みなさん初めまして、ねこまると申します。文系学部を卒業した後新卒で上場企業に入社。その後会社を辞めて現在はフリーランスのライターをしています。
そんな私は最近、サークル、アルバイト、インターンについての記事を読んだり書いたりしていて思うのが「世の中真面目な記事が多すぎないか?」ということ。みんなが知りたいのって本当にそういう情報ばかりなんでしょうか?違うでしょ?ぶっちゃけ「就活では内定と彼女をWゲットできるのか」とかそういうことの方が気になるのでは?
というのは冗談にしても、ただただ真面目に学生しててもしんどいですよね。息抜きになるような情報、本筋からはちょっと脱線するけれどついつい気になっちゃう情報、そんなことを学生のみんなに伝えていけたらなと思います。
今回は、大人が教えてくれないサークル、アルバイト、インターンのメリットについてご紹介します。
- ・サークルのメリット
- ├ぼっちを防げる
- └楽単や過去問の情報が手に入る
- ・アルバイトのメリット
- ├社会勉強ができる
- └鉄板トークネタができる
- ・インターンのメリット
- ├出会いがある
- └学びながらお金を稼げる
- ・まとめ
サークルのメリット
私の経験から言っても、サークルには入っておいた方が絶対に良いです。大学は友達が多ければ多いほど楽しいし、いろんなチャンスも増えるから。逆にサークルなどに属していない人からは、「こんな時に友達がたくさんいれば…」という声をよく聞きました。というわけで、まずはサークルのメリットを紹介します。
ぼっちを防げる
ぼっちを防ぐもっとも簡単な方法はサークルに入ることです。ほとんどの大学にはクラスがなく、高校のように友達がつくりやすい環境ではありません。一緒に昼食を食べたり空きコマの時間を過ごしたりするのは、サークルの友達という人も多いです。サークルに属さないとなかなか友達ができず、ぼっちとなる確率が上がります。
もちろん大学ではぼっちの人も多いので、ぼっちでいるからといって悪目立ちするようなことはありません。 でも、誰かと一緒に授業をサボってカラオケ行きたくなる時が来るかもしれないし、友達が多くて損はないと思うんです。
サークルに入る時は、必ずしもその活動内容に興味がなくても大丈夫です。例えば「テニスが好きじゃないとテニサー(テニスサークル)に入っちゃいけない」というわけではありません。「先輩が優しくて気に入ったから」「新歓コンパの雰囲気がよかったから」、などの理由でOKです。
楽単や過去問の情報が手に入る
大学生は進級のために単位を取らなければなりません。その際に重要なのが「楽単(比較的ラクに単位が取れる授業)」や「過去問(過去にその授業の試験で出された問題)」の情報です。
授業は自分が学びたい内容の授業を履修するのが大前提ですが、結果として難易度の高い授業ばかりになると正直ツライです。楽単もうまく組み合わせつつ、興味がある授業も取りつつ、なんか良い感じのスケジュールにまとめたい、というのがリアルな所でしょう。実際、楽単情報はサークルの先輩から仕入れている人が多いです。
過去問は楽単情報よりもさらに手に入りにくいものですが、サークルの先輩からもらう人が多いです。大学では、如何に先輩と仲良くなっておくか、あるいは上級生の知り合いが多い同級生と仲良くなっておくかが大切なんです。でも楽単情報・過去問ほしさ丸出しの人は大抵嫌われるから注意してくださいね。
アルバイトのメリット
サークル同様、ほとんどの方がアルバイトをしているのではないかと思います。アルバイトは単にお金を稼げる以外にもこんなメリットがあります。
社会勉強ができる
就職して会社に入ると、クレームの対応をしたり、上司に謝罪をしたりと、ピリピリした場面に遭遇します。責任が大きい社会人になっていきなりこうした対応をするのは、正直プレッシャーです。
「まあ、学生のアルバイトだしな」と大目に見てもらえるうちに近しい経験をしておくと心の準備ができますし、なんとなく「こういう言葉遣いをしなきゃいけないのか」「こういう態度は火に油なのか」ということがわかってきます。
注意してほしいのは、SNSに安易に投稿しないこと。「クレーマー撃退したぜ〜」的なことをTwitterでつぶやきたくなる気持ちはわかりますが、今やバイト先の特定なんて簡単にできるし、万一炎上したりしたらアルバイト先にいづらくなる上、そこの人たちとも気まずくなるからやめておいた方が良いです。一時のイキりが一生の後悔に繋がるのです。
鉄板トークネタができる
世の中にはめずらしいアルバイトがたくさんあります。例えば「実験に使われる動物の飼育」「結婚披露宴への代行参加」「探偵のアシスタント」「犬の散歩代行」など。こういったアルバイトは、飲み会や合コンで使える話のネタになります。
めずらしいバイトを通して独特の経験ができれば、すべらない話の1つもつくれるでしょう。貴重な体験は就活のES(エントリーシート)や面接で使うことができるかもしれません。就活のエントリーシートに「探偵のアシスタント」なんて書いてあったら、「どんなことするの?」と気になりますよね。これで掴みはOKです。
インターンのメリット
会社選びのためだったり、就業体験をするためだったりと、インターンシップにはやる気を持った学生が集まります。そんなインターンには、就活やスキルアップ以外にもメリットがあります。
出会いがある
「就活中に出会い?」と思うかもしれません。しかし、リクラブ(リクルートラブ)は確かに存在します。なぜなら、同じ企業に申し込んだ時点で、お互いに興味を持つ業界や企業は重なっています。ですから、価値観が似ていたり、話が合うことが多いんです。
長期のインターンを通して切磋琢磨した仲間であれば互いに尊敬できる所も多く、落ち着いて付き合える恋愛関係にも発展するかもしれません。インターンのグループなどで同じになった人とは極力LINEを交換しておきましょう。私のまわりにもインターンがきっかけで付き合った人がいます。
恋愛だけでなく、一生モノの友人に出会えることもありますよ。就活は孤独な戦いだと言われますが、同じ業界や企業を目指す就活仲間の存在は心強いものです。インターン中は企業で働く社会人とも関わるため、尊敬できる先輩やロールモデルが見つかる可能性もあるでしょう。
学びながらお金を稼げる
長期インターンのほとんどは有給ですし、短期インターンでも時給や日給が支給されるものがあります。だいたいが時給1000円以上で、結構しっかりもらえますよ。専門的な知識があれば時給1500円以上も期待できますし、スキルアップに合わせて時給がアップする長期インターンもあります。
一人暮らしの学生だと「来週の生活費がない」「お金がなくて飲み会に行けない」みたいなことも普通にあると思うんですが、有給のインターンに参加すればとりあえず乗り切れるかもしれませんね。
インターンに参加すると、効率的に企業研究が進められます。ビジネスマナーが身に付いたり、長期インターンなら就活でアピールできるスキルや知識もたくさん身につけられると思うんです。お金を稼ぎながら就活の準備や対策もできるので一石二鳥ですよね。
まとめ
サークル、アルバイト、インターンを始める理由が「出会いのため」「恋愛のため」だってぜんぜんいいと思います。何が人生を変えるきっかけになるかなんて、わからないものですから。先々のことを考えるのも大切ですが、今一生懸命になれること、何よりも興味を持てることを軸に行動してみてはいかがでしょうか?
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