何日ある?大学の冬休みの期間について解説

クリスマスやカウントダウンなど、ビッグイベントを控えた冬休み。どんなふうに過ごそうか、早くから計画を立てる方もいるのではないでしょうか?また、楽しいイベントとは裏腹に、後期試験や卒論、課題提出を控えて学業が忙しいという方が多いのも、冬休みです。

ここでは、大学の冬休みがいつからいつまでなのか、期間について解説します。

何日ある?大学の冬休みの期間について解説
目次

冬休みは2週間ほどと短め

長いと言われる大学の休暇ですが、春休み、夏休みとは異なり、冬休みは2週間だけです。例年12月23日~1月7日くらいが一般的で、始まりと終わりも小学校や中学校、高校の冬休みとほとんど同じです。

短くてがっかり!という方もいるかも知れませんが、冬休みが明けて1ヶ月もすれば長い春休みが始まります。

後期試験対策や卒論、授業などで忙しい人も

冬休みが明けて1ヶ月後に春休みと考えると、冬休みは大学の年度末の期間と言えます。実際に、冬休みが終わってすぐに後期試験が始まりますし、卒論の提出期限が冬休み明けに設定されている大学もあります。そのため、冬休みに後期試験対策や卒論に追われる学生も多いようです。

春休みや夏休みとは違い、のんびりしてばかりもいられないのが冬休みです。

冬休み明けにには期末試験が始める

冬休みが明けて1週間後には、後期試験が始まります。前期試験で単位を充分に取得できている学生は、リラックスして臨めると思いますが、後期試験の結果に進級がかかっている学生にとっては、非常に重要な意味を持つ試験です。

また、学年によってキャンパスが異なる場合には、そのキャンパスでしか取れない必修単位の試験も落とせません。留年したり、違うキャンパスに通ったりする羽目にならないように、必要であれば冬休み中も学業に専念しましょう。

課題やレポート提出が控えている場合も

理系学部の学生の場合、後期試験が筆記だけではなく、研究結果のレポート提出が含まれている場合があります。レポートは一夜漬けでできるものではないので、時間をかけて準備する必要があります。そのため、冬休みを返上してレポート作成にかかりきりになることもあります。

美術大学などの学生の場合も、実技科目の後期試験が作品提出であることが多いです。絵画や彫刻など、大掛かり作品を納得いくものに仕上げるまでかなり時間がかかります。冬休み中も製作に時間を費やす学生もいると思います。

4年生は卒論に専念を

4年生にとっては、卒論提出を控えた大切な時期でもあります。卒論は、いかなる理由があっても提出期限後には受け取ってもらえないので、まずは提出期限に間に合うように完成させる必要があります。また、内容も一定水準のレベルになるように書き上げなければいけません。

卒論は提出期限までに出して、文字数をクリアしていれば確実に合格できるという噂もありますが、やはりあまりにひどい出来だったり、著しく引用が多かったり、どこかの文献からコピペした文章を流用したりした場合は、落とされることがあります。

就職先が決まっている学生でも、卒論の単位を落としたために留年が決まってしまい、採用が取り消されてしまうケースも実際にあります。卒論を書き上げるのはとても苦しい作業ですが、それはみんな一緒なのでなんとか乗り切って卒業しましょう。

冬季集中講義を履修したら登校を

冬休み中に実施される冬季集中講義を履修している学生は、登校する必要があります。

冬季集中講義とは、冬休みの期間を利用して外部の特別講師を招いて行われる短期集中の講義です。期間や時程は内容により異なりますが、2~3日程度、一日4~5時限の講義を集中的に受けるというものです。レポートを提出する場合もあります。

休暇中に登校しなければいけませんが、通常であれば半年かけて取得する単位を短期間で取れるというメリットがあります。また、特別講師から面白い話が聞けたり、勉強している分野に関する新しい視点が得られたり、学ぶべきことが多いのも魅力です。

クリスマスや年末年始のイベントも楽しもう!

後期試験対策や卒論に忙しいとお伝えしてきた冬休みですが、時には息抜きも必要です。特に冬休みは、クリスマスや年越し、お正月と、短いながらイベントが目白押しです。メリハリをつけて、楽しむときはしっかりと楽しみましょう。

友達や恋人とクリスマスや年越しを過ごしたり、お正月に実家で家族と過ごしたり、自分のリラックスできる時間を持つことで、勉強や卒論にも打ち込めると思います。もちろん、卒論もなく後期試験の心配もないという方もたくさんいると思います。遊んだり、バイトしたり、気ままに冬休みを満喫してください!

最後に

冬休みは短いものの、冬休み明けのおよそ1ヶ月後には春休みに突入することを考えると、大学は休みが多いですよね。冬休みには後期試験や卒論の対策をしっかりして、無事に進級や卒業ができるようにしましょう。そして、その後に待つ、長い春休みを満喫しましょう!


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