大学生でも車が買える?購入、維持にかかる費用を解説

車がないと出かけられない地方の大学に進学したから、趣味のために頻繁に遠出するからなど、様々な理由で車の購入を検討する大学生がいると思います。
車の購入にあたり、いったいどんな費用が発生するのでしょうか?また、車の維持費は毎月どのくらいかかるのでしょうか?

大学生でも車が買える?購入、維持にかかる費用を解説
目次

車の購入にかかる費用はどんなものがある?

車の購入時には、車両本体価格に加え、税金や代行費用などの諸費用が加算されます。150万円の車を購入したのに、諸費用が加算されて185万円もかかってしまった、などとという話を聞いたこともあるのではないでしょうか。

車両本体価格や車種により異なりますが、一般的に新車だと、車両本体価格の10~20%が諸費用としてかかると言われています。中古車の場合は、車の状態や年式、販売店により差があるようですが、税金と代行費用併せて20万円前後かかるのが一般的なようです。

車両本体価格

安いものだと10万ほどの中古車から、500万円越えの高級車まで価格帯は幅広いです。あらかじめ購入予算を設定し、予算内に収まる車を選びましょう。購入時には、車両本体価格に加え、以下法定費用と代行費用がかかるので、販売店でそれらを含めた見積りを作ってもらってください。

法定費用

・自動車取得税
新車の場合、車両価格の2~3%(車種により異なる)の自動車取得税がかかります。(一部エコカーなどを除く)中古車の場合は、取得価格が50万円以上の車に対し、車両価格の3~5%(車種により異なる)の自動車取得税がかかります。

・自動車重量税(購入時には新車のみ。中古車も車検のタイミングでかかります。)
車の重量に比例してかかる税金のことで、普通自動車だと500㎏ごとに5000円/年かかります。新車購入時には3年分をまとめて支払い、車検時には2年分をまとめて支払います。

・自動車税
排気量ごとの税額×年度変わり(3月)までの残月÷12=自動車税となります。エコカーを新車で購入すると大幅に減税されます。

・消費税
法定費用以外のものすべてに消費税がかかります。

・自賠責保険料
強制保険とも言われ、法律によって加入が義務付けられています。普通自動車で15000円/12ヶ月ほどです。車検時に2年分まとめて支払うことが多いです。

・自動車リサイクル料金(新車のみ)
車が廃車になったとき、その80%がリサイクルされ、残りの20%がごみとして埋め立てられます。その20%の処分料を、新車購入時に前払いする仕組みです。

代行費用

・車両登録代行費
購入した車の名義を自分の名前にする手続きです。手続きが面倒なので販売店に任せるのが一般的ですが、自分で行うことも可能です。

・車庫証明代行費
自分の車の置き場所を明示する「車庫証明」という書類の代行費用です。所轄の警察署に書類が用意されていて、自分で簡単に作成できます。代行をお願いすると、5000円~1万円の代行費用が発生するので、節約したい方は自分で行いましょう。

・納車費用
購入した車を自宅まで届けてもらう費用です。自分で販売店に出向けば支払う必要はありませんので節約になります。

※販売店により、その他の代行費用が発生する場合があります。

<購入費用の概算>※車種などにより異なりますので、あくまでも一例です。
・新車 車両本体価格200万円の場合:200万円+200万円×20%=240万円
・中古車 車両本体価格55万円の場合:55万円+20万円=75万円

維持費にはどんなものがある?

維持費が大変だから車を手放した、という話を耳にしたことがあるかも知れません。車を持つことで、毎月様々な支出が発生します。

駐車場代

実家住まいで自宅の敷地に駐車場を停められる場合や、地方で駐車場代が低額な場合には問題ありませんが、都心部だと月額3~5万円の駐車場代がかかるところもあります。

ガソリン代

車の燃費や走行距離によっても大きく異なりますが、日常的に使うとしたら毎月7000円~1万円はかかることを想定しましょう。

車検料(法定費用も同時に納めます。)

24ヶ月に一度、車が国の定めた保安基準に適合しているかどうかのチェックを行います。
内容や価格も様々ですが、ディーラーで行っている車検だと4~8万ほどかかります。カー用品店やガソリンスタンドでも車検を行っていますので、何ヶ所か事前に見積りをとって選ぶのがよいでしょう。

任意保険料

自賠責保険でカバーできない部分を補償するために、加入しておいたほうがよい保険です。
ただ、大学生(特に20歳以下)だと保険料が高額になる場合があるので、家族と相談したり保険の専門窓口で聞いたりして、必要最小限を補償してくれて、無理なく支払える保険料の保険に加入するようにしてください。

自動車税

毎年一回徴収される地方税です。軽自動車は10800円/年、総排気量1リットル以下の乗用車は29500円、1~1.5リットル以下は34500円と、総排気量に比例してあがっていきます。


<維持費の概算>※総排気量1.3リットル、2トン以下のコンパクトカーを想定
・駐車場代:6000円/月
・ガソリン代:7500円/月
・車検料(法定費用+8万円の車検の場合:138830円/2年):5784円/月
・任意保険料(175000円/年のプランにに加入した場合):14583円/月
・自動車税(総排気量1.3リットルの場合34500円/年):2875円
合計:36742円/月

大学生が車を買うなら、中古の軽自動車やコンパクトカーがおすすめ

ここまで見てきた通り、車を持つことで毎月それなりの出費が発生します。さらに車をローンで購入し、その支払いが加算されると、アルバイトをしても生活が大変になりそうです。できれば現金で一括払いするのが望ましいです。

新車だと、安くても150万円以上の出費となるので、家族からの援助がない限り一括で支払うのは難しいと思います。また、進路が未定の大学生にとって、社会人になったら車を手放す可能性もあることを考慮すると、新車を購入するのはあまりよい選択とは言えなさそうです。

そこでおすすめなのは、中古の軽自動車やコンパクトカーです。小型車は大きい車に比べて税金が安い上に燃費がよい場合も多いです。運転に不慣れな大学生でも運転しやすいという利点もあります。

価格帯は50万円~なら、大学時代に乗るには故障のリスクも低く、無理のない支払い計画が立てられます。人によっては貯金で購入できるでしょうし、家族に借りられるのなら利子もつかず、毎月1万円づつなど自分のペースで返済することができます。

ローンを組むという手段もありますが、学生向けのローンは金利が高いのでおすすめしません。
カードで分割払いという手もありますが、クレジットカード払いに対応している中古車販売店がかなり少ないため、選べる車がぐっと減ってしまいます。

<中古車を選ぶときのポイント>
・ID車両(鑑定書付き中古車)
・最低1年間の保証期間がある
・試乗をさせてくれる
以上、3つのポイントを満たす中古車を選ぶと、購入後のトラブルが少ないようです。

最後に

車は、買うのにも維持するのにもそれなりのお金がかかります。その分、行動範囲が広がる、出掛ける楽しみや快適さが増すなど、生活面での豊かさも得られます。
車を購入する際は、購入費、維持費などの目途をしっかり立て、無理なローンや借金などの金銭トラブルを抱えないように注意しましょう。


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