インターンシップの自己紹介で伝えるべき内容とは?例文つきで解説

インターンシップではグループのメンバーや社員の方に向けて自己紹介をする機会が多くあります。

この記事では自己紹介で伝えるべき要素ポイント、おすすめの構成について紹介します。本選考の面接でも自己紹介を求められることが多いため、早めに確認しておきましょう。

目次

インターンの自己紹介では何を話す?

話す内容を指定される場合も多い

自己紹介を求められた場合、同時に話して欲しい項目も伝えられることが多いです。その場合は用意してきたものにとらわれず、指定された項目のみ話すようにしましょう。

また、企業によっては意図的に「大学名」を自己紹介の項目から外していることがあります。これは「大学のレベルを気にせずにグループワークに取り組んでほしい」「先入観を持たずにインターンに参加して欲しい」といった意図があるため、項目にない場合大学名には触れないようにしましょう。ただし学部や研究内容は問題ありません。学んでいる内容からグループ内で共通点が見つかることも多いため積極的に話しましょう。

インターンの自己紹介で話すべき要素

ここでは、自己紹介の内容を指定されていない場合に話すべき項目を紹介します。

名前と所属、専攻

はじめは自分の名前と大学名、学部、学科といった基本情報です。学生にとってこのような情報は社会人にとっての会社名、部署名と同じ役割を果たします。自分が何者かを示す基本的な情報になるため最初に話すようにしましょう。

学部や学科を名称だけ伝えるのではなく、どういうことを学んでいるのか少し具体的に話すと聞いていてイメージが膨らみ、その後の会話が弾むきっかけになります。

趣味やサークルなど

自分の趣味や大学で入っているサークルなども、自分の人柄を伝えるために大事な情報です。「自分といえばこれ!」といったものを話しましょう。大学内の活動に限らず、アルバイトや旅行の話でも問題ありません。

注意点としては、自己紹介と自己PRを混同しないことです。学生時代頑張ったことや自分の強みをアピールする必要はありません。あくまでも自分を知ってもらうためのものという目的を忘れず、素直に話しましょう。

インターンの目標・頑張りたいこと

最後にインターンの目標や頑張りたいことで締めるときれいな構成になります。目標といっても堅いものである必要はありません。「○○を楽しみにしてきました。」「△△を頑張りたいです。」といったように簡潔に話すと良いでしょう。

インターンで自己紹介する際のポイント

1分以内にまとめる

自己紹介をする際の目安は1分以内です。文字に起こす場合、話すスピードにもよりますが300文字でちょうど1分程度と言われています。あまり短すぎると話しかけづらい雰囲気になってしまいますし、長すぎると聞いている方も興味を失ってしまいます。適度な長さで話せるように一度自分で練習してみましょう。

笑顔で話しやすい雰囲気をアピール

自己紹介はインターンの一番最初に行われることが多いため、その人の第一印象になります。グループワークはグループの話しやすさや雰囲気で進めやすさが全然違います。緊張しているかもしれませんが、笑顔で話しかけやすい雰囲気を出すように意識しましょう。

人の自己紹介はメモしておく

自分の自己紹介も重要ですが、ほかの人の自己紹介も同じくらい重要です。初対面の人と打ち解けるためには自分から話題を振ったり、話しやすい雰囲気づくりをしたりといった姿勢が重要です。専攻や趣味をメモしておくことで、あとで話しかけるきっかけになります。特に人の名前を覚えるのが苦手な人は、簡単でいいので必ずメモをとっておきましょう。

インターンシップの自己紹介例文

これまで紹介してきた自己紹介の要素やポイントをまとめた構成と例文を紹介します。原稿を用意する必要はありませんが、例文を見たうえで内容をイメージしておくとスムーズに自己紹介ができるでしょう。

自己紹介の構成

自己紹介の基本的な構成は以下の通りです。

・自分の名前
・大学名、学部、学科
・趣味やサークル、アルバイトなど
・インターンの目標、頑張りたいこと

ポイントはグループで話のネタになりそうな項目を入れることです。自分が話しやすいことを自己紹介に含めて会話のきっかけにしましょう。

自己紹介例文

紹介した構成を用いた例文は以下のようになります。

「○○大学からきました△△です。大学では社会学部に所属しており、地域創生について学ぶゼミに所属しています。ゼミでは市の観光に関わる職員の方と実際にフィールドワークを行ったりしています。趣味は国内・国外問わず旅行に行くことです。最近は箱根の温泉に行きました。おすすめの旅行先があったらぜひ教えてください。このインターンではグループワークを通じて、実際の業務を体験できることを楽しみにしています。本日はよろしくお願いします。」

最後に

インターンシップの自己紹介は第一印象を決める重要なものではあるものの、そこで評価が決まるようなことはありません。その後のコミュニケーションに繋げるためのものだと理解し、あまり気負わず自然体で話すようにしましょう。


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