【例文あり】化粧品業界の志望動機の書き方のポイント

「憧れの化粧品業界で働きたいのに、書類審査がなかなか通らない」と悩んではいませんか?もしかしたら今の「志望動機」では、あなたの思いがしっかり人事に伝わっていないのかもしれません。

どんな志望動機なら、面接官に「採用したい」と思わせることができるのでしょうか?ここでは、面接につながる志望動機の書き方のコツについて、具体的な例文を使いながら解説します。

【例文あり】化粧品業界の志望動機の書き方のポイント
目次

化粧品業界の今

まずはしっかりと化粧品業界について理解しましょう。

業界規模は2兆円

化粧品業界の規模は、現在2兆円を超えています。2010年前後は横ばいが続き、成長率に伸び悩んでいました。しかし2015年から大きく成長したのです。そのきっかけが、インバウンドの活性化による需要の発生。

当時、中国人の爆買いが注目されていましたが、彼らが大量に買い込む商品の中に化粧品も入っていたのです。また、富士フィルムやサントリーといった全く違う業界の大企業が、化粧品業界に参入するようになりました。

資生堂と花王がシェアの半分を占める

国内のシェアを見てみると、業界全体のうち35.5%を資生堂が、28.2%を花王が占めています。資生堂は、様々な国に子会社を設立し、今や売り上げの6割は国外で稼いでいるのです。特にクレ・ド・ポー ボーテなどの高価格帯のブランドが人気で、高所得層からの人気を得ています。

花王は技術力が高く、ソフィーナやキュレル、ビオレなど幅広い層の消費者に愛されるブランドを持っています。高価格帯で苦戦を強いられていましたが、海外向けブランドSENSAIを立ち上げ、国外の高級百貨店などで販売をしています。

化粧品業界の職種 - 化粧品を売る人と作る人

ここでは主な化粧品業界の職種をご紹介します。

販売

一番イメージしやすいのは、販売職でしょう。百貨店などの店頭に立ち、お客様に化粧品を販売する仕事です。常にきれいな立ち居振る舞いで、最先端のトレンドをおさえており「かっこいい」と憧れられる職種です。

営業

営業職はドラッグストアと交渉し商品を置いてもらったり、コンビニに商品を卸したりといった仕事をします。百貨店の売り場を管理するのも業務の一つです。売り上げが落ちている店舗で問題を解決したり、販売スタッフの調整をしたりもします。

開発

研究開発職は、実際に化粧品を作る仕事です。「どんな色にするか」「どんな原料を使うか」「どうしたら保湿力が高まるか」「汗をかいても落ちないためにはどうすればいいか」。様々な観点から研究を繰り返し、商品を生み出します。

企画

商品企画は、出来上がった化粧品を商品へと作り上げる仕事です。パッケージをデザインしたり、新商品を企画したりします。また、マーケティングをするのも商品企画の仕事です。

志望動機を書くときのポイント

化粧品業界を志望した理由

数ある業界の中から、なぜ「化粧品業界」を選んだのでしょうか?ES(エントリーシート)や面接でよく聞かれる質問なので、必ず答えられるようにしておきましょう。

「化粧品に興味を持つようになったきっかけ」「化粧品が好きな理由」を掘り下げてみると、見えてくると思います。

その企業を志望した理由

「なぜその企業を志望するのか」も志望動機に必ず書くべきポイントです。この点を明確にするには、まず業界研究と企業研究をしっかりと行いましょう。

実際にその企業の商品やサービスを利用すると、雑誌やホームページからではわからない発見があるかもしれません。ライバル企業などと比較して、その企業の強みや好きなところを探してみましょう。

どんなことを実現したいのか

「こんな化粧品が作りたい」「化粧品で解決したい問題・課題がある」など、化粧品業界で実現したいことを明確にしましょう。

そう思うようになったきっかけや具体的なエピソードとともに伝えると、より説得力のある志望動機になります。

【例文付き】化粧品業界の志望動機

ここからは、どんな志望動機がいいのか具体的な例文をご紹介します。

人を綺麗にした先を考える

化粧品業界を目指す学生がよく書くのが、「化粧品を通して人を綺麗にしたい」ということ。しかし化粧品が人をきれいにするのは、もはや当たり前のこと。その先にどんなビジョンを持っているかを語る必要があります。「化粧をした人に自信を持ってもらいたい」「華やかな日常を楽しんでほしいなど」、化粧をした一歩先を描きましょう。

【例文】
私はファッションサークルに所属しており、文化祭のショーでモデルを務めることになりました。本来は服を作る係でしたが、モデルの数が足りなくなり製作班からも何人か選ばれたことがきっかけです。もともと人前に立つタイプではないのでとても緊張し、練習では一度も上手く歩くことができませんでした。

しかし不安を抱えたまま迎えた前日のリハーサルで、大きな変化が起こりました。その日は本番同様のメイクを施したのですが、メイクが終わった後の自分の顔を見たら別人のようだったのです。それを見たとき人前に出る恥ずかしさや上手く出来ないことへの不甲斐なさがなくなり、自信が沸いてきました。クールなメイクをした自分の見た目を意識し、堂々とランウェイを歩きました。そして本番も緊張せずに、やり遂げることができました。

この経験から私は、化粧品は人に自信を与えることを知りました。御社に入社したら、誰かに背中を押してほしいときに自信を与えてあげられるような、お客様が前向きになれる化粧品を作り上げたいと思っています。

ポイント:
化粧品業界の仕事で実現したいことが明確にイメージできている

その企業でなければいけない理由とは

化粧品業界は、中小企業を含めると無数の企業があります。そのなかで面接官は、「なぜうちに入りたいのか」を知りたいのです。志望動機ではどこの企業でも使いまわせるような文章だけではなく、その企業ならではの志望理由を明らかにしましょう。

【例文】
私は、御社の「きれいを、こころに。未来に。」というビジョンに共感しました。一般的に「きれい」というと、顔立ちが整っているとか、スタイルが良いといったことを指すことが多いかと思います。しかし私は、化粧品を通してお客様の「こころ」を綺麗にするお手伝いがしたいと考えています。

メイクが上手くできた日は気分がよく、心に余裕が生まれる。そうすると、いつもより人に優しく出来たり、思いやりを持った行動ができる。この好サイクルをまわしていくと、外見だけでなく中身もきれいな人間になれると感じています。だから御社で、化粧品という商品を通して、お客様の心がきれいになる仕事がしたいと感じました。

ポイント:
企業理念を引用することで、その企業を志望した理由が明確になっている

「御社のファンです」では書類選考は通過しない

化粧品メーカーを受ける上で、製品が好きなのは当たり前。企業は自社のファンを入社させたいのではなく、これから会社を一緒に成長させる人間を採用したいと考えています。そのため「御社のファンです」では志望動機として不十分です。ファンから社員になった後、どうしたいのかを明らかにしましょう。

【例文】
私が御社の商品を初めて使わせていただいたのは、大学1年の頃でした。メイクの知識がほとんどなく何を買えばいいか迷っていた私は、百貨店の化粧品コーナーに足を運びました。しかし周りのお客さんはみんなきれいで、販売されているスタッフさんも美しく、場違いに感じて帰ろうとしたのです。

そのとき、御社の販売スタッフの方が「何かお探しですか」と声をかけてくださいました。私がほとんど化粧をしたことがないと打ち明けると、最初にそろえた方がいいものを見せてくれ、基本的な用語もこまかく解説しながら使い方も教えていただきました。

この経験から私は御社の製品を愛用させていただいています。今でもそのときのスタッフさんには色々と相談をしており、次は自分もメイク初心者の方にアドバイスをしてあげたいと思うようになりました。御社のスタッフとして店頭に立ち、メイクがわからない、化粧品売り場を場違いに感じるというお客様の目線に立って、メイクの楽しさを伝えたいです。

ポイント:
メーカーや商品のファンになったきっかけが盛り込まれ説得力が増している

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化粧品業界で内定を獲得するために

化粧品業界で内定を得るためのポイントをご紹介します。

日頃から色々なコスメを試す

どこかのメーカーのファンだったとしても、日頃から色々な化粧品を使うことが大切です。自社製品については、入社してから研修をうけることがほとんど。

それよりも、今どんなコスメがはやっているのか。どのブランドはどのアイテムが強いのか。そういった化粧品全体の知識を学んでおく方が魅力的な人材になるでしょう。

化粧品業界でウケる就活メイク

就活メイクは地味なテイストになりがちですが、化粧品業界を受けるならそれではNGですよ。好印象なメイクをして、「メイク好き」をアピールしましょう。

ベースメイクはコンシーラーを使ってしみやクマを隠します。アイメイクはベージュとライトブラウンの2色でグラデーションにするといいでしょう。ラメの入ったものではなく、マットなタイプがおすすめ。

チークはほほの外側に、コーラル系を軽くいれます。リップはピンクかオレンジ系の、発色が強すぎないものを選びましょう。グロスはつけない方が無難です。

インターンシップに参加する

魅力的な企業が多い化粧品業界なので、どの企業を受けるべきか迷っている就活生も多いと思います。企業や職種選びで迷っているなら、インターンプログラムに参加することをおすすめします。

短期や中期のインターンプログラムもあるので、複数の企業のインターンに参加してみると、企業選びの参考になるでしょう。

化粧品会社のインターンをして実際の仕事を経験すれば、業界や仕事への理解も深まります。インターンの経験を通して、自然とやりたいことや実現したいことも明確になってくるはずです。実体験を元にした志望動機は、かなり説得力が高いものになりますよ。

インターンシップを探す

最後に

化粧品業界を目指すため、まずは志望動機をしっかり作りあげましょう。また、業界研究も念入りに行い、常に色々な化粧品を使ってトレンドを追っておいてください。


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