就職に向けてスキルや資格を習得したいけど、ダブルスクールってよく分からない...。大学の授業が落ち着き、余裕が出てきた頃に友人がダブルスクールをし始めて焦っているなんて人もいるかもしれません。知っているようで知らないダブルスクールの種類や、メリット・デメリットを解説していきます!
- ・大学生のダブルスクールは大変?
- ├ダブルスクールとは
- └どんな人がダブルスクールしてるの?
- ・ダブルスクールのメリット
- ├専門的な知識や技術が学べる
- └資格が取れる
- ・ダブルスクールのデメリット
- ├お金がかかる
- ├忙しくなる
- └両方の勉強が中途半端になる
- ・ダブルスクールではどんなことを学ぶ人が多いの?
- ├資格取得を目指して学ぶ
- ├外国語を学ぶ
- ├IT関連の技術を学ぶ
- ├音楽・デザインについて学ぶ
- └アナウンサースクールで学ぶ
- ・まとめ
大学生のダブルスクールは大変?
ダブルスクールとは
ダブルスクールとは同時に複数の学校に籍を置き、勉強することを言います。例えば、大学生が専門的な知識を身につけるために夜間に専門学校に通うことや、逆に昼間の専門学生が大学の夜間コースに通うことも意味します。
どんな人がダブルスクールしてるの?
どのような人がダブルスクールをしているのでしょうか。
大学で所属する学部が手に職をつけられるところではなかった、将来的に希望する職種とは異なるコースを選択してしまったというなんてことが身に覚えのある人もいるのではないでしょうか。
大学生でダブルスクールをする人、つまり並行して専門学校に在籍する人の多くは、就職を見据えた目的を持って通っています。
ダブルスクールのメリット
専門的な知識や技術が学べる
大学では学べない専門的な知識や技術が習得できます。大学は幅広い知識を身につけられる反面、実践的な学習が欠けていることがあります。より実際のビジネスの場に近い技術や知識を、専門分野に特化した設備が整っている環境で学べるのは利点と言えます。
資格が取れる
学校、スクールによっては就職後に役立つ資格が取れます。独学でも取得できる資格がある一方で、国家公務員や公認会計士、司法書士、税理士、ネットワークスペシャリストなど学校で勉強しなければ合格するのが難しい資格は沢山あります。
その資格を実際に取得している先生から直接指導を受けることは、目的の資格を取得する一番の近道です。
ダブルスクールのデメリット
お金がかかる
ダブルスクールをするということは、大学ともう一つの学校両方の学費がかかることを意味します。1ヶ月や3ヶ月で習得できるコースであればまだ負担は少なく済みますが、専門学校の夜間コースなど大学と同じように毎日通うとなるとそれなりに高い授業料がかかることになります。
勉強の忙しさ・大変さによってはアルバイトをする時間を捻出できず、学費を自分で賄うことができないかもしれません。親御さんに経済的支援をお願いしなければならない状況も考えて検討する必要があります。
忙しくなる
専門学校やスクールに通う分、普段の生活は忙しくなるでしょう。専門学校に通う場合、昼間は大学に行き夜間は専門学校、空いている時間は課題や予習復習に当てるというように休む暇のない日々が予想できます。
短期間のスクールの場合でも、土日に講義が集中していたり、アルバイトを並行したり、その分自主学習に力を入れなければならないということもあります。
他の大学生がサークルやアルバイト、遊びを楽しむのを横目にしながらも、耐えられる精神力とモチベーションがないと続かないでしょう。
両方の勉強が中途半端になる
通い始めた専門学校やスクールの勉強に慣れていこうとする一方で、大学の授業も同じように進んでいきます。時にはゼミの課題・発表準備、定期試験の勉強も同時にしなければなりません。
特に、理系の学生は日々の研究もあります。片方の勉強が疎かにならないように、バランスよくモチベーションを保てなければ、両方が中途半端になる可能性があります。
ダブルスクールではどんなことを学ぶ人が多いの?
資格取得を目指して学ぶ
資格取得を目指してダブルスクールを行う人が多いです。具体例を挙げると、弁護士になるための司法試験の対策や公務員として働くための公務員試験対策、公認会計士資格を取得するためなどです。
こうした難易度が高く独学では難しい資格を取得するためなどの目的を持った学生がいます。これらの学校は専門性の高い分野であるぶん長期的に通うケースが多く、大抵は1〜3年の期間を有することになります。
外国語を学ぶ
英語や中国語など、ダブルスクールで外国語を学ぶ人も多いです。外国語は就活で有利になることも多いので、就活対策として学ぶ大学生も少なくありません。
比較的に短い期間かつ、週に数回といった習い事のような形で通えるスクールもあるので、大学と両立しやすいというのも学ぶ人が多い理由でしょう。TOEICや英会話関連のスクールなどがあります。
英会話関連のスクールはオンラインで授業を受けられることも多いので、自宅で学ぶことも可能です。忙しい人はオンラインで受けられる講座を探してみるのがいいでしょう。
IT関連の技術を学ぶ
また近年は、IT関連産業の発展に伴い、Webデザイナー、ITエンジニア、プログラマー、ネットワークエンジニアなどを目指すWeb業界のスクールが注目されています。
これらについても短期間で学べると謳う学校もありますが、習熟度は各個人で異なります。どの分野においても予習復習といった自主学習が必要になるため、負担が増えることに変わりはありません。
MOS試験のスクールは短期間で完結するものが多いので、それほど負担にならず資格取得が目指せます。
音楽・デザインについて学ぶ
音楽やデザインなどアート系に興味がある人も、ダブルスクールで学ぶことが多いです。アート系の専門学校では、夜間に授業を受けられるコースが設けられていることもめずらしくありません。
「大学の勉強をしながら好きなことも学びたい」「大卒の肩書きも欲しいけどアート系の仕事につきたい」という人は、ダブルスクールで興味のある分野について学ぶのもいいでしょう。
アナウンサースクールで学ぶ
アナウンサーを目指す学生は、アナウンサーを育成するアナウンススクールに通うことが多いです。とくにテレビ局が運営するアナウンススクールは人気が高いです。
発声練習やイントネーション、ニュース原稿の読み方などは、独学での習得は難しいものです。アナウンサーの選考は非常に倍率が高い狭き門なので、専門的なことを教えてくれるスクールが人気です。
自己PRや人前で話す訓練もできるので、就活のトレーニングにもなりますね。
まとめ
興味のあることを深く学べたり、将来に役立ちそうな資格が取れたりと魅力的に見えるダブルスクールですが、忙しさや勉強の大変さには覚悟が必要になります。
「就職に有利そうだから」「簡単に資格が取れそうだから」といった安易な考えは禁物です。モチベーションを保てるほどの目的があるか自分に問うた上で決断しましょう。
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