「大学時代にバックパッカーとして旅をしていた」という人の話を聞いたことがある人も多いと思います。友達やアルバイト先の人から、バックパック旅行を勧められたという人もいるかもしれません。バックパッカーとして旅をするのであれば断然、大学生のうちがおすすめです。ではなぜ、大学生にバックパッカーがおすすめされるのでしょうか。
- ・バックパッカーとは
- ・大学生にバックパッカーがおすすめされる理由
- ├様々な人と出会える
- ├様々な経験ができる
- ├自分を見つめなおすきっかけになる
- ├海外の情報を肌で感じることができる
- └長期休みを取れる
- ・バックパッカーとして旅をする際の注意点
- ├治安の悪い場所では注意深く行動する
- └事前にその国について情報収集をしておく
- ・最後に
バックパッカーとは
バックパッカーとは、「食料や寝袋を持って旅をする人」という意味です。一般的には、「ツアーなどを利用せず費用を安く抑え、バックパックを背負いながら長期の旅をする人」と認識されていることが多いようです。
短い人で2週間、長い人になると1年以上の旅をする人もいます。旅行会社のツアーは日数が増えれば増えるほど費用も高くなり、決められた場所や観光地をガイドと一緒に回ることが多いです。一方でバックパッカーの場合、安宿や格安の交通機関などを利用し、自分の行きたい場所に自分で行くことになります。
大学生にバックパッカーがおすすめされる理由
なぜ大学生にバックパッカーがおすすめなのでしょうか。その理由をいくつか説明します。
様々な人と出会える
バックパッカーは、主にユースホステルやドミトリーなどを利用して宿泊することが多いようです。そうすると複数人で1部屋を利用することになり、そこで自然と出会いが生まれます。同じ部屋で過ごすうちに話をしたり仲良くなったりできるので、いろいろな国籍の人と知り合うことができます。
行き先が同じ人と仲良くなり行動を共にした結果、帰国後も定期的にメールのやりとりをしているという人もいます。学生時代に自分と全く違う価値観の人と接することは、大きな成長につながるでしょう。
様々な経験ができる
訪れる場所も、ツアーと違って自由です。宿泊先で同じ部屋になった人におすすめの場所を聞けば、ガイドブックには載っていない場所に行くことができるかもしれません。
団体ではなく個人で行動するため、様々な経験ができます。旅先で出会った人から、それぞれの国の文化や生活習慣、考え方などを聞くこともあるでしょう。そこには、日本にいるだけでは知ることのできなかった発見があるはずです。
自分を見つめなおすきっかけになる
一人でバックパック旅行に行く場合、自分の周りは必然的に知らない人ばかりになります。そして日本国内にいる場合と違って、価値観も国籍も違う人が大勢いる中で生活をすることになります。そうすると、様々な価値観に自然と触れることになります。自分とは違う価値観を知ることは、自分を見つめ直すきっかけとなるでしょう。
海外の情報を肌で感じることができる
私達は普段、マスメディアを通じて海外の情報を入手しています。その情報はテレビ会社や出版社など発信する側が取捨選択したもので、全体の一部の情報のみが私達のもとに届けられています。
実際自分の目で見てみたら、思っていたのと違っていたということもたくさんあります。海外の現状を実際に自分の目で見ることで、よりリアルな情報に触れることができるのです。
長期休みを取れる
大学生にバックパッカーがおすすめされる一番の理由は、休みの問題です。大学生には長期の休みがありますが、社会人になると長期休暇を取るのは難しくなります。取れてもせいぜい1週間、ということが多いです。
このような実情を考えると、一番バックパッカーとして旅をしやすいのは大学生の時期なのです。大学生なら長期休みがあるうえ、バックパック旅行を理由に休学をしたとしてもそこまでマイナスにはなりません。就職活動の際には、バックパック旅行で得た経験をアピールすることもできます。
バックパッカーとして旅をする際の注意点
治安の悪い場所では注意深く行動する
しかし、バックパッカーは、よい面だけではありません。日本は非常に安全な国なので忘れがちですが、世界には日本ではほとんどかからないような病気があったり、治安の悪い場所もあります。
日本人というだけでお金を持っていると思われ、スリや窃盗のターゲットになることもあります。毎日のように事件がおき、人が殺されている地域もあるのです。海外では事件に巻き込まれないよう、注意ながら行動しましょう。
事前にその国について情報収集をしておく
きちんとその国のルールを守り、危険を理解していれば問題はありません。行く前に、場所、人、食べ物など日本と違うルールや気を付けなければいけない点などをきちんと調べるようにしましょう。インターネットを利用したり、外務省の海外安全ホームページなどを参考にしてみてください。
最後に
ガイド付きのツアーに参加せずに、自分で宿や交通手段を手配しながら旅をするというのは非常に勇気のいることだと思います。予想外のこともたくさんあるでしょう。
社会人になってからバックパッカーになる人もたくさんいます。そしてほとんどの人が、「後悔はない」「会社を辞めてまで行って良かった」と言います。それほどバックパッカーというのは価値がある経験ができるのです。そしてその経験が心置きなくできるのは大学生のうちだけなのです。
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