就職活動の一貫で無給のイメージが強いインターンシップですが、中には給料をもらえるインターンもあります。アルバイト代わりに有給インターンをする学生が増えており、興味がある学生も多いと思います。
有給インターンの探し方、メリット・デメリット、参加する際に気をつけたいことなど解説します。
- ・有給インターンとは
- ├有給インターンの特徴
- ├アルバイトとの違い
- ├時給はどれくらい?
- └期間は?
- ・有給インターンのメリット・デメリット
- ├有給インターンのメリット
- └有給インターンのデメリット
- ・有給インターンで募集の多い職種
- ├営業
- ├企画・マーケティング
- └エンジニア
- ・有給インターンがおすすめの学生
- ├バイトを探している学生
- ├自己PRに自信が無い学生
- └時間に余裕のある大学1・2年生
- ・有給インターンの探し方
- ├インターン専門のサービスで探す
- ├企業のホームページで探す
- └大学で探す
- ・最後に
有給インターンとは
有給インターンの特徴
有給か無給かはインターン内容で決まり、会社の実務を行うインターンは基本的に有給となります。1ヶ月以上の長期インターンが多いですが、2〜3日や1週間程度の短期インターンでも給料が出るものもあります。
グループワークやロールプレイングで簡易的な職業体験ができるインターンがありますが、この場合は無給となります。会社説明やグループワークがメインのインターンも給料は出ません。
有給インターンはオフィスで社員と一緒に働くものが一般的ですが、最近は新型コロナの影響で、在宅勤務できるオンラインの有給インターンも増えています。
アルバイトとの違い
参加する学生の目的が、有給インターンとアルバイトでは大きく違います。アルバイトをする目的は「お金を稼ぐこと」の人が多いですが、有給インターンは就活を見据えてスキルを身につけたり、企業や業務について理解を深めることを目的としている学生が多いです。
募集する企業の目的も違います。アルバイトを募集する企業の目的は「労働力」ですが、インターンを募集する目的は「企業について理解を深めてもらう」「優秀な学生を早期に獲得したい」などです。
時給はどれくらい?
時給は1000〜1500円くらいが相場で、日給だと8000〜10000円くらいです。営業インターンだとインセンティブ(成果報酬)があるインターンもあります。
基本的にはアルバイトと同じくらいですが、スキル次第では一般的なアルバイトよりもかなり稼げることもあります。
期間は?
2〜3日や1週間程度のプログラムが主流の短期インターンはほとんどが無給で、有給の短期インターンは数が限られています。短期の有給インターンは人気があり選考倍率が高くなりやすいので、しっかりと選考対策しましょう。
1ヶ月以上の長期インターンはほとんどが有給インターンなので、有給インターンをするなら長期インターンで探すのがおすすめです。
長期の有給インターンを募集しているのはベンチャー企業が多いですが、短期の有給インターンを募集しているのは大手の企業が多いです。
有給インターンのメリット・デメリット
有給インターンのメリット
スキルが身に付く
有給インターンの多くは実務を行うため、仕事を通してビジネス関連のスキルやマナーが身に付くのが大きなメリットです。就職してからもスムーズに職場で仕事をこなしていけそうだという安心感にも繋がります。
就活で有利になる
選考を受けたい企業や入社したい企業の長期インターンに参加して高い評価を得られると、そのまま早期内定がもらえるケースがあります。就業した企業以外の選考でも、インターン経験や業界への興味などが評価されるのでアピール材料としても使えます。
有給インターンのデメリット
責任が重い
長期インターンでは会社の実務を行うため、責任も生じます。いい加減な仕事をすると企業に迷惑をかけることになるので、生半可な気持ちで参加することはできません。
拘束時間が長い
長期インターンは定期的に勤務する必要があり、1日数時間で週に数日は時間を拘束されることになります。授業やサークルと両立するためにしっかりとスケジュール管理しなければなりません。
有給インターンで募集の多い職種
営業
テレアポをしたり実際に取引先を訪問したりします。企業によってはインターン生でありながら担当を任されることもあります。オフィスで実際に営業担当の社員を見ながら働くことができるため、業務理解や営業スキル向上に役立つでしょう。
企画・マーケティング
宣伝方法や販売方法を考えるインターンです。商品を販売している企業であれば、どうすればその商品が売れるのか、どういった宣伝をすると良いのか考える仕事です。就活生に人気の職種ですが、アルバイトではなかなか体験できない職種でもあります。インターンで経験しておけば他の就活生から一歩リードすることができるでしょう。
エンジニア
プログラムを書いてアプリの開発や運用、システムの保守などを行います。他の業種の長期インターンは基本的にスキルは求められませんが、エンジニア系の場合はコードを書いた経験が求められることが多いです。企業によって扱う言語も違うため自分が扱える言語や将来使いたい言語を選んで応募しましょう。
有給インターンがおすすめの学生
バイトを探している学生
大学に入学して生活に慣れてきたからそろそろアルバイトをはじめたい、お金が足りないからバイトを増やしたいという学生に長期インターンはぴったりです。長期インターンは週3回程度が平均で週1回からはじめられるものもあります。お金を稼ぎながらスキルアップもできるのでバイトを探す際は有給インターンも候補に入れてみてください。
自己PRに自信が無い学生
大会での成績やサークル活動などあまりピンとくるガクチカ(学生時代に力を入れたこと)がない場合にも、有給の長期インターンはおすすめです。長期インターンは一般的になってきていますが、それでも実際に長期インターンを経験しているのは就活生全体の10%程度です。十分自己PR材料になりますし、責任が伴う分やりがいもあります。
時間に余裕のある大学1・2年生
大学3年生になるとサークルの代替わりや研究室、就活などで忙しくなります。比較的時間に余裕のある大学1・2年生に長期インターンはおすすめです。特にスキルアップや自己成長を目的としてインターンを行う場合はある程度長い期間続けないと難しいです。まだ早いかもと思わず気になったらすぐに応募しましょう。
有給インターンの探し方
インターン専門のサービスで探す
インターンシップを探すにはいくつか方法がありますが一番おすすめなのがインターンシップ専用の媒体を使うことです。企業のホームページをひとつずつ見てインターン募集を探すのは、時間がかかって大変です。
インターンシップガイドではワンデーインターンシップから長期インターンシップまで幅広く掲載しています。興味のある業界や職種に絞って検索できるので、効率良く探すことができます。
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企業のホームページで探す
インターンをしてみたい企業が決まっているなら、企業のホームページをチェックしてみてください。新卒採用やリクルートのページに「インターン募集」についての記載があることが多いです。
大学で探す
大学を通してインターン生を募集する企業も多いです。大学の就職課や相談窓口で、有給インターンの募集を紹介してほしいとお願いしてみてください。
最後に
お金を稼ぎながらスキルを身につけられる有給インターンは、就活前に経験してみるのがおすすめです。就活や社会人になってから役立つ学びがたくさんあるので、積極的に参加してみてください。
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