インターンに参加できるのは何年生から?1年生2年生も参加すべき理由

「インターンシップは3年生から」「1年生2年生にはまだ早い」というイメージを持っていませんか?実はインターンシップには、学年制限はないんです。しかしインターンシップはいろいろなタイプがあり、参加する学年・時期によっておすすめのインターンシップも異なります。

参加する目的を明確にして、適切なインターンシップにエントリーすることが重要です。ここではインターンの種類や1年生2年生がインターンに参加するメリット、インターンプログラムの探し方について解説します。

インターンシップに学年制限はあるのか?
目次

インターンには何年生から参加できる?

夏は大学3年生対象のインターンが多い

インターンシップは就活の一環として広まったものなので、基本的には就活生を対象としたインターンが多いです。とくに夏に実施される「サマーインターンシップ」は、就活中または就活直前の大学3年生や大学院1年生を対象とするものが一般的です。

学年不問の募集も増えている

しかし近年は就活を意識したサマーインターンでも、大学1年生2年生が参加出来る募集もあります。インターンの募集要項に「学年不問」と書いてある募集もたくさんあるので、参加条件のところを確認してみてください。

長期インターンは学年不問

長期インターンは、学年不問の募集がほとんどです。長期で働くことを前提としてインターンシップを募集するため、就活まで時間がある大学1年生、2年生を積極的に採用する傾向にあります。

もちろん大学3年生でもスケジュール的に問題なければ採用されますし、内定を獲得して就活を終えた4年生を積極的に採用している企業もあります。

インターンにはいろいろなタイプがある

インターンの期間

インターンシップは大きく分けると「短期インターン」と「長期インターン」に分けることができます。

①短期インターン
短期インターンは、1日から数日のプログラムで長くても1週間程度です。1日だけの1Dayインターンだと、企業をよく知ってもらうことが目的で、会社説明会に近い内容となることが多いです。数日のプログラムだとグループワークや職業体験もできたりします。

②長期インターン
長期インターンは、数週間以上から数ヶ月になり、長いと1年以上続ける人もいます。社員と一緒に働きながら業務を体験することができ、スキルを身につけることも可能です。

インターンの形式

形式によってもいくつかのタイプに分けることができます。

①講義形式
1日だけの1Dayインターンに多いタイプで、大学の講義のように座学で説明を聞きます。業界の動向や企業の事業について詳しく解説してもらえます。業界研究や企業研究に役立ちます。社内ツアーや施設の見学が含まれるケースもあります。

②体験形式
数日の短期インターンに多いです。マーケティング、営業、研究開発など職種ごとのコースに別れて、ロールプレイングなどで業務を体験します。その仕事が自分に向いているかどうかを見極めたい方におすすめです。

③ワーク形式
数日の短期インターンでよくみられます。グループワークやグループディスカッションなどを行い、企業から出された課題に取り組みます。最終日にプレゼンや発表をするプログラムも多いです。

④就業形式
長期インターンはほとんどこの形式で、オフィスで社員の方と一緒に実務を行います。はじめは社員のサポートからスタートし、慣れてくれば徐々に責任ある仕事を任されるようになります。就業型インターンは基本的に有給です。

インターンに参加するメリット

新たな発見が就活に役立つ

インターンシップに参加すると「○○についてもっと知りたい」「○○の仕事が楽しかった」など、新たな気づきや発見があったりします。興味があることや得意な仕事が明確になれば、就活の際に企業選びのヒントになります。

実際に会社を訪れたり社員の方と話したりして、「思っていたのと違った」と思うこともあるでしょう。イメージとのギャップを埋めるためにも、時間に余裕があればできるだけたくさんのインターンに参加してみることをおすすめします。

スキルや経験が就活で武器となる

インターンに参加すると、挨拶や敬語の使い方など基本的なビジネスマナーを身につけることができます。長期インターンなら実践的なスキルも身につけられるでしょう。

ビジネスシーンで身につけたマナー・知識・スキルは、就活中や就職後に役立ちます。就活中には面接での対応に自信が持てたり、入社してからは即戦力となれる可能性も高くなります。

大学1年生2年生もインターンに参加すべき理由

就活時期は忙しくなる

大学3年生になって就活が本格的にスタートすると、履歴書やES(エントリーシート)の作成、筆記試験対策、会社説明会などで忙しくなり時間的余裕がなくなります。

とくに長期インターンは週に数日まとまった時間が必要になります。ぜひスケジュールに余裕のある大学1年生2年生のうちにインターンに参加しておきましょう。

複数の企業のインターンを経験できる

大学3年生の就活時期になって忙しくなると、参加できるインターンの数が限られてしまいます。時間的に余裕のある1年生2年生のうちからインターンに参加しておけば、より多くの企業のインターンに参加できるでしょう。

インターン募集は夏休みや冬休みの時期に集中する傾向があるため、日程が重なってしまうとどちらかを諦めなくてはなりません。「いろいろな業界や企業を見てみたい」考えている方は、なるべく早い時期からインターン参加を検討する必要があるのです。

就活の準備を早めにスタートできる

インターンシップで仕事を体験すると、自分にあった企業や仕事について真剣に考えるようになります。早い時期から就活をスタートしておくと、本格的な選考がスタートした時に余裕を持って活動できるでしょう。

インターンの選考では就活と同じようにES(エントリーシート)の提出、Webテスト、面接があるので、就活本番に備えて予行演習をしておくこともできます。

インターンの探し方

大学の窓口で相談する

大学のキャリアセンターや就職課など、大学の窓口でインターン募集について聞いてみるという方法があります。大学経由でインターン募集をしている企業も多いので、担当者があなたに合ったインターンシップを紹介してくれるでしょう。

企業に直接問い合わせる

「ぜひこの企業で働きたい!」という企業が決まっている場合は、企業のホームページをチェックしてみてください。採用情報とは別に「インターン募集情報」が掲載されていることがあります。

ホームページに記載がなくてもインターンを募集している場合もあるので、企業の担当者に直接メールや電話で問い合わせてみるのもいいでしょう。

インターン専門のサービスを利用する

興味の有る業界はなんとなく決まっているけどどうやって探せばいいかわからないという人は、インターンシップ専門のサービスを活用するのがおすすめです。

興味のある業界や勤務地など希望の条件に合ったインターンを効率的に探すことができます。サイトから応募できるようになっていることも多いので、応募も手軽です。

まとめ

インターンシップは学年に関係なく、いつでも始めることができます。自分にあったインターンプログラムを見つけ、自己の成長と今後の自分自身のキャリアを考える機会としましょう。

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インターンシップって1日何時間働くの?週何日から参加できるの?
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インターンの参加を検討する学生が抱える不安の1つが「拘束時間の長さ」です。授業にバイトに忙しい大学生にとって、インターンにどのくらい時間が必要なのかは気になるポイントですよね。 インターンの就業時間は平均どのくらいなのか、何時から始まって何時に終わるのか、気になっている人も多いでしょう。 そこで今回は、インターンとして働く時間やその頻度、時間がない学生はどのようにインターンを探せばいいのかなどについてご紹介します。 短期インターンの期間・頻度・就業時間はどのくらい? 短期インターンの期間は1日~1週間が多い 短期インターンは3ヶ月未満の期間で開催されるインターンのことです。その中でも1日の「1DAYインターン」や1週間の「1WEEKインターン」が多くを占めます。 多くの1DAYインターンは何度も開催されます。自分の都合に合わせて日程を組むことができるため、忙しい大学生にも参加しやすいインターンです。 短期インターンの頻度は週5日が多い 1WEEKインターンは平日の月曜日から金曜日までの参加が求められるものがほとんどなので、参加する週は授業やバイト等、他の予定を調整しておく必要があります。 ただ1週間で完結するため、まとまった休みが取れる時期があれば、スケジールの調整もしやすいでしょう。 短期インターンの就業時間は半日から終日 短期インターンのうち、1DAYインターンは半日から終日の時間帯で開催されます。会社や工場の見学、事業についての説明など、「会社を知ってもらうこと」が目的となっています。 一方で1WEEKインターンは終日参加が基本です。疑似的な業務の体験や与えられた課題に関するグループワークなど、1DAYインターンと比べ、社員とより近い距離で関わることができます。 長期インターンの期間・頻度・就業時間はどのくらい? 長期インターンの期間は3ヶ月以上 長期インターンは3ヶ月以上の期間で開催されるインターンです。終了時期に明確な決まりがなく、長く働き続ける人も少なくありません。 実際に社員とコミュニケーションを取りながら働くことができるため、短期インターンよりも志望する業界や企業の理解を深めることができます。 忙しい大学生にとってはややハードルの高いインターンではありますが、長期インターンは有給であることも多いため、バイトをする分の時間をインターンにあてることも可能です。 長期インターンの頻度は週2~3日程度の参加が多い 長期インターンでは、平日の週2~3日程度の勤務となっているケースが多いです。しかし、企業によっては「週1日からでも可」という場合もありますので、よく確認してみてください。 また、テスト期間などで「どうしてもこの期間は週2~3回のシフトは難しい」と感じる時には、企業の担当者と相談して、シフトの調整を願い出ることも可能です。 長期インターンの就業時間は1日に4~6時間が多い 長期インターンの1日の勤務時間は、4~6時間程度が平均的です。時間帯としては「9時から18時」や「10時から19時」のように、企業の営業時間の中で働くことがほとんどです。 出勤する曜日や時間帯は企業とインターン生との間で、予定をすり合わせながら決定していきます。 「インターンの時間がない」と思ったら インターンの必要性を見つめ直す インターンに参加することは就活において必須なわけではありません。インターンに参加しなくても志望する企業に合格を果たす就活生も数多く存在します。 「インターンに参加する時間がない!」と慌てる前に、「なぜインターンに参加するのか」を明確にしてみましょう。例えば、志望する企業について知りたいなら、会社説明会やOB・OG訪問でもカバーできるはずです。 ・インターンで何を得たいのか? ・それはインターンでしか得られないのか? この2点をしっかりと考えてみてください。 志望度が高い場合には調整をお願いしてみるのも手 「この企業が第一志望だから絶対にインターンに行きたい!」という場合には、企業に参加したい気持ちをぶつけてみましょう。企業としては採用を見据えて「意欲」や「志望度の高さ」も重視しています。 そのため、しっかりと企業への熱意を伝えることができれば、多少の融通を効かせてくれることもあります。本当に入社したい企業なら、諦める前に一度打診してみるのがおすすめです。 同じ業界で短時間勤務可能なインターンを探してみる 応募条件として「週何日以上何時間以上勤務できること」と決められていて、希望する企業のインターンができない人もいると思います。 その場合は、同じ業界の別の企業のインターンを探してみてください。志望する企業とは別の企業で働いてみることで、今まで気づけなかった企業の魅力に気づくこともあります。特定の企業にこだわらずに、幅広い視野でインターンを探してみることをおすすめします。 時間がないけどインターンに参加したいなら リモートワークが可能なインターンを探す インターンは企業まで足を運び、決められた時間働くものばかりではありません。志望する職種によっては自宅で自分のペースで仕事が出来る「リモートインターン」もあります。 エンジニア・ライター・デザイナーなど、Webを介して業務を済ませられる職種を志望する場合にはリモートインターン可能な企業も多いため、検討してみてはいかがでしょうか? 夜や土日勤務可能なインターンを探す インターンの勤務時間は企業の就業時間に合わせて、9時〜19時の間で設定されることが多いですが、学生の予定に合わせて調整してくれる企業も多いです。 夜遅くまで仕事をしている人が多い企業なら夜の勤務も可能ですし、土日の勤務が可能なインターンもあります。 長期休みを利用してインターンに参加する 夏休みの期間に実施される「サマーインターン」や、冬休み期間中に実施される「ウィンターインターン」などもあります。 普段は授業やサークルが忙しくてインターンに参加できる時間がないという学生は、長期休みを利用してインターンに参加するのがおすすめです。 「サマーインターン」や「ウィンターインターン」を募集していない企業でも、夏休みの間だけインターンとして働きたいという希望を伝えて応募してみるのもいいでしょう。 最後に 短期インターンでも長期インターンでも、大切なのは「就職」という目標を見失わないことです。 「自分にとって今何が必要か」を常に意識しながら、優先順位をつけて行動するようにしましょう。 「何から始めればいいか分からない」という場合には、一度キャリアセンターなどで相談してみるという方法もあります。他人に話していくうちに考えがまとまり、解決策が見えてくるはずです。 ...

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不動産業界インターンの時期・内容・選考対策を解説
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不動産業界は就活生に人気の高い業界の1つです。インターンにも多くの応募者が集まるため、参加するには正しい知識と対策でインターン選考に備える必要があります。今回は不動産業界インターンの時期、期間、内容について解説。インターン選考の流れと対策も参考にしてください。 不動産業界の分類 不動産業界の仕事は「管理系」と「建築・建設系」の2つに分かれています。 管理系 不動産管理に関連する仕事は次のようなものがあります。 不動産仲介業者:不動産の賃貸や売買の仲介 不動産管理会社:不動産の設備点検や修繕 アセットマネジメント:不動産投資用物件の管理や運営 プロパティマネジメント:オーナーに代わって不動産の経営 建築・建設系 不動産業界を支えるもう1つの大切な仕事は、建設・建築に関わるものです。代表的なものとしては次のようなものがあります。 デベロッパー:都市や土地などの開発計画や立案 ゼネコン:建設計画に基づく建設 ハウスメーカー:住宅の建設 【期間別】不動産業界インターンの開催時期と内容 不動産業界のインターンには長期インターンと短期インターンの2種類があります。 短期インターン 不動産業界では1dayインターンや2〜3日の短期インターンが多いです。もう少し長めの1週間程度の短期インターンも数は多くありませんがあります。 不動産業界では、8~9月頃の夏期インターンや12~2月あたりの冬期インターンが多く見られますが、秋にインターンを開催している企業もあります。 インターン内容は会社の事業説明を聞いたり、グループワークと発表、プロジェクトや現場の見学などが多いです。中には実際の現場で仕事体験ができるものもあります。短期インターンでは報酬が支払われるケースはほとんどありませんが、交通費や昼食代が支給されることがあります。 長期インターン 長期インターンは数週間から数ヶ月の長期間に渡るインターンプログラムです。内容は実際の業務を体験するものが多く、特定の開催時期はありません。不動産業界の長期インターンは営業職の募集がとても多いです。 長期インターンでは給与が支払われることがほとんどなので、アルバイト代わりに長期インターンに参加する学生も少なくないです。 実際に業務を体験できるのでスキルや知識を身につけることができますが、毎週決まった時間に働かないといけないのでスケジュール調整が必要になります。短期インターンのように複数の企業のインターンに参加するのは難しいかもしれません。 【職種別】不動産業界インターンの内容 企画開発 デベロッパーへの就職を目指すなら、ぜひ「企画開発」の仕事を体験してみましょう。企画開発は都市・土地・分譲住宅の大規模な開発に携わり、土地の仕入れから開発計画の立案までを担います。 その開発計画をもとにゼネコンをはじめとする外部業者への依頼や連絡を行い、プロジェクトの進捗管理を行う取りまとめ役も果たします。 インターンではグループワークを通じて仕事を体験したり、実際に都市や不動産を見学したりする中で、企画開発の仕事について理解を深めます。 営業 不動産業界では、不動産やサービスをお客様に届ける営業の仕事も人気です。特に新入社員は営業職に配属されるケースが多いため、インターンで業務を体験しておくと入社後もスムーズに仕事に取り組めるでしょう。 インターンでは営業にふさわしいビジネスマナーなどの研修を受けた後、ロールプレイングをしたり、テレアポの仕事体験したりします。有給インターンの場合にはアポイントが取得できると、その分インセンティブを受け取れることが多いため、スキルだけでなく収入も得ることが可能です。 事務 不動産業界ならではの職種だけでなく、他の企業と同じく人事・総務・財務などの事務系の職種についてもインターンで仕事を体験できます。 これらの仕事は短期インターンよりも長期インターンでの募集が多く見られます。営業とは異なり、インセンティブなどはないものの、安定した働き方をしたい人や裏方として活躍したい人にはおすすめです。 不動産業界のインターン選考の流れと対策 ES(エントリーシート)提出 不動産業界のインターン選考では、多くの場合エントリーシート提出が求められます。 まずは会社説明会や企業ホームページを利用して、志望する企業が求める人材やスキルを理解し、それに合わせたインターンの志望動機や自己PRを書けるようにしておきましょう。 インターン選考の時点では、志望動機や自己PRを書き慣れてない人がほとんどです。「難しい」と感じたら1人で悩まず、キャリアセンターなどで相談すると効率的に書き方をマスターできます。 ES(エントリーシート)作成について詳しくはこちらの記事を参考にしてください。 面接 面接が実施されるインターン選考も少なくありません。質問に対して適切な回答をすることはもちろん、面接では「客観的に見た自分」を意識した対策が必要です。好印象を与えられる身だしなみ・表情・言葉遣い・姿勢を身につけておきましょう。 自分では問題ないと思っても、他者から見ると違和感があったり、気になるクセがあったりすることもあります。事前に家族や友人などにチェックしてもらい、自然で良い印象を与えられるよう準備しておきましょう。 インターンの面接について詳しくはこちらの記事を参考にしてください。 不動産業界のインターンシップの探し方 企業のホームページから探す 志望企業が決まっている場合は、企業のホームページから探してみてください。新卒採用のページに、インターンの募集時期について記載があったり、募集要項が記載されていたりすることが多いです。 企業のホームページにインターンについて記載がない場合は、直接企業の窓口(代表電話やメールアドレス)に問い合わせてみるといいでしょう。 大学のインターン募集から探す 大学を通してインターンを募集している企業も多いです。大学の就職課などで、不動産業界のインターン募集がないか聞いてみてください。 インターンシップ参加が単位として認められる制度のある大学も多いです。単位として認められるには内容や期間などの条件が決まっている場合もあるので、事前に確認しておくといいでしょう。 インターンシップ専門のサービスから探す 不動産業界を志望してはいるものの志望企業が決まっていない場合は、インターンシップ専門のサービスを使って探すのがおすすめです。 インターン募集情報が集約されていて、業界・職種・勤務地などの条件を絞って探せるので、自分に合ったインターンを効率的に探すことができます。 最後に 不動産業界は就活生に人気の業界です。倍率の高いインターン選考を通過するにはしっかりと対策する必要があります。できるだけ早く情報収集を開始し、できる対策から始めていきましょ...

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