【例文付き】飲料メーカーのESの志望動機の書き方!

就活生に非常に人気のある飲料業界。コカ・コーラ、サントリー、アサヒ、キリンといったメーカー名がすぐに思い浮かぶほど身近な存在ですよね。しかし実際にどんな業務を行っているのか、どんな仕事があるのか、分からない方もいるのではないでしょうか?

人気の業界で面接までこぎつけるには、説得力のある志望動機を作成する必要があります。ここでは、飲料業界の仕事内容とともに、志望動機の書き方のポイントについて、例文を紹介しながら解説していきます。ES(エントリーシート)の作成にお役立てください!

【例文付き】飲料メーカー志望のESの志望動機の書き方!
目次

飲料業界とは?

飲料の製造・販売を行う

日本コカ・コーラ、サントリーホールディングス、アサヒグループホールディングス、伊藤園、キリン、ダイドードリンコなど、主に清涼飲料水と酒類を製造・販売するメーカーを指します。

飲料商品の製造・販売が主な事業ですが、商品開発以外にもマーケティングや企画、宣伝、デザインなどさまざまな職種で活躍することができる業界です。

飲料業界の動向

身近な商材を扱い、知名度のあるメーカーが多いことから、就活生に人気の高い就職先です。しかし、少子高齢化や、若い世代に飲酒の習慣がないことなどの影響により、清涼飲料水、酒類ともに売上は頭打ちの状態で各社販売に苦戦しています。

そのため、食品やバイオケミカルなど、別の分野での事業展開も進めるなど、変革の時期を迎えています。また、近年は健康志向の高まりにより、トクホ飲料や機能性飲料の需要も伸びています。

飲料業界の仕事内容は?

飲料業界の仕事内容はその役割から、「商品を創る仕事」「市場を開拓する仕事」「事業を支える仕事」の3つに分けられます。それぞれどのような仕事内容なのか、紹介します。

商品を創る仕事

研究開発
商品開発担当から、「こういうコンセプトの基、こういった原料を使い、こういう味の商品を」といったオーダーがあり、原材料の選定や味の設計などを行います。同じ商品でも、海外向けに違った味の開発を手掛けることもあります。また商品の原材料となる素材を見つけたり、創り出したりするための研究も行います。

商品開発
消費者に、これまでにない美味しさや新しい味を感じてもらうために、新商品を開発したり、既存商品のリニューアルなどを行います。

生産管理
消費者が安心して口にできる商品を生産するために、工場全体や、ラインシステムなどのトータルプロデュースをする仕事です。効率よく生産する仕組みを考えたり、無菌充填システムなど衛生面を向上させる仕組みを開発したりします。

市場を開拓する仕事

営業
飲食店やレストラン、スーパーマーケットやコンビニエンスストアに商品の魅力をアピールして商品を置いてもらう仕事です。競合他社がひしめき合う中いかにシェア拡大を図るか、各営業担当者の手腕が問われます。

マーケティング
市場のリサーチや、消費者の好みなどを分析します。マーケティング担当の分析結果により、商品や開拓市場の方向性が決められることもある、重要な仕事です。

事業を支える仕事

原料調達
各商品の原料を安定して供給するためのシステムを構築します。品質を守り、またコストを押さえるための活動も行います。原料は海外から調達することも多いので、グローバルに活躍できる人材が求められます。

システム管理・開発
社内のコミュニケーションにも、生産システムの管理にも、いまやITシステムが欠かせません。社内のITシステムの管理や運営、新たなシステム開発も企業活動の主幹となる業務です。

財務・経理
資産調達や余資運用、投資評価などさまざまな財務業務があります。大手企業であれば、M&Aや買収などに関わることもあります。

飲料業界の志望動機の書き方のポイント3つ

飲料業界の志望動機に関わらず、志望動機には押さえるべきポイントが3つあります。例文とともに書き方のポイントを紹介しますので、ES作成の参考にしてください。

まず結論を伝える

就活における文章は、分かりやすさが重要です。言いたいことが率直に伝わるように、一文目に結論を持ってきましょう。

例文:
「飲料を通して人々の健康に貢献したいと思い、飲料業界を志望しました」

なぜ飲料業界を目指したのかを書く

他の業界でも使えるような志望動機ではなく、なぜ飲料業界でなければならないのかという理由が伝わるようにしてください。

例文:
「毎日口にする飲料を扱う飲料業界でなら、人々の健康に密接に関わることができるからです」

なぜ志望企業を選んだのか明確にする

数ある飲料メーカーの中でも、なぜ該当企業を志望したのかという理由を明確にする必要があります。そのためには企業研究をしっかりして、志望企業の注力分野、他社より秀でているところを見つけましょう。

例文:
「トクホ飲料や機能性飲料に力を入れている御社でなら、大学で研究してきた栄養学の知識をいかすことができると思いました」

業界別!難関企業内定者の志望動機集

より説得力のある「志望動機」を書くために

志望動機の説得力を高めるために、次のポイントも意識してみてください。

具体的なエピソードを盛り込もう

志望するに至った、具体的なエビソードがあるとさらに説得力が増すので、何らかのエピソードがある場合はそれも書くといいでしょう。

「なぜその商品が好きなのか」「飲料に興味を持った理由」、などを掘り下げて考えてみてください。何か具体的なきっかけがあったはずです。

仕事を通じて会社や社会にどう貢献したいか書く

「入社したら仕事を通じてどんなことを実現したいのか」という展望も書きましょう。あなたが会社で活躍している姿がイメージできるような書き方ができると、熱意や思いがより伝わる文章になります。

実体験で説得力を高める

実際に商品を試してみることも大切です。可能なら、生産をしている工場の見学などに行ってみるのもいいでしょう。実際に生産過程や現場を見て感じたことを書くと、志望動機の説得力が高まります。

インターンシップに参加する

インターンシップに参加するのもおすすめです。実際に就業体験をしてみると、飲料業界や仕事内容の理解がかなり深まります。ネットの情報だけではわからないことも、体感できるでしょう。

インターンの経験を通じて、自分の好きなことや得意なことも明確になるので、志望動機の説得力もぐっと高まります。

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飲料業界の志望動機の例文

上記のポイントをふまえて作成した例文を紹介します。ES作成時の参考にしてください。

例文1

小学校低学年のころから、ジュースの新商品が出るのを楽しみにしていて、将来はジュースを開発したいという思いがずっとあった。高校生くらいになると、ジュースを飲んで「自分ならこういう味付けにするのにな」と思い、自分なりに新しいジュースの構想を練っていた。御社は、飲料メーカーのなかでもジュースの商品開発に積極的であることから強く魅力を感じた。自分も、新しいジュースの商品開発に関わり、世の中の人たちに新しい美味しさを届けたいと思う。

例文2

大学時代に取り組んでいた生物系の研究の技術や知識を活かすために、人の暮らしに欠かすことのできない飲料の研究開発職に携わりたいと考えていた。なかでも御社は、研究開発への投資がきちんとされているうえ、他社との経営統合も活発なため、よりブランド力のある商品の研究開発に携われるのが魅力だと感じた。また、会社説明会で海外に行く機会も多いと聞き、さまざまなことにチャレンジできる環境に身を置きたいと思った。御社で、商品のブランド力を高められる研究開発に関わり、自分自身も多くのことにチャレンジして成長したいと思う。

最後に

まずは業界研究をしっかり行い、志望企業の特徴をよく理解することです。今回紹介したポイントを意識して、説得力のある志望動機を作成しましょう。


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