サークルの人間関係が上手くいく方法とこじれたときの対策

大学のサークルにおいて活動内容と同じくらい大事なのはサークル内の人間関係です。サークルでやっている活動は楽しいのに人間関係で悩んでしまっていることも珍しくありません。そうならないためにも、サークルで円滑な人間関係を築くための方法を見ていきましょう。

サークルの人間関係が上手くいく方法とこじれたときの対策
目次

サークルで円滑な人間関係を築くために

サークルの人間関係が上手くいくためのヒント3つをご紹介します。実践して円滑な人間関係を築きましょう。

はじめは積極的に参加する

自由に参加できることもサークルの魅力の1つですが、お互いの名前も覚えていないうちから休みがちになるのは危険です。第一印象はなかなか変えることが難しいので、「なんとなくやる気が無い人」と思われないためにもはじめのうちは積極的に活動に参加するようにしましょう。

サークルで開催される飲み会全てに参加する必要はないですが、はじめのうちの飲み会は打ち解ける絶好の機会です。そういう場が苦手な人もはじめだけは顔を出しておくことをおすすめします。

多くの人と話す

サークルには様々な人がいます。もちろん気が合う友達を見つけるのは大切ですが、グループで固まり過ぎて他の人と関係を断ってしまうのも良くありません。

グループの友達がバイトなどで忙しくなってサークルに顔を出せなくなると自分まで流されて行かなくなってしまいます。適度にまわりの人と会話して色々な人と関わりを持つようにしましょう。

役職がついても態度を変えない

上級生に多いケースが後輩が出来たり役職に就いたりすると態度が変わるというものです。サークルの環境に慣れてくるということもあってついつい遅刻が多くなったり、態度が大きくなったりしてしまいます。

役職はサークルの運営上で必要なもので、人同士の上下には関係ありません。調子に乗りすぎずに、それまで通りまわりの人に接するようにしましょう。

サークルの人間関係で悩む原因

今すでにサークルの人間関係で悩んでいる人はどこに原因があるのでしょうか?考えられる3つの原因を分析します。

雰囲気に馴染めない

はじめは面白そうだと思って入ったけどノリについていけない、サークルの雰囲気が自分に合わないということは多々あります。入ってすぐに気づいた場合はそのサークルと距離をおいて別のサークルに改めて入り直すのも一つの選択肢です。

苦手な人がいる

大多数の人とは上手くいっていても、どうしても苦手で上手く話せない人がいるから悩んでいるということもありえます。この場合はその人から逃げるためにサークルを辞めてしまうのはもったいないです。徐々にその人と一緒にいる時間を減らして別の人と一緒にいるようにしましょう。

役職が上手く機能していない

それまでは上手くいっていたのに代替わりして役職がついた途端急にギスギスするというパターンもあります。サークルの運営になると仕事になるためやりたくないこともやらなければいけません。それまでは楽しいことをしていたため、まわりの人の良い面しか見てなかったけど役職がつくことで嫌な面も見てしまうことになります。

サークルの人間関係が面倒な時は

人間関係で悩む原因を見ていきました。それではサークルの人間関係が面倒になったときはどう対処すればよいでしょうか?解決策3つをご紹介します。

活動頻度を減らす

長く一緒に居すぎてトラブルになっている場合は会う頻度を減らすことも有効です。サークル自体に行く頻度を減らしても良いですし、音楽系やスポーツ系の人なら自主練習の日にちや時間を変えると会う人が変わるので悩みも解消されます。

サークル以外の時間は距離を置く

お昼を部室で食べている人やサークルの飲み会によく参加している人は必要最低限の活動以外の時間は距離をおくとよいでしょう。なんとなく暇だから参加するのではなく特に必要ないイベントは断るなど自分で選択することが必要です。

別に「サークル人間関係が面倒なので飲み会辞めておきます」などと正直に言う必要はないので、バイトの予定や就活などを上手く使って気持ちに余裕を持てるようにしましょう。

思い切って辞める

サークルは強制ではないので、思い切って辞めるのも一つの方法です。大学生のうちにしかできないことはサークル以外にもたくさんあります。留学やバイトなど今しかできないことを楽しみましょう。

就活が不安ならインターンシップに参加する方法も

サークルを辞めると就活で不利になるという人もいますが、そんなことはありません。サークルを途中でやめたからといって採用に影響が出ることはないと考えていいでしょう。

しかしサークルをやめてしまうと、就活でよく聞かれる「学生時代に力を注いだこと」や「チームワークの経験」などの質問で、自己PRのネタが減ってしまうというデメリットはあります。

もし不安な場合は、他の活動に参加して自己PRのネタを増やすといいでしょう。サークルでなくても、インターンシップやボランティア活動などに参加すれば、就活でアピールできるいい経験ができるはずです。

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一人で悩まずに周りの人に相談してみよう

サークルの人間関係で悩みを抱えていて辛いなら、周囲の人に相談してみるのがいいでしょう。誰かに聞いてもらうことで気分が楽になったり、解決策が見つかることも多いです。

大学の友達に相談してみる

一番気軽に相談できるのは大学の友達だと思います。同じサークルの友達でもいいですが、話が広まってしまう可能性を考えると、サークルとは関係のない友達がいいかもしれません。悪い噂が広まってしまうことのないよう、口の軽い人や噂好きの人には話さない方がいいでしょう。

先輩に相談してみる

サークルやアルバイト先の先輩に相談してみるのもおすすめです。年長の先輩はサークルや大学生活を長く経験しているので、自分とは違った視点でいいアドバイスをしてくれることが多いです。

大学の窓口で相談してみる

大学の学生課などの窓口では、学生の相談も受け付けています。大学生活の悩みなどにも慣れているので、サークルの人間関係についても相談してみるといいでしょう。大学にカウンセラーが常駐している場合は、カウンセラーに相談するのもおすすめです。

サークルをやめる時の注意点

サークルをやめるのは個人の自由なので問題ありません。しかしやめ方を間違えるとトラブルになることもあるので、やめる時に注意すべきポイントを確認しておきましょう。

黙ってやめるのは避ける

サークルをやめるときには、必ず一声かけましょう。一般的にはサークルの代表者か、メンバーの管理をしている人に伝えることが多いです。

黙ってやめるとサークルに迷惑をかけることがあるかもしれません。特に役職などについている場合は、サークルの代表者や幹部に事前に相談し、やめるタイミングなどを調整するようにします。

中には人数がかなり多くて、メンバーの管理をきちんと行っていないサークルもあります。こうしたサークルでは、フェードアウトしてやめてしまう学生も少なくありません。入ったっり行かなくなったりが自由な雰囲気のサークルの場合は、特にやめることを伝える必要はないです。

サークルやめることは直接伝えるべき?

できれば代表者に会って、直接伝えるのがいいでしょう。直接会って話す方が誠意が伝わります。できるだけいい関係でやめた方が、後に大学内で会った時に気まずい雰囲気になることも少ないです。

ゆるい雰囲気のサークルなら、LINEなどで伝えるのもありです。LINEの場合でも、いきなりグループラインを退会するのは避けましょう。代表者にメッセージを送ってから、グループを退会するのがいいでしょう。

理由は正直に言わなくてもOK

どうしてサークルをやめるのか、理由を聞かれることもあります。サークルをやめる理由が「人間関係に問題がある」「合わない人がいる」などの場合は、正直に言わなくてかまいません。

「早めの就活の準備を始めたい」「単位を落としそうなので勉強に集中したい」などと答えておけば、お互い嫌な気分になることもないでしょう。

最後に

サークルの人間関係について上手くいく方法とこじれてしまった時に出来る方法についてまとめていきました。まわりに振り回されすぎず自分らしい大学生活を送りましょう。


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