コンサルを就職先に考える理系学生が就活で意識すべきポイント

理系学生と言えば「研究職につく」「推薦による就職者が多い」というイメージが抱かれがち。しかし実際には、安定した働き方や待遇の良さなどを求めて、一般就職を行う学生も少なくないのです。

その中でも論理的思考力や専門性を生かせるコンサル業界は、理系学生から特に人気が高い就職先となっています。しかし、コンサル業界には多くの就活生が集まり、勝ち抜くにはポイントを押さえた就活対策が不可欠。

そこで今回、はコンサルを就職先に考える理系学生が、就活で意識すべきポイントや就活対策を解説します。

コンサルを就職先に考える理系学生が就活で意識すべきポイント
目次

コンサル業界とは?

コンサルとは

コンサル業界では、企業の課題分析をもとに解決方法の立案と実行のサポートに取り組むのが主な仕事です。コンサルで対応している課題は、人事制度や人材育成方法など社内に留まる内容から、資金調達やM&Aなど社外へのアプローチまで幅広い内容となっています。

コンサルの分類

対応できる課題に合わせて、コンサルの種類は以下のように分類されます。

■戦略コンサルタント:企業の経営改善を目指し、新規事業の開拓や新商品の開発、M&Aなど経営に関する課題の解決をサポートします。
■金融コンサルタント:企業の資金調達や保有する資産価値の向上を目指したサポートを行います。
■人事コンサルタント:企業内の人事に関する課題に注目し、人事制度の適正化や人材の採用・育成・配置への助言を行います。
■ITコンサルタント:企業のニーズに合わせてシステムの設計・構築を担っています。また、既存のシステムの改良を行う場合もあります。

コンサルは理系学生でも狙える?

論理的思考力が役立つ

理系学生は研究の中で「問題」について論理的に考えた上で「実験方法」を設定します。そして得られた「結果」を分析し、そこから「うまくいった理由/うまくいかなかった理由」を考察し、次の研究につなげていきます。

一方、コンサルの仕事でも「企業が現状抱えている課題」を分析し、得られたデータに基づいて「解決プラン」を提案・実行します。また、うまくいかない時には「なぜうまくいかなかったか」を考察し、新たなプランを立案していきます。

このように「研究」と「コンサル」で必要とされる論理的思考力は非常に似通っており、理系学生はコンサルにとって魅力的な人材になりえます。

専門性を生かせる現場も多い

コンサルでは理系学生の専門性を生かせる現場も多くあります。例えば、ITコンサルタントでは実際にシステム設計や構築に携わることになるため、プログラミングの知識を持った理系学生が重宝されます。また、金融コンサルタントでは数字を扱うことに抵抗感のない理系学生の方が有利であると言えるでしょう。

コンサルへの就職を目指す理系学生が意識すべきポイント

一般就職をする就活生とのつながりを持つ

多くの理系学生は推薦での就職や大学院進学を進路として考えているため、一般就職する理系学生は必要な情報が入手しづらくなります。また、ストレスやプレッシャーを感じやすい就活で、相談できる相手がいないと、就活を続けることさえ苦しくなってしまいます。

一般就職を行う就活生が集まるコミュニティやイベントに参加し、情報や気持ちを共有できる仲間を見つけるようにしましょう。

研究職を目指さない理由を前向きに伝える

世の中には「理系学生は研究職を目指すもの」というイメージがあります。そのため、コンサルの面接でも「なぜ研究職を目指さないのですか?」という質問に出会う可能性は十分にあります。

この質問に対し、研究職に行きたくない理由ばかり説明すると、「嫌になるとすぐ逃げる」というネガティブな印象が強くなってしまいます。研究職が嫌なのではなく、コンサルに強い魅力を感じたことをポジティブに伝えていきましょう。

なるべく早い時期から就活をスタートする

ゼミや研究にかなりの時間を割かなければならない理系学生は、文系学生に比べて忙しいです。就活に使える時間も限られてしまうため、なるべく早い時期から就活を開始して余裕を持って進められる準備をしておく必要があります。

就活の一番忙しい時期になると、スケジューリングはさらに難しくなるでしょう。自己分析・企業分析・筆記試験対策などは余裕のあるうちに少しずつでも進めておくと安心です。

インターンシップに数日や数週間を費やす暇がなくなることを想定して、就活時期よりも前に参加できるインターンなど探しておくといいかもしれません。早い時期からインターンに参加しておくと、就活本番での志望動機作成や面接などの練習としても役立ちます。

コンサルを目指す理系学生がすべき就活対策

コンサルのインターンシップに参加する

コンサルファームのインターンシップは、グループワークを通じてコンサルの仕事を体験するものが多いです。コンサルの仕事を実際に体験してみることで、やりがいや大変さなどがわかり、自分に向いているかどうかも見極めやすくなるでしょう。

インターンシップ中のグループワークでは、アドバイザーとして先輩社員がついてくれることも多いです。どんな人が多く在籍しているのか、どんな人が活躍してるのかなどがわかるので、企業で求められている人材の研究にも役立ちます。

できるだけ多くのインターンシップに参加してみるのがおすすめです。複数の企業を比較することで企業の特徴をつかみやすくなり、企業研究にも役立ちます。半日や1日だけのインターンプログラムもあるので、気になる企業やコンサルファームがあれば積極的にインターンに参加してみてください。

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コミュニケーション能力をアピール

就活でよく見られる理系学生のデメリットのひとつが、コミュニケーションが苦手だという偏見を持たれることです。実際に苦手でなくてもそうした考えを持つ採用担当者が少なくないことを自覚しておく必要があります。

自己PRでは仲間と協力して何かを成し遂げたエピソードを盛り込むなどして、協調性やコミュニケーション能力を積極的にアピールするのがいいでしょう。

専門性を高めるなら院卒でのコンサル就職も

専門的な知識がいかせるコンサル業界には、理系の院卒で就職している人も多いです。とくに外資の大手コンサルなどは、理系院卒で就活した人が一定数います。学部卒に比べて院卒の方が初任給が高いケースなどもあるので、専門性を高めたいなら院卒での就職を視野に入れておくのもいいかもしれません。

研究内容を分かりやすく説明する準備をしておく

就活の面接では研究内容を尋ねられることもあります。研究内容を説明しようとすると、つい専門用語を使ってしまいがちです。しかし、コンサルでは専門的な知識を誰にでも分かりやすく説明するスキルが求められます。研究内容の説明についても、どんな人でも理解できる言葉で伝えられるよう準備しておきましょう。

まとめ

コンサルは理系学生の「論理的思考力」や「専門性」を生かせる職種の1つです。理系学生は就活に使える時間が限られているため、会社説明会やOB・OG訪問を上手に活用すると共に、一般就職を行う仲間を見つけて、効率よく情報を収集するようにしましょう。

コンサルでは必要な情報を分かりやすく相手に伝えるスキルも必要とされます。理系学生がよく質問される「研究職を目指さない理由」や「研究内容」の伝え方も十分に検討しておきましょう。


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