フィンテックとは?事例やメリット・デメリットなどわかりやすく解説

フィンテックという言葉は、ニュースなどで耳にしたことがあると思います。「なんとなく金融に関わることかな」という程度で詳しくは知らないという方も多いのではないでしょうか?

ここでは、フィンテックとはどんなものなのか、簡単にわかりやすく解説します。とくに金融業界やIT業界を目指す方は、フィンテックについて学んでおくと就活で役立つでしょう。

就活でよく聞くフィンテックとは?具体的な内容を徹底解説!
目次

フィンテックとは?

FinanceとTechnologyの造語

フィンテックは「Finance」と「Technology」を掛け合わせた造語です。金融とテクノロジーの技術を掛け合わせた分野、サービス、技術などの総称となっています。

フィンテックの例

フィンテックの実例は、みなさんの身近なところにもたくさんあります。例えば次のようなものがフィンテックを活用したサービスです。

キャッシュレス決済
ネットバンキング
クラウドファンディング
仮想通貨
ロボアドバイザー

スマートフォンで銀行口座の残高をチェックしたり、インターネットで買い物をした際にスマートフォンやパソコン上でクレジットカードの決済をするなどはフィンテックのサービスです。

フィンテックのメリット・デメリット

メリットとしては、「コストの削減」「利便性の向上」などがあげられます。サービスや作業の自動化や効率化が可能になり、コスト削減に繋がっているケースが多いです。また、インターネット上でサービスが利用できることで、利用者の利便性が向上します。

デメリットとしては、安全性について懸念点があることです。ハッキングによりパスワードが盗まれたり、アカウントの乗っ取りなどがあると、サービスを不正に利用されたりします。また、企業のシステムが攻撃を受ける可能性もあります。

フィンテックの今後

フィンテック関連のサービスは、今後も増えていくことが予想されます。とくに近年は、保険業界でのフィンテック導入が増えています。

しかし、テクノロジーの急速な発展とサービスの急拡大で、法整備が追いついていないのが現状です。今後はさらにフィンテックの活用範囲が広がることが予想されるため、早急に法律の整備が求められます。

フィンテックについてさらに詳しく

フィンテックに関わりが深い業界や仕事

一番身近なのは、キャッシュレスサービスやネットバンキングでしょう。銀行や小売業界はフィンテックと非常に密接な関わりがある業界です。AIを活用した投資アドバイスや保険業界での導入なども増えているので、これらの業界に就職を考えている方はフィンテックについて学んでおくといいでしょう。

企業間での送金や給与の支払いなどで、経理や会計関連のサービスが利用されることが増えています。経理の仕事を希望している方は、新しいサービスの導入や活用方法について知識が求められるでしょう。

フィンテック関連のサービス事例

フィンテック関連の代表的なサービスやシステムをご紹介します。

キャッシュレス決済
現金を使わずに、スマホなどを使って支払いができるサービスです。有名なサービスだと、Suica、PayPay、メルペイ、楽天ペイ、ゆうちょPayなどがあります。

クラウド会計
経理業務をクラウド上で行えるサービスです。業務が効率化できたり、人為的なミスが減らせるなどの利点があり、導入する企業が増えています。代表的なサービスとしては、マネーフォワード、フリーなどがあります。

クラウドファウンディング
プロジェクトに資金提供してくれる人をネット上で募り資金を集めるのが、クラウドファウンディングです。少額であっても寄付がしやすいことから、近年急速に普及しています。代表的なサービスとしては、キャンプファイヤー、レディーフォー、マクアケなどがあります。

資産運用
資産運用において、AIが投資アドバイスをするサービスも登場しています。ロボアドバイザーなどとも呼ばれます。代表的なサービスとしては、ウェルスナビ、テオなどがあります。

最後に

「フィンテックを日常的に使用していた」「当たり前のように関わっていた」という方も多いのではないでしょうか?今後フィンテックに関わるビジネスやサービスはさらに増えていくでしょう。引き続き注目しておきたいキーワードの一つです。


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外資系の銀行は日系の銀行とどう違う?仕事内容や就職活動対策を解説!
外資系の銀行は日系の銀行とどう違う?仕事内容や就職活動対策を解説!

今もなお、就活生に高い人気を誇る銀行ですが、同じ銀行でも外資系と日系とではたくさんの違いがあるため、その違いを理解せずに就職活動を続けると、思うようにうまくいかないことも。 そこで今回は、外資系の銀行と日系の銀行の違いや仕事内容について解説します。また、外資系の銀行を志望するなら押さえておきたい就職活動対策もご紹介しますので、ぜひご覧ください。 外資系の銀行とは? 外資系の銀行の特徴 外資系の銀行と言えば、一般的に「外資系投資銀行」を指します。私たちが一般的にイメージする「銀行」は個人や企業に融資を行い、その金利から利益を得ています。 一方、外資系投資銀行は、企業の証券を買い取ることで資金調達をサポートしたり、他の企業を買収・合併するM&Aに関する助言を行ったりといった業務に取り組んでいます。 証券会社と似ていますが、証券会社は投資家同士の売買を仲介しているのに対し、投資銀行は企業から証券を買い取って販売している点が異なります。 日系の銀行との違い 日本では投資銀行の機能は独立しておらず、銀行や証券会社がその役割を担っています。日系銀行では国内における小さな案件から大きな案件まで幅広く対応しているため、「金融業界の様々な業務に触れたい」という方には、日系銀行を選ぶ方が良いでしょう。 一方、外資系投資銀行では国境を越えた取引に触れることができます。また、日系銀行に比べて多忙ではありますが、給与も高い傾向があります。グローバルに活躍したい方や、やりがいや高給を求める方におすすめです。 代表的な外資系の銀行 アメリカの代表的な外資系銀行としては、ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、JPモルガン、メリルリンチなどが代表的です。 また、ヨーロッパでは、スイスのUBS証券やクレディ・スイス証券、ドイツのドイツ銀行、フランスのBNPパリバ、イギリスのバークレイズ証券などが有名です。 外資系の銀行における仕事内容とは? 外資系投資銀行は次の4つの部門に分かれています。 投資銀行部門 投資銀行部門は、先ほどご紹介したような企業の資金調達やM&Aに取り組む部署を指しており、企業に営業を行う「カバレッジ」と、商品開発を行う「プロダクト」に分かれています。 外資系投資銀行のメインとなる部署であり、他の3つの部署よりも激務であると言われていますが、就活生から高い人気を誇っています。 マーケット部門 マーケット部門では、株式などの金融商品について銀行や保険会社に営業を行う仕事を行っています。 個人の投資家とは異なり、銀行や保険会社に所属する機関投資家を対象として営業を行うため、高い専門性と共に、「この人なら信用できる」と感じさせるようなコミュニケーションスキルや人間的魅力も必要となる仕事となっています。 アセット・マネジメント部門 顧客に代わって資産運用を行うのが、アセット・マネジメント部門での仕事です。個人や企業といった顧客の資金を預かり、それを元手として様々な金融商品の売買を行い、儲けた資金の一部を手数料として受け取ることで利益を得ています。 非常に高い金融知識が求められるため、全くの未経験で取り組むことは難しい業務となっています。 リサーチ部門 リサーチ部門では、世界経済の動向に調査・分析しながら、データをもとに今後の市場の動きを予測してレポートにまとめていきます。 そのレポートをもとに投資銀行部門での企業への営業などが行われることになります。そのため、必要な情報を収集する能力や、情報をもとに論理的に思考する能力などが求められます。 外資系銀行で求められる人材とは 高学歴 銀行に限らず、外資系の企業では実力が求められます。しかし、多くの学生に対応しなければならない就職活動では、1人1人の実力を丁寧に見極める余裕はありません。そのため、1つの指標として「学歴」が重視され、高学歴の就活生が集まってくる傾向があります。 高い語学力がある 外資系銀行では、海外の企業との取引の機会が少なくありません。そのため、問題なく業務をこなせるだけの高い語学力が必須です。また、面接が全て英語で実施される外資系銀行も多いため、英語力に自信のない場合には早めに対策しておく必要があります。 すでに高い英語力が身についている場合には、志望企業で必要となりそうな別の言語を身に着けておくと、さらなるアピールポイントになるでしょう。 激務にも耐えうる体力と精神力がある 外資系銀行では結果が全て。そのため、自分の担当する業務に全力で取り組む必要があります。案件によっては長時間労働が何日にもわたって続くこともあります。 外資系銀行では、そのような忙しさの中でも一切のミスなく、適切に業務を処理し続けられる体力や精神力が求められるのです。 論理的な思考力がある 外資系銀行の新卒採用では、論理的な思考力があるかどうかも重視されます。課題の分析や顧客とのコミュニケーションでは、ロジカルな思考や説明能力が必要だからです。 そのため外資系銀行には理系学部出身の人も多いです。論理的思考が苦手だと感じている方は、普段から論理立てて考え説明する訓練をしておきましょう。 外資系銀行を志望するなら押さえておきたい就職活動対策 英語での自己紹介 外資系銀行の面接は、英語で行われることもあります。銀行により異なりますが、まずはじめに日本語での面接があり、途中で外国人の面接官に交代して英語で質問されることもあります。 英語での面接といっても、聞かれることは一般的な面接と同じで、「自己紹介をしてください」「志望理由は?」「学生時代に力を注いだことは?」などです。あらかじめ内容を考えておき、重要な部分を暗記をしておけば乗り切れるでしょう。 GD(グループディスカッション)対策をしておく 外資系銀行の選考では、GD(グループディスカッション)が盛り込まれていることが多いです。面接と一緒のタイミングで実施されることが多く、面接の後に20〜30分のGDが設定されています。 GDでは、状況や流れを意識してうまく自分をアピールする必要があります。慣れも必要なので事前に対策や練習をしておくことをおすすめします。 インターンシップに参加する 外資系銀行への就職を目指すなら、できる限りインターンシップに参加する必要があります。中にはインターンの参加が、本選考への必須条件となっている銀行もあるからです。 本選考参加の条件とはなっていなくても、本選考で優先的に内定がもらえたり、一般とは別ルートの選考が用意されるケースもあります。外資系の銀行は実力さえあれば、インターンの時点で採用されることもあります。 外資系銀行のインターンに参加するためには非常に高い倍率のインターン選考を突破する必要があります。インターンへの参加を考えている場合には、そちらもぜひ早めに対策してくださいね。 最後に 今回は外資系銀行の特徴や仕事内容、就職活動対策をご紹介しました。外資系銀行は競争率が高いため、興味があるなら早めに就職活動対策に取り掛かりましょう。インターンシップの募集情報などもこまめにチェックしておくことをおすすめします。 ...

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就活で志望業界は絞るべき?業界を絞るメリットと注意点を解説!
就活で志望業界は絞るべき?業界を絞るメリットと注意点を解説!

業界を絞るか否か、また業界をどこまで絞るかと悩んでいる学生は少なくありません。この記事では、志望業界を絞るメリット・デメリット、また業界を絞る際の注意点を解説します。 業界を絞るメリット・デメリット メリット 業界研究の効率が良くなる 業界を絞ることで、業界研究をする数を絞ることができるので、その分深く業界研究をすることができます。 就活の軸がはっきりして志望理由や熱意が伝わりやすくなる 業界を絞る分、就活軸に一貫性を持たせることができるため、ESや志望理由などをつくりこむことができます。 デメリット 選択肢が減る 業界を絞ることで、受ける企業の選択肢は減ってしまいます。絞った業界以外に向いている企業があっても、見つけにくくなります。 視野が狭くなる 業界比較をすることで志望業界への志望理由が固まります。そのため、業界を絞る際は、さまざまな業界と比較したうえで絞っていくのが良いでしょう。 業界を絞る時の注意点・意識すべきこと 先ほど挙げた業界を絞ることによるデメリット、すなわちリスクをできる限り減らすために注意するポイントを解説していきます。 好きだからという理由で安易に絞らない 最初から先入観をもって業界を絞ってしまうよりも、自分に合った業界を求めてできるだけ幅広い業界をリサーチすると良いでしょう。視野を広げて興味のなかった業界も見てみることが重要です。 早い時期から志望業界を絞りすぎない 業界を絞る際は、焦らないことが重要です。就活に余裕を持たせるためではなく、自分に合った業界、そして自分によりあった会社を見つけるために業界を絞るのです。夏ごろに志望業界がなんとなく固まったとしても、就活が本格化するまで残り半年も自身の可能性を狭めることのないよう、他の業界も検討し続けるのが良いでしょう。 価値観やキャリアビジョンと照らし合わせて企業を選ぶ どれだけ業界研究をしても、企業のニーズに沿った人材でなければ、内定を得ることはできません。「業界への理解度の深さ=内定に近い」わけではありません。自己分析をもとに、自分に合った業界・企業・職種を選択しましょう。 実際に就活業界を絞るのはいつ?どのくらいに絞る? 絞る目標業界の目安は3つ 説明会や就活解禁後のスケジュールを考えると、業界を3つ程度に絞るのが良いでしょう。あくまで目安なので、自分の裁量によって志望業界を増減させても大丈夫です。就活に正攻法はありません。自分のキャパシティを理解し、自分に合った選択をしましょう。 就活業界を絞るのは冬ごろ 就活を始めるのが早いほど余裕が出るのと同様に、業界を絞るのも早いほうが就活に余裕がでます。しかし、時間がたてば、自分も変わり、価値観も変わる可能性が高いです。自己分析をもとに志望業界を検討し、冬ごろに決定するのがおすすめです。 業界を絞る前にやるべき3ステップ 自己分析・自己診断で、適性を知る スマホですぐにできる無料の診断や就活エージェントの方と話をして診断してもらえるサービスもあります。そういったツールや就活エージェントを上手く組み合わせて利用し、自分のことを多角的に知っていくとよいでしょう。自分の価値観を明らかにし、向いている業界や職種を決めます。 業界を知る 身近な業界だけでなく関わりのない業界も知るために、業界地図などを用いて、さまざまな業界を見ていくとよいでしょう。そして、興味のありそうな業界、適性がありそうな業界をピックアップしていきます。同時に自分がやりたくない仕事、興味のない業界は排除していきましょう。 業界ごとのインターンシップや説明会に参加する 今はインターネットでのリサーチや、パンフレットの取り寄せ等も気軽にできるので、そちらを有効に使いつつ、実際に企業説明会やインターン、OB/OG訪問へ足を運びましょう。さまざまな方法で情報を得るようにします。 最後に 効率よく就活を進めるためには、ある程度業界を絞ることが重要になってきます。まずは自身の視野を広げるために、さまざまな業界を調べていくのが良いでしょう。自分の適性と業界選択のすり合わせを丁寧に行い、納得の行く就活への準備を進めましょう。 ...

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外資系の製薬会社はどんな企業があるの?仕事内容や就職活動対策を解説!
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年収が高く、社会に貢献できる製薬会社の仕事。とくに外資系の製薬会社は華やかなイメージがあり、志望企業として検討しているという方は多いのではないでしょうか。 ここでは、外資系製薬会社の売上高ランキングや動向、具体的にどういった企業があるのか、製薬会社ならではの主な職種と仕事内容、就職活動の具体的な対策法を解説します。 外資系製薬会社ランキングと製薬業界の動向 外資系製薬会社売上高ランキング 志望企業を決定するために、外資系製薬会社の最新ランキングが気になっている就活生も多いと思います。 ここではAnswersNewsが発表している、2019年度版の外資系製薬会社売上高ランキングをご紹介します。 ※2018年12月期の世界売上高が100億ドル超の製薬会社24社の業績を集計したデータを元にしたランキングです。 【2019年度版 外資系製薬会社売上高ランキング】 1位 ロシュ(スイス) 2位 ファイザー(アメリカ) 3位 ノバルティス(スイス) 4位 メルク(アメリカ) 5位 グラクソ・スミスクライン(イギリス) 6位 ジョンソン・エンド・ジョンソン(アメリカ) 7位 サノフィ(フランス) 8位 アッヴィ(アメリカ) 9位 イーライリリー(アメリカ) 10位 アムジェン(アメリカ) 外資系製薬会社の動向 世界的に見ても大きなマーケットである日本の製薬市場には、外資系企業が相次いで参入しています。そして外資系製薬会社は、日本国内で売り上げやシェアを順調に拡大しています。 グローバルで規模の大きな外資系製薬会社は、潤沢な資金に加えて人材やデータの量も豊富です。規模の大きな外資系製薬会社は、新薬の開発力が高くそれが大きなアドバンテージとなっています。 外資系製薬会社には主にどんな企業があるの?有名企業の事業内容や社風を紹介 ファイザー アメリカのニューヨークマンハッタンに本社を置く、医療用医薬品に特化している業界最大手の企業です。ガンやワクチンから希少疾病系まで多くの種類の疾患に対しての薬剤を提供しています。 会社としては世界150カ国、約7万人の従業員が働いており、そんな世界を股にかけたファイザーならではのグローバルな研究開発体制で、様々な革新的な薬品を作っています。 "Working together for a healthier world"より健康な世界の実現のためにを理念としており、グローバルな視点を持っている会社です。 ロシュ 世界第2位の売り上げを誇る、医療用医薬品と臨床検査機器、臨床検査薬を扱っている企業です。特に抗がん剤とバイオ系の医薬品開発に強みがあります。 日本では、ロシュの製品のうち臨床検査機器、臨床検査薬をロシュ ・ダイアグノスティックスが、医薬品部門を中外製薬が扱っています。また、グループカンパニーの強みを活かして、個人それぞれの特徴に合わせた個別化医療への取り組みなども行なっています。 社風としては、ロシュ グループ全体として「誠実、勇気、情熱」という価値観が共有されており、社員にも引き継がれ、互いを尊重し、信頼しあうことが重要視されています。 ジョンソン・エンド・ジョンソン 最先端の医療機器から医療用医薬品、一般消費者向けの製品まで幅広く事業を行なっている世界最大級のヘルスケアカンパニーです。 特に医療機器では最大手であり、医薬品業界でも2018年では売り上げトップについています。医療用医薬品ではガンや中枢神経系などの4つの分野に絞って提供していることが特徴です。 外資系製薬会社の仕事内容は?職種と業務内容を解説 マーケティング 仕事内容自体は他の業界のマーケティングと同様、自社の製品である医薬品の市場調査をし、ニーズをさぐり、営業戦略、販売戦略を練るという仕事です。 しかし、医薬品は流通の仕組みが他の製品とは異なり特異的であることと、薬事法などにより規制が厳しいことから、業界ならではのマーケティング知識が必要になってきます。 MR Medical Representiveの略称で、医薬情報担当者と訳されます。会社の医療用医薬品をデータをもとに医師や薬剤師に紹介し、買ってもらうように誘導する営業の仕事です。 医薬品や医療について日々勉強することが求められます。年収が高いですが、実力主義がもっとも根付いている職種といえます。 研究職 研究により新たににわかったことや開発された物質などをもとに化合物を作り、新薬の開発を行う仕事です。開発は10年単位で行われており、投資額は何千億という額に及ぶこともあります。 開発職 研究職が作った薬品の有効性や副作用を調べるなどの臨床実験を行い、安全性を確保したりする仕事です。 外資系製薬会社の就職活動対策はあるの? 選考時期は? 外資系企業は選考が早く始まり内定が早く出る企業が多いですが、製薬会社はそうではないところが多いです。 主な選考スケジュールとしては、3月にプレエントリーをし、ESを提出、3月下旬から4月に面接が行われ、4月から5月に内々定といった感じになります。 技術職の方がスケジュールが遅いこともあります。職種によっても変わったりしてくるので、ES提出締切はしっかり調べておきましょう。 日系製薬会社もほぼ同様で、4月ES受付、5月から6月にかけて面接、内々定というスケジュールが多いので、製薬会社を目指す学生は忙しいとは思いますがきちんと締切を確認しておきましょう。 英語力を身につけておこう 外資系製薬会社は入ってからは職により英語を使ったり使わなかったりしますが、英語ができる人の方が就活においては有利になります。 就活では英語能力はTOEICのスコアによって判断されることが多いので、外資系製薬会社を志望する人はTOEICを勉強しておくことが重要です。企業によっては採用基準にTOEICのスコア何点以上と設定されているところもあります。 論理的にはっきりと話そう 基本的には、外資系製薬会社も他の企業と同様でなぜその会社で働きたいのかだったり、その会社で何ができるのかだったりと会社の社風にあった人材かどうかを見ています。 そのため、業界分析や企業分析はしっかりと行いましょう。また、製薬会社としては、なぜその職種を希望するのかといった職種に対しての志望理由もしっかりと言えるようにしましょう。 外資系企業の面接やグループディスカッションで日本企業よりも意識しておくべきことは論理的にはっきり話すことです。外資系企業は実力主義の風土であり、意見をはっきりと相手に伝えることが重要になってきます。 企業に入ってからの行動も見据えて見られていることを忘れないようにしましょう。まとめると、行動力、将来性、社風に合うこと、臨機応変さ、対人能力をアピールすることが重要です。 インターンシップに参加しよう 外資系製薬会社は内定直結型のインターンを実施する企業は少ないと言われていますが、企業によっては内定に直結するところもあるようです。 外資系製薬会社は人気が高いため、インターンシップの倍率も高くなっていますが、積極的にインターンシップに応募して、参加するようにしましょう。 最後に 外資系製薬会社について少しでも詳しくなれたでしょうか。製薬会社を目指す学生は外資系製薬会社も日系製薬会社もほぼ同じ時期なので、忙しくなることが考えられます。 早めにSPIやWebテスト、面接対策しておくことを心がけましょう。また、内定に近づくためにも会社説明やインターンは積極的に調べて参加することをおすすめします。 ...

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「インターンシップは大学3年生が就活のために行くもの」と考えていませんか? 確かに日本の大学生の多くは、大学3年生(あるいは修士1年生)になって周りが「就職活動」を意識する雰囲気になってきてからインターンシップへの参加を考え始めているようです。 しかし、インターンシップガイド運営事務局は大学1・2年生にもインターンシップへの参加をおすすめしたいと考えています。 今回は大学1・2年生がインターンに参加するメリットや、参加するための準備などについて解説していきます。 インターンシップについて知ろう インターンシップとは インターンシップとは、学生が就職する前に一定の期間はたらく就業体験のことです。日本では、就活のためにするものというイメージが強いですが、必ずしも就活のためにするということではありません。 短期インターンやセミナー型と呼ばれるものもあります。こちらは企業説明会に近く上記のイメージには当てはまらないかもしれません。 1年生・2年生から参加する場合には、短期インターンではなくて、長期インターン・有給インターンと呼ばれる長期間に渡って参加するタイプにするとよいでしょう。 短期インターンは無給なことが多いですが、長期インターンは有給なことがほとんどです。 アルバイトと長期インターンの違い アルバイトも長期インターンのどちらもお金を稼ぐという点では変わりませんが、目的が少し異なります。 アルバイトの場合、雇用する側は人手を求めており、働く人はお金を求めています。そのため時間とお金を交換している感覚が比較的強くなります。 長期インターンでは、企業側は優秀な学生と知り合いたいという目的もありますが、基本的に学生の成長を応援しています。学生としてもスキルアップを期待して参加することが多いです。 「お金を稼ぐこと」に重きが置かれているのか、「スキルアップ」に重きが置かれているのかという点で異なります。 大学1年生・2年生がインターンに参加するメリット 仕事を本格的に経験して知ることができ、就職先選びのミスマッチを防ぐ 学生にとって、社会人の仕事がどのようなものなのかをイメージすることは簡単ではありません。 多くの大学生は3年生になって就職先を選び始める段階で初めて、企業の説明会や口コミ、インターネットなどで情報収集をして卒業後の仕事について知ろうとします。 しかし、それでは自分に合った就職先を考える期間が十分にありません。 また、説明会や口コミ、インターネットなどから得られる情報だけでは、仕事への理解度に限界があります。説明会やOB訪問でしっかり企業研究をして就職したのにもかかわらず、いざ働き始めてみるとやはり仕事が自分に合っていないと気付くという方は多くいます。 インターンシップに参加すれば、説明会に参加するだけとは違って仕事を実際に体験することになるので、その仕事が自分に合っているかどうかをきちんと判断することができます。 説明会で「営業」「企画」「エンジニア」など様々な職種の説明を受けただけという人と、インターンシップで実際にそれらの仕事を体験した人では、仕事内容や自分自身の適性に対する理解度が大きく変わりますよね。 インターンシップの経験があると就活の選考で有利になる 長期インターンシップでは実務を経験するので、ビジネススキルやビジネスマナーを身につけることができます。 また、インターンシップ先の企業からも入社のオファーがもらえることがあるだけでなく、インターンシップで会社に貢献した経験は就職活動で他の企業の面接を受ける際にもアピールになります。 よく大学3年生が参加する「短期インターンシップ」だとシミュレーションが主なので実際の仕事を経験するわけではなく、他の企業の面接でアピールできるような会社に貢献した経験は作りにくいのですが、長期のインターンシップならそれが可能になります。 大学3年生になる前から就活で役立つようなビジネススキル、ビジネスマナーを磨いて実務で活躍したという経験を持っていれば、同学年の中でかなりリードすることができるといえます。 高度な知識やスキルを活かした仕事ができ、より充実した学生生活になる 大学生の多くは、大学で学んでいる分野や将来就いてみたいと思う職業とほとんど関係のないアルバイトをしています。接客、塾講師、軽作業など…。 もちろんそのようなアルバイトでも得られることはたくさんありますが、大学で学んでいることや将来就いてみたい職業に大きく関連するような仕事を大学生のうちから体験できる「インターンシップ」があるということを、もっと学生に知ってほしいと思います。 学生がインターンシップで体験できる職種は、営業、エンジニア、企画、マーケティング、事務、広報など様々で、インターンシップガイドを用いて自分に合ったインターンを探すことができます。 様々な業種、様々な職種でインターンシップの募集があるので、あなたが経験してみたいと思うような仕事もきっと見つかるでしょう。就職活動のためだけでなく、充実した大学生活を送るためにインターンシップに参加してみてはどうでしょうか? 時間に余裕があるのでさまざまな経験が積める もしインターンシップを始めて合わない仕事だと感じたら、辞めて次を探せば良いのです。そうやって試行錯誤するためにも、時間に余裕がある大学1年生・2年生のうちから始めるのがベストですね。 1日や数日の短期インターンや、夏休み中だけのサマーインターンなどもあります。「まだ将来何をしたいか決まっていない」という人は、なるべくたくさんの企業や職種のインターンを経験してみると、やりたい仕事や興味のある分野が見つかるかもしれません。 就職活動が始まってからだとたくさんのインターンを経験している時間的な余裕がなくなるので、インターンを始めるなら今がチャンスです。 インターンについての疑問や不安を解消しよう スキルも資格も何もないけどインターンに参加できる? できます。はじめから仕事に使えるスキルを持っている大学生などほとんどいません。 仕事をしながら新しいことを学んでいく姿勢さえあればスキルや資格は不問で募集しているインターンシップがたくさんありますので、インターンシップガイドを使って探してみましょう。 エントリーシートや面接といった選考があるインターンもありますが、はじめからスキルや資格を求められるインターンは少なく、仕事を通じていろいろなことを学んでいく意欲さえアピールできれば問題ありません。 どんな企業がインターンを募集してるの? 大学1年生・2年生のインターン生を募集しているのは、中小企業やベンチャーが多いです。大手企業で募集しているところはあまり多くありません。 募集している業界はさまざまですし、職種も幅広いです。事務や営業以外にも、エンジニアやクリエイティブ系職種の募集もあります。 「仕事内容が知りたい」「職場環境が見てみたい」など気になる業界や企業がある人は、インターンシップに参加してみるのが一番ですよ。 インターンでお給料はもらえるの? 有給か無給かは、企業やインターンプログラムによって違います。基本的には1日や数日の短期インターンは無給のことが多く、数週間以上の中期間・長期間のインターンは有給となるケースが多いです。 お金がもらえてアルバイトのかわりにもなるような長期のインターンシップに参加するなら、就活やゼミなどで時間が取りにくくなる前の一年生、二年生のときがおすすめです。 インターンと大学の勉強・サークルは両立できるの? スケジュールについては、学生の都合に合わせて調整してくれる企業がほとんどです。週に何日・何時間働けるかなど、面接の際に相談しておくと安心ですね。 夜遅くまで営業している企業や、土日に勤務できる企業などもあります。最近はリモート作業ができるインターン募集も増えているので、そうしたインターンを探してみるのもいいでしょう。 大学生活の過ごし方の選択肢にインターンシップを! 学業、部活、サークル活動、アルバイトなど、学生時代に打ち込みたいものはそれぞれたくさんあり、そのどれも素敵な経験になると思います。 そういった中の選択肢の1つとして「インターンシップ」があるということを、大学1年生のうちから多くの大学生にぜひ知っておいてもらえたらと願っています! インターンシップガイドには、大学1・2年生におすすめのインターンシップ情報を多数掲載しております!あなたにあったインターンシップを探してみましょう!...

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