長期インターンでおすすめの職種は?業務内容や身に付くスキルを解説!

「長期インターンを始めたいけれど、どんな職種を選んだら良いの...?」と悩んでいる学生は多いかもしれません。長期インターンでは、参加する目的を明確にして、それに合った職種を選ぶことが重要です。

今回は、長期インターンの職種選びで迷っている方のために、おすすめの職種7個と、職種選びのポイントを詳しく解説します。

目次

長期インターンをするなら職種選びは重要!

長期インターンでは、職種ごとの仕事内容はもちろん、学べることや身につけられるスキルも大きく異なります。そのため、なんとなくで職種を選んでしまうと「思っていたものと違った...」と感じて辞める原因につながったり、目的を見失ってしまう場合があります。

自分に合った職種を選んで長期インターンを充実させるとともに、その経験を就活や就職後にも繋げましょう。

長期インターンでおすすめの職種9選!

①営業

営業の長期インターンをしている先輩や同期がいる方は多いのではないでしょうか。営業は、長期インターンで経験できる職種の中でも特に人気があります。

営業の長期インターンでは、クライアントの情報収集からヒアリングや提案、クロージングまでを行います。初めは社員の営業に同行したり、ロールプレイングを行うなど、営業の基本から学ぶことができるので、未経験からでも着実に営業のスキルを身につけることができます。

さらに営業では、情報収集力、ヒアリング力、課題解決力など、あらゆる職種で活かせる様々なスキルを磨くことができます。

②企画・マーケティング

企画・マーケティング職は、ユーザー・消費者のニーズを汲み取って、商品・サービス企画や事業企画、販売促進活動など幅広い業務を行います。インターン生が先頭に立って企画するということは少ないかもしれませんが、市場調査やデータ分析から企画立案、プレゼン、企画実施までを社員と共に行うことで、ビジネスの考え方を身につけることができます。

メーカーなどの企画・マーケティング職は文系職の中でも特に就活生に人気の職種です。企画・マーケティング職の長期インターンでデータ分析力や論理的思考力、ニーズを掘り下げる力を身につけることで、他の就活生に差をつけることができます。

③エンジニア

エンジニアは、サービスの企画・設計からプログラミング、テスト、サービスの保守・運用までを行います。エンジニアは設計やプログラミングだけではなく、サービスの運用を開始した後も都度バグを修正したり、よりユーザーが使いやすくなるようサービスを改善します。

エンジニアの長期インターンは経験者や理系などの条件が設定されている場合がほとんどですが、文系や未経験でもエンジニアのインターン生を募集している企業もあります。未経験からスキルを身につける場合、スクールに通うと費用の面で大きな負担になるため、未経験歓迎の長期インターンを探すことをおすすめします。

④事務

事務と一口に言っても、業務内容は多岐にわたり、業界や企業によっても異なります。
多くの企業では、資料の作成・ファイリング、電話・メール・来客対応、経理事務が主な業務内容です。事務は他の社員をサポートする仕事だからこそ、業務を円滑に進めるためのコミュニケーション能力や、迅速・確実な事務処理能力を身につけることができます。また、電話・来客対応で社外の人と関わる場面も多々あり、基本的なビジネスマナーも学べます。

事務インターンでは、社内・社外に関わらず多くの社会人と関わる機会があるため、就活でも緊張することなく企業の社員と話すことができるでしょう。また、正確でスピード感のある事務処理能力はESや面接でもアピールすることができます。

⑤Webライター

Webライターは、Web媒体の記事の制作を行います。扱うテーマを決めたら、ネットや書籍を使ったリサーチ、構成、執筆を行います。

Webライターはひたすら記事を執筆する仕事だというイメージを持っている方も多いかもしれませんが、ライティングスキルだけではなく、マーケティングのスキルを身につけることもできます。読者がどのような情報を求めているのか、どのようなタイトル・見出しに魅力を感じるのかを他の記事の掲載順位や閲覧数などを元に分析し、それを踏まえてテーマや構成を考えます。

Webライターの長期インターンでは、文章を書く際の表現力や、ニーズを引き出し掘り下げる力、情報収集力を磨くことができるので、ライターを目指す方だけでなく、マーケティングに興味を持っている方にもおすすめです。

⑥Webデザイナー

デザイナー職の中でもWebデザイナーは大学生からでも始めやすく、需要も高いため、おすすめの職種です。Webデザイナーはクライアントから依頼されたWebサイトのデザイン・制作を行います。

Webデザイナーは、クライアントに丁寧にヒアリングしてニーズを引き出すことが重要です。どんなに高度なデザインスキルを駆使しても、クライアントのニーズを満たしていなければ意味がありません。Webデザイナーの長期インターンに参加することで、デザインスキルだけではなく、ヒアリング力や課題解決力、競合サイトを分析する力など、幅広いスキルを身につけることができます。

Webデザイナーの長期インターンは未経験の学生募集も多いので、デザインを基礎から学びたいという方にもおすすめです。長期インターンに参加すれば、お金をかけてスクールに通う必要がありません。むしろ、アルバイト代わりにお金を稼ぎながらプロから直接学ぶことができ、一石二鳥です。

⑦人事・広報

人事や広報の長期インターン生を募集している企業もあります。インターン生は、直接採用に関わる仕事より、WebサイトやSNSを通じて就活生に企業を知ってもらうための仕事を行います。Webサイト内のコラムの執筆やSNSマーケティング、人事のサポートなど、多様な業務を行います。

人事・広報の長期インターンは他職種に比べると募集が少なく、知らない人も多いかもしれません。しかし、ライティングやマーケティング、事務、ビジネススキルなど、幅広いスキルを身につけることができるので、長期インターンにおすすめの職種です。

自分に合った職種選びの5つのステップ

①ステップ1:長期インターンで学びたいことを明確にする

まずは、長期インターンで学びたいこと、身につけたいスキルを明確にしてから職種を選びましょう。「ガクチカを作りたい」「先輩に紹介されたから」など、曖昧な理由で始めても、モチベーションを保てずに辞めてしまうことにもつながります。「〇〇のスキルを身につける」など、参加する目的を明確にすることから始めましょう。

②ステップ2:それぞれの職種への理解を深める

参加する目的が明確になったら、長期インターンで経験できる職種について調べ、理解を深めましょう。調べてみると、意外と自分が持っているイメージとそれぞれの職種の仕事内容が異なることも少なくありません。長期インターンを始めてからマイナスのギャップを感じることを防ぐために、それぞれの職種について調べておくことをおすすめします。

面接でも、「なぜこの職種なのか?」という質問をされることが多いため、職種への理解を深めておくことで面接でもその職種への興味をアピールすることができます。

③ステップ3:目的に合った職種をピックアップする

それぞれの職種の仕事内容について調べたら、興味のある職種をいくつか選びます。「長期インターンで学びたいこと」と「各職種の仕事内容」を照らし合わせながら、自分が長期インターンに参加する目的に合っている職種をピックアップしましょう。

(例)「マーケティングを中心に幅広いスキルを身につけたい!」
  →・企画・マーケティング
   ・Webライター
   ・人事・広報

④ステップ4:自己分析をして一番自分に合った職種を選ぶ

長期インターンに参加する目的に合った職種をいくつか選んだら、簡単に自己分析をして自分に合った職種を選びましょう。自己分析と言っても、何から手をつけていいか分からないという方は、各就活サービスで利用できる自己分析ツールや他己分析ツールを使うのがおすすめです。

イメージや憧れだけで職種を選ぶと、長期インターンを始めてから自分に合っていないことに気付き、仕事がつまらないものに感じてしまうこともあります。そのため、簡単で良いので自己分析をして、自分に合った職種を選ぶことをおすすめします。

⑤ステップ5:長期インターン経験者から話を聞く

周囲に長期インターンを経験したことがある先輩や友達がいる方は、直接話を聞いてみるのもおすすめです。本やインターネットの情報には限りがあります。経験者に仕事内容やスケジュール、学業との両立などの話を聞くことで実態を知ることができるので、選んだ職種が本当に自分に合っているのか、長期インターンを続けられそうかをよりリアルな視点で考えることができます。

長期インターンの探し方

①インターンに特化したナビサイト

長期インターンの情報は、インターンに特化したナビサイトから入手するのがおすすめです。ナビサイトやアプリは、様々な企業のインターンの業務内容や条件が一目でわかるというメリットがあります。

職種や条件にこだわりがある方は、キーワード検索機能を使って情報を絞ることで、自分に合った長期インターンを見つけやすくなります。

②大学の知人からの紹介

サークルやゼミの先輩、同期から紹介してもらうという方法もあります。同じ職種に興味を持っている知人から紹介してもらうことで、自分に合った長期インターンに出会える可能性があります。

知人からの紹介であれば予め仕事内容や社風、学業との両立などについて話を聞き、応募前に雰囲気を知ることができるというメリットがあります。

③大学のキャリアセンター

大学のキャリアセンターには企業から直接求人が届くことがあります。キャリアセンターに相談することで、ナビサイトでは入手できない独自の情報を入手できたり、過去の先輩が長期インターンに参加していた企業を紹介してもらえる場合もあります。

④企業のホームページ

すでに特定の企業に興味を持っている方や、ナビサイトで見つけた企業についてより詳しく知りたいという方は、企業のホームページをチェックしてみましょう。その企業がどんな事業に力を入れているのか、どんな雰囲気の職場なのかを知ることができるとともに、長期インターンの応募条件や求める人材についてナビサイトよりも詳しい情報を入手することができます。

【まとめ】自分に合った職種の長期インターンでスキルアップしよう!

長期インターンに参加するなら、職種選びは重要です。それぞれの職種について知り、自分に合った職種を選ぶことで、実り多い経験が積めます。長期インターンに参加する際は、必ず目的を明確にしましょう。目的を明確化することで、日々やりがいを感じ、たくさんの学びを得て、着実にスキルアップすることができます。


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