春になり、新歓が始まる時期になってきました。できるだけ多くの新入生に、入ってきてほしいものですが、人集めがなかなか思うようにいかないサークルも多いのではないでしょうか?本記事では、より多くの新入生を集めて新歓にきてもらうためのコツを詳しく紹介します。
- ・新歓の人集めを成功させるためには
- ├新歓は新入生の争奪戦
- └新入生を集めるポイントは3つ
- ・ビラ、チラシの内容
- ├サークル名
- ├サークルの主な活動
- ├活動実績
- ├サークル規模、男女比、学年比
- ├サークルの売り
- ├歓迎会や練習会のお知らせ
- └連絡先
- ・ビラ、チラシを配る場所
- ├合格発表の日
- ├大学が開催するイベント
- └食堂などの人が集まるところ
- ・ビラ、チラシを渡す時の心構え
- ├受け取ってもらえなくてもへこまない
- ├表情を柔らかく
- └一方的に話さない
- ・新入生にこまめに連絡する&SNSで宣伝する
- ├ビラやチラシを配ったあとにすべきこと
- ├新入生に送るメール・メッセージ文例
- └SNSを活用しよう
- ・歓迎会や練習会を開催する
- ├新入生が主役であることを忘れない
- ├サークルのアピールをしすぎない
- └雨天時のことを考えておく
- ・新入生が参加しやすくなるイベントのポイントとは
- ├大学内や大学の近くで開催する
- ├遅くなりすぎない時間帯に開催する
- └「飲み会」という言葉を使わない
- ・まとめ
新歓の人集めを成功させるためには
新歓は新入生の争奪戦
春になると、大学ではサークルの新歓が始まります。サークル選びは、新入生にとって、大学生活の充実度を決める重大イベントですが、在学生にとっても新歓は、サークルを継続させていく上で欠かすことができないイベントです。
1学年100人規模の有名なサークルであろうと、全体で10人程度の小さいサークルであろうと、新歓時期には必死でに新入生にサークルのアピールをします。新歓時期は、それぞれのサークルによる新入生争奪戦だともいえます。
新入生を集めるポイントは3つ
できるだけ多くの新入生に、自分達のサークルに興味を持ってもらうにはどうすればいいのでしょうか?在学生がどれだけ頑張って新歓をしても、新入生が集まらないこともあります。
新入生を集めるために重要になってくるのは、次の3つのポイントです。
①チラシ、ビラ
②新入生への連絡と宣伝
③歓迎会や練習会などのイベント
それでは、それぞれについて詳しく紹介していきます。
ビラ、チラシの内容
ビラやチラシには、どのようなことを書けばいいのでしょうか?新入生にとっては、どのサークルも似たようなサークルに見えてしまうことがあるので、ビラやチラシをみたときに、どのようなサークルかわかるように意識して作りましょう。具体的に書いたほうがいい項目についてまとめたので、参考にしてください。
サークル名
サークル名は、ビラやチラシでもっとも目立つ場所に書くようにしましょう。興味を引くような個性的なサークル名にしたり、「キャッチコピー」を考えて一緒に記載するようにすると印象に残りやすくなります。
サークルの主な活動
サークルの活動場所や、活動頻度などをまとめて、新入生がサークルに入った後のイメージが浮かびやすいようにしましょう。また、ハロウィンやクリスマスにあわせて講演やイベントを行うサークルであれば、年間行事をまとめておくといいでしょう。
活動実績
スポーツ系のサークルの場合、大会での成績を気にしている新入生もいます。個人や団体での大会成績などを記載するといいでしょう。また、活動実績を記載することで、飲み会だけをするようなサークルではなく、まじめに活動しているサークルだということを伝えられます。
サークル規模、男女比、学年比
サークルの規模や、男女比などは、サークルについて知る上で、最低限必要な情報だといえます。インカレサークルの場合には、どのような大学の生徒がいるのかもわかるようにしましょう。
サークルの売り
サークルの売りのついても紹介するようにしましょう。似たような活動をしているサークルが多い場合、他のサークルとの差別化が大切になってきます。協賛している団体、サークルの雰囲気、初心者歓迎やイベントの充実度などを記載します。
歓迎会や練習会のお知らせ
歓迎会や練習会を開催する場合には、そちらの日程や場所も忘れずに記載するようにしましょう。服装や持ち物など、新入生が参加する上で必要な情報をまとめておきます。
連絡先
歓迎会や練習会に興味があったり、サークルについて知りたいことがあったりする新入生が連絡をとれるように、連絡先も載せておきましょう。
新歓代表やサークルの代表のLINEのアカウントもしくは、メールアドレスがいいでしょう。新歓用のアカウントがある場合には、そちらでも構いません。
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ビラ、チラシを配る場所
せっかくビラを作ったら、あとは配るだけです。ここでは、ビラを配る場所や時期をいくつか紹介します。
合格発表の日
今では、インターネット上で合格発表を行う大学が多いですが、大学構内でも合格発表を掲示する大学もあります。構内で掲示する場合には、合格発表の日に新入生が集まるので、ビラやチラシを配るチャンスだといえます。
大学が開催するイベント
入学式の前に、健康診断や教科書販売をしていることがあります。大学が開催するイベントの日には、多くの新入生が大学を訪れます。イベントの前後の時間帯で、ビラやチラシを配ることができます。
食堂などの人が集まるところ
入学式が終わり、大学の授業がはじまってからも、ビラやチラシを配る機会はあります。例えば、食堂や大教室などの人が集まるところで、勧誘することも効果的です。
ビラ、チラシを渡す時の心構え
どうせ配るのであれば、より多くの人に受け取ってもらいたいものです。話しかけ方を工夫することで、受け取ってもらえる率をあげることができます。
受け取ってもらえなくてもへこまない
ビラやチラシを配ったことがある人なら、誰もが通る道ですが、なかなか受け取ってもらうことができません。
受け取ってもらえなかったり、話しかけても無視されたりすると、ショックを受けてしまいますが、へこまずに根気よく続けることです。
表情を柔らかく
ビラ、チラシを配るときに大切なのは、元気に笑顔で話しかけることです。表情が硬かったり、無表情だったりすると、新入生からみて印象があまりよくありません。
ビラ配りが明るく笑顔だと、楽しそうなサークルだなという印象を与えることができて、興味を持ってもらいやすくなります。
一方的に話さない
話しかけるときに、一方的にサークルのアピールをしても、新入生は圧倒されてしまいます。いきなり勧誘をするのではなくて、「いま、どんなサークルに興味あるの?」「大学では、どんなことしたいの?」などの新入生の興味を探るような質問からはじめましょう。
自分のサークルに興味がなさそうでも、諦めずに、食事会だけでも参加してもらえるように促しましょう。
新入生にこまめに連絡する&SNSで宣伝する
ビラやチラシを配ったあとにすべきこと
ビラやチラシを配るときなどに、連絡先を交換する機会があれば、交換しておきましょう。一度ビラを渡すだけでは、サークルの印象も弱まってしまいますが、こまめに連絡することでそれを防ぐことができます。
連絡の内容は、サークルに関すること以外でもかまいません。
「履修のことで、不安なことある?」
「ひとり暮らし、どんな感じ?」
「大学の授業、はじまったけど大変?」
などの、新入生にとって不安なことを相談しやすいような質問がいいかもしれません。
歓迎会や練習会の前日には、「明日、こういうイベントあるんだけど、来ない?」とリマインドするようにしましょう。
とはいっても、新入生にどんな文章を送ればいいのか困ってしまうこともあるでしょう。ここでは、連絡先を交換した日に送るメッセージの例を紹介します。例えばダンスサークルの勧誘の場合です。
新入生に送るメール・メッセージ文例
「〇〇さん、こんにちは!きょうお話した(サークル名の)〇〇です。まずは、合格おめでとうございます!!これからの大学生活たのしみだね!
ダンスのことでも、大学生活のことでも、もしなにか聞きたいことあれば、気軽に聞いてください!!
きょう、渡したビラにも書いてあるんだけど、4月6日に、新宿で新入生向けにダンスの公演とお食事会を開催します!大学のともだち作る機会にもなるから、よかったら来てほしいな!もし少しでも興味あれば、連絡ください!」
このようなテンプレートをそのまま送るだけでなく、話しかけたときの印象などをひとりひとりに付け足すようにしましょう。
SNSを活用しよう
新歓のお知らせや人集めには、SNSを最大限に活用すべきです。FacebookやTwitterを使って、新歓やイベント開催の情報を発信していきましょう。
サークルのLINEグループをつくっておいて、連絡先の交換ができるようなら、同時にグループに参加してもらうのがいいでしょう。
新入生の女子にアピールするなら、Instagramでサークルのアカウントをつくり、写真を使ってサークル情報を投稿をするのも効果的です。写真をたくさん載せることでサークルの雰囲気や活動も伝わりやすくなり、新入生も新歓やイベントに参加しやすくなります。
歓迎会や練習会を開催する
新歓時期に、歓迎会や練習会を開催することは必須です。新入生によりサークルの雰囲気を知ってもらうことができます。ビラやチラシを配ったり、新入生に連絡をしたりするときには、常に歓迎会や練習会に誘えないか頭の片隅においておきましょう。ここでは歓迎会などを開催するときに気をつけたほうがいいことについてまとめました。
新入生が主役であることを忘れない
歓迎会は、新入生が主役です。先輩達が、内輪ネタで盛り上がっていたり、お酒を飲んで酔っ払ったりしてしまうと、新入生は置いてきぼりになってしまいます。
新入生に積極的に、話しかけたり、新入生が不安に思っていることの相談にのったりするようにしましょう。
サークルのアピールをしすぎない
在学生にとっては、サークルのアピールの場ですが、新入生にとっては無料で食事できる機会くらいに捉えられていることがあります。
サークルのアピールをすることも大切ですが、新入生同士が仲良くなれるように促したりと、歓迎会のあとに、楽しかったと思われるようなイベントにしましょう。
もともとは興味がなくても、「楽しそうなサークルだったから」「先輩が優しかったから」という理由で、後から入ってくる新入生も少なくありません。
雨天時のことを考えておく
スポーツ系のサークルの練習会や、花見での歓迎会などの場合、雨天時のプランも考えておきましょう。
新入生が参加しやすくなるイベントのポイントとは
新歓コンパやイベントでは、新入生が参加しやすくなるような工夫をしましょう。
大学内や大学の近くで開催する
人を集めるには、開催場所が重要になってきます。インカレの場合は都心で開催する方が都合がいいことも多いですが、大学内のサークルの場合は、なるべく大学の近くで開催するのがいいでしょう。
「すぐに行ける」「移動時間がかからない」というのは、参加へのハードルを下げるコツです。大学内のスペースを活用するのもいいですね。
遅くなりすぎない時間帯に開催する
遅い時間から開催する飲み会やオールナイトのイベントは、家が遠い人や終電で帰らなければならない人は参加できませんよね。参加できる人が限られてしまう時間帯は避けるようにしましょう。
夕方早い時間にスタートするなど、誰でも参加しやすい時間帯に開催するのがより多く新入生を集めるコツです。
時間帯を変えてイベントを複数回開催するなど、なるべく多くの人が参加できるよう工夫してみてください。
「飲み会」という言葉を使わない
大学生は、飲み会の雰囲気が苦手な人も少なくありません。そもそも新入生はまだお酒を飲めない人がほとんどです。
「飲み会」ではなく「食事会」や「懇親会」という名前にすると、お酒や飲み会に苦手意識を持っている新入生も参加しやすくなります。
まとめ
サークルが継続して活動していくために、欠かすことができない新歓について紹介してきました。新歓では、できるだけ多くの人にサークルの存在を知ってもらうことが重要になります。ビラ配りや、新入生との連絡は、ときに煩わしく感じたりするかもしれません。
しかし、細かいことまで気を配ることで、サークルの雰囲気がよく見えたり、新入生が大切にしてもらえていると感じられたりします。1年に1度の新歓期です。後悔がないように、できることは、すべて取り組むようにしましょう。
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