インターンシップに参加する学生は増加傾向にあります。とくに長期インターンの選考倍率は高く、なかなか受からないと悩んでいる学生も多いのではないでしょうか?
ここでは受かる人の共通点や選考を突破するための効果的な対策について解説します。選考に不安がある人、選考対策で悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
- ・長期インターンの選考は高倍率
- ├長期インターンとは
- ├長期インターンの選考方法
- └長期インターン選考は難関
- ・長期インターンに受かる人の特徴
- ├目的が明確である
- ├その企業を志望する理由が明確である
- └逆質問で熱意をアピールできる
- ・長期インターン選考の通過率をあげるには
- ├選択肢の幅を広げる
- ├挑戦する回数を増やす
- └説得力のある志望動機を作成する
- ・長期インターン探しにはインターンシップガイド
- ・最後に
長期インターンの選考は高倍率
長期インターンとは
1日だけの1Dayインターンや2〜3日の短期インターンは企業が自社について理解を深めてもらう目的で実施されることが多く、会社説明やグループワークなどが中心です。長期インターンは企業の一員として実務に携わり、数ヶ月から長いと1年以上勤務する学生もいます。
長期インターンの選考方法
長期インターンの選考は、「書類選考→Webテスト→面接」といったフローが一般的です。短期インターンは選考がないものもありますが、長期インターンで選考なしというケースは滅多にないのでしっかり対策をしておきましょう。
Webテストの実施内容は企業によって異なります。SPIや玉手箱を採用している企業が多いですが、自社で作成した独自のテストを実施している企業もあるので事前に確認しておきましょう。エンジニア職の場合は、書類選考の際に課題の提出を求められることがあります。
長期インターンの選考には書類選考に数日から1週間程度、面接結果がでるまで1週間、初回出勤日を調整するまでまた1週間程度と意外と時間がかかります。気になる募集があればすぐに動きだしましょう。
長期インターン選考は難関
長期インターンは短期インターンに比べて募集人数が少ないです。その分選考倍率も高くなるので、しっかりと対策をする必要があります。
近年は新型コロナウイルスの影響でガクチカ(学生時代頑張ったこと)に不安がある学生が増えています。就職活動を早く始めたり、大学1年生2年生のうちから長期インターンに参加する学生が増えており、選考倍率は今後も高くなっていくでしょう。
長期インターンに受かる人の特徴
目的が明確である
長期インターンに参加する目的がはっきりとしている人は、選考を突破しやすいです。「なぜインターンに参加したいのか?」はESや面接でも高確率で聞かれる質問なので、説得力のある回答を用意しておく必要があります。
長期インターンと一括りに言っても業務の内容は企業や職種でさまざまです。きっかけは「おもしろそう」「やってみたい」でも問題ありませんが、選考までに参加の目的を答えられるようにしておきましょう。
例えば特定のスキルを身につけたいなら、「○○のスキルを身に付けたい」「なぜそのスキルを身に付けたいのか」「そのためにどのような経験を積みたいか」という流れにすると論理的に答えられます。
その企業を志望する理由が明確である
「なぜその企業なのか」という企業への志望理由も選考中に必ずと言っていいほど聞かれます。その企業を選んだ理由もしっかり答えられるように準備しておきましょう。
企業に興味を持ったきっかけや魅力を感じた点について述べるのでもいいので、基本的な事業やどんな職種があるのかよく調べてみましょう。自社コンテンツを運営している企業で学生もアクセスできるものであれば一度サービスを利用してみるのもおすすめです。
逆質問で熱意をアピールできる
面接の最後に、企業の担当者から「何か質問はありますか?」と聞かれることは多いです。疑問を解消するのはもちろんですが、的を射た質問をすることで熱意が伝わり、合格率を上げることができます。
【熱意が伝わる逆質問の例】
インターン生に求めるスキルはどのようなものでしょうか。
○○事業について詳しく教えて下さい。
ホームページにあった○○とはどのような業務を行うのでしょうか。
「とくにありません」という回答はやる気のない印象を与えるので避けてください。
長期インターン選考の通過率をあげるには
選択肢の幅を広げる
有名企業や人気企業の長期インターンにしか応募しない学生は少なくありません。しかし有名な企業や学生に人気があるインターン募集は倍率が高いので、どこにも参加できない結果になってしまう可能性が高いです。
有名でなくても素晴らしい企業はたくさんあります。企業の規模や知名度にこだわらずに、気になる募集があれば積極的に応募してみましょう。
挑戦する回数を増やす
長期インターンは一社あたりの採用人数が少ないため合格率は10〜20%程度といわれています。既に募集定員が埋まってしまったり、条件が合わなかったりとどうしようもない理由で不合格になることもあります。
就活の本選考と同じくインターンも、同時に何社か申し込んでも問題ありません。長期インターンの選考倍率は高いと認識して、諦めずに何度でも挑戦することで選考を突破する確率は上がっていきます。
説得力のある志望動機を作成する
インターンの選考では志望動機が重要なポイントとなります。「なぜ長期インターンに参加したいのか」「なぜその企業なのか」という質問には、説得力のある回答を用意しておきましょう。
よくある無難な回答ではなく、オリジナリティのある回答を意識することも大切です。例えば「成長できるから」はやや受け身な印象を与えます。長期インターンに参加すれば成長できるわけではなく、自分で成長するチャンスを掴む必要があります。成長してどうなりたいのか、成長するために何をすべきか考えてみましょう。
長期インターン探しにはインターンシップガイド
長期インターンを探すにはインターンシップに特化したインターンシップガイドを利用するのがおすすめです。学生がインターンシップの情報を探す際には以下のような問題点が考えられます。
【問題点①】どこで探せばいいかわからない
インターンシップの情報が就活サイト、アルバイト求人サイト、企業HP、大学の掲示板など多くの場所に散乱しており、求めている情報をどこで探せばいいかわからない。
【問題点②】自分に合ったインターンが見つけにくい
一般的なサイトでは情報が整理されていない(アルバイト用・就活用インターン情報が混在している)ために、自分の目的や条件に合ったインターンを見つけるのが難しい。
【問題点③】学生目線の情報がない
参加した学生はどのような感想を持っているのか、自分の学年でも参加できるのかなど、学生が気になっていることについて、学生にとってわかりやすく書かれていないことが多々ある。
インターンシップガイドは上記の問題を解決する、全国の大学生のためのインターンシップ総合情報サイトです。インターンを探す際には都道府県別だけでなく、エンジニア・営業・企画・マーケティングなどの職種から検索したり、締切順、新着順や人気順での並び替え、金融・IT・メーカー・コンサルなど業種から検索することもできます。
また、本選考や、サマーインターンの締切情報をまとめた締切カレンダーや就活説明会への申し込みもできるため就活生になってからも活用することができます。
学生会員は全ての機能を無料で利用することが可能です。
インターンシップガイド会員登録の特典
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厳選インターン情報
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先輩の体験記
企業毎のインターン体験談や内定者のエントリーシートが読める!
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企業からの特別招待
企業から交通費や選考免除等の嬉しい特典の招待が届くことも!
最後に
基本的に長期インターンの選考は高倍率となるので、しっかりとした対策が必要です。ESの作成では志望動機の作成にとくに力を入れるといいでしょう。スムーズな受け答えができるように面接の練習もしておくことをおすすめします。
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