Webインターンの内容は?参加前の準備・服装・マナーも解説!

新型コロナウイルスの感染拡大により、Webインターンシップを実施する企業が増えています。しかし、「オンラインのインターンでどんな感じだろう?」とイメージがわかない方もいると思います。

新しい形式のインターンシップであるため、「Webインターンにはどんなメリットがあるの?」「参加する際はどんなことに注意するべき?」と疑問を持つ就活生も多いのではないでしょうか。

ここではオンラインで実施されるインターンのメリット・デメリットや具体的な内容について解説します。Webインターンに相応しい服装や髪型、必要な準備、マナーなども参加前にしっかり勉強しておきましょう。

目次

Webインターンって何するの?

Webインターンとは

Webインターンとはオンラインで実施されるインターンのことです。ZoomやGoogle MeetなどのWeb会議ツールが使用されるので、有名なツールはアカウント登録をして基本的な使い方をマスターしておくといいでしょう。

インターンは実際に企業を訪れたり社員の方に直接会えたりするのが魅力のため、「オンラインでは意味ないのでは?」と感じる人もいるでしょう。しかし最近はオンラインでも社員の方と交流できたり、業務体験ができたりと、学生が満足する体験ができるよう工夫されています。

Webインターンの内容

①企業説明
画面共有機能を使って資料を見ながら企業の紹介や業務内容についての講義を受けます。動画でオフィスや工場の紹介をする企業もあります。

②社員との交流
質疑応答や社員との座談会が挙げられます。単調になりやすいWebインターンでも、積極的に社員と交流することで双方向のやりとりができ、より企業への理解が深まります。

③グループワーク
学生同士がオンラインで対話できる機能を使って、グループワークを行うプログラムもあります。提示された課題に対してグループで解決策を考えて結論を発表し合ったり、実際のビジネスを想定したテーマに対してアイデアを出し合うという内容のものがあります。

④実際の仕事体験
業務体験ができるプログラムもあります。社員に教わりながらオンラインでできる実際の業務を行ったり、グループワーク形式やロールプレイング形式で業務を擬似体験したりします。

Webインターンのメリット・デメリット

Webインターンのメリット

①移動する必要がない
複数の企業のインターンに参加する学生にとっては、移動に時間とお金をかけることなくインターンに参加できることは大きなメリットです。都心の企業を志望する地方在住の学生やUターン就職を検討している学生も、交通費や宿泊費がかからないので気軽に参加することができます。

②スケジュール調整がしやすい

Webインターンは移動する必要がないためスケジュール管理がしやすいです。前後に授業やアルバイトなどの予定を入れても負担が少なく、業界や企業を幅広く知りたいという学生も、スケジュール次第で対面インターンより多くの企業のインターンに参加できます。

③気軽に参加できる

Webインターンは画面越しで社員や他の就活生と顔を合わせるため、対面インターンより緊張しないでしょう。質疑応答でもチャット機能を使って気軽に質問できるので、大勢の前でも遠慮することなく発言できます。

④オンライン形式に慣れることができる
新型コロナウイルスの感染拡大によりリモート体制をとる企業が増えています。これを機に今後もオンラインミーティングツールを利用したり、リモートで仕事をする機会が増えるかもしれません。今から実際に企業で用いるツールに慣れておくことで、入社後にオンライン形式に戸惑うことがなくなります。

Webインターンのデメリット

①社風が伝わりにくい
Webインターンではオフィスに赴くことがないので、職場の雰囲気やどんな人が働いているのかを実際に自分の目で確認することができません。それを解消するために動画や画面共有でオフィス案内をする企業もありますが、社風について気になることは社員に質問してみることをおすすめします。

②表情が伝わりにくい
画面越しだと、直接顔を合わせるよりもお互いの細かな表情や仕草に気づくのが難しくなります。Webインターンでは、社員や他の就活生に対して分かりやすく意思表示をするといいでしょう。

③集中力が途切れやすい
Webインターンは自宅から参加することができるのでリラックスしやすく、時間とともに集中力が途切れてしまうことがあります。参加する目的を明確にしたり、目標を決めるなどして、集中力が途切れない工夫をしましょう。

Webインターンの準備

①通信環境を整えておく

通信状況が悪いと遅刻の原因になったり、途中で回線が落ちてしまい、説明を聞き逃してしまうことがあります。お互いの声が聞き取りづらく、社員や他の就活生に迷惑がかかる可能性もあります。当日余裕を持って参加するために、通信環境は前日までに整えておきましょう。

②身だしなみを整える

Webインターンには清潔感のある服装と髪型で参加しましょう。オンラインでは一つの画面に多くの学生の顔が映るので、身だしなみが整っていない学生は目立ちやすくなってしまいます。

以下の項目をチェックしておきましょう。

髪型
・前髪が目にかからないようにする
・基本的に染髪はしない
・髪の長い人は一つにまとめる
・寝癖を直す

服装
・白のシャツやブラウスが基本
・シワがないようにアイロンをかけておく
・ネクタイは正しい結び方で結ぶ

※上半身しか映らないからといってパジャマのズボンを履くのはNG!

その他
・ヒゲを剃っておく
・派手なネイルは落としておく
・派手なアクセサリーはつけない

基本的には対面インターンと同じ身だしなみを心がけましょう。

③家族に日時を伝えておく

Webインターン参加中に家族が部屋に入ってきてしまったり、大きな声が入ってしまわないよう注意が必要です。Webインターンに参加する旨と日時を家族に伝えておき、協力してもらいましょう。

④背景は白い壁がおすすめ

Webインターンに参加する際の背景は、顔が明るく見えやすいシンプルな白い壁がおすすめです。自分に集中してもらえるよう、変わったものが映り込んでしまう場所や片付いていない場所は避けるようにします。バーチャル背景を使うのも基本的には控えましょう。

⑤メモの用意をしておく

大事なことはすぐにメモできるよう、ノートやメモ帳、筆記用具を用意しておくといいでしょう。質疑応答の時間は後半になったりするので、質問したいことを書き留めておくと忘れることがありません。

Webインターンに参加する際の注意点

①ラフすぎる服装はNG

「服装自由」「私服で参加OK」などのインターンは、どんな服装で参加すべきか迷う学生が多いでしょう。服装の指定がない場合は、「ビジネスカジュアル」スタイルで参加するのが一般的です。

私服でOKと言われてもラフすぎる服装やだらしない格好で参加するのはよくありません。ビジネスの場を意識したスタイルで参加しましょう。

②5分前には入室を

Webインターンは自宅などから参加するため気が緩みがちですが、遅刻は厳禁です。5〜10分前には入室をして、インターンの開始時間まで待機しておきましょう。

③無断欠席はダメ

参加できなくなった場合は企業の担当者に連絡するのがマナーです。参加できないことがわかった時点で、できるだけ早く担当者に連絡しましょう。

④カメラに目線を合わせる

オンラインミーティング機能を使用する際に気をつけたいのが、視線です。インターン参加中や面接時にパソコンの画面を見る方は多いですが、相手から見ると視線は下がっています。話を聞くときや話すときはカメラを見て視線を上げるようにしましょう。

⑤表情やリアクションは明るく大きめに

画面越しだと表情が相手に伝わりづらいため、大きめのリアクションを意識しましょう。Webインターンに限らず、参加中の態度は評価に大きく影響します。「表情が暗い子だな」「ちゃんと話を聞いているのかな?」と思われないように、大きめに頷いたり、常に明るい表情を保ちましょう。

【まとめ】オンライン形式に柔軟に対応しよう!

Webインターンは移動に時間とお金がかからず、スケジュール調整次第で複数の企業のインターンに気軽に参加することができます。

新しい形式のインターンシップなので不安を感じる就活生の方も多いかもしれませんが、オンラインのツールに柔軟に対応し慣れておけば、その後の選考や入社後にも役に立ちます。事前の準備を入念に行って、積極的に参加しましょう。


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