ

企業によっては宿泊が必要な学生のために寮を用意してくれる場合があります。普段は社員や関係者のみが生活している寮ですがインターン生が利用できることもあります。

寮で食事などを一緒にすることで勤務時間以外でも企業の方と交流することができるメリットもあります。ただし、会社の寮もクオリティは様々です。相部屋であったり、お風呂とトイレが共用の場合も十分ありえます。

インターンでホテル宿泊する際の注意点

ホテル予約は早めにしておく

ホテルは繁忙期があるのはもちろん、近くでイベントがあったり団体客の予約があったりするとすぐに満室となってしまいます。想定していたホテルが満室で予約できなくなってしまうことのないよう、できるだけ早く予約しておくのがいいでしょう。早めに予約すると早期割引がきく場合もあります。

領収書をもらっておく

企業が宿泊費を負担してくれる場合は、必ず領収書をもらっておきましょう。交通費や宿泊費の請求には領収書の提出が必須のことが多いです。

費用を負担してくれるからといって高級ホテルを予約するのはやめましょう。企業が想定しているのは1万円前後のビジネスホテルなので、あまりに高い宿泊費を請求すると非常識な学生だと思われ評価が下がる可能性が高いです。

ホテル宿泊に必要な持ち物

特別必要な持ち物がある場合は、企業からのインターン案内メールに記載されているので確認してみてください。とくに記載がない場合でも、メモ帳とペンなど筆記用具は用意しておきましょう。交通費や宿泊費の請求に印鑑が必要なこともあるので持参するのがおすすめです。

洗濯ができない場合もあるので、替えの下着、ワイシャツ、靴下、ストッキングなどあると安心です。荷物が多少重くなっても大丈夫なら、パソコンやモバイルバッテリーもあるといいでしょう。

最後に

就活中は何かとお金がかかるので、ホテルはなるべく宿泊費負担が軽くなるところを選びましょう。今後もホテル利用が増えそうなら、この機会にホテルの選び方や予約の仕方に慣れておくと安心です。

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