インターンにピアスを付けて参加するのはアリ?今後の選考に影響ある?

普段からピアスを身につけている大学生の皆さんの中には、「ピアスをつけたままインターンに参加してもいいの?」と疑問に思っている方もいるかもしれません。しかし、答えは「NO」です。今回は、インターンでピアスを外すべき理由からピアスホールの隠し方、その他に就活で気をつけるべき身だしなみのポイントをご紹介します。

目次

インターンではピアスは外そう

ピアスを外した方が良い理由

インターン・本選考にかかわらず、就活では「ビジネスマンとしてふさわしい身だしなみ」が重要です。ピアスについてどう感じるかは人それぞれですが、インターンにピアスをつけてくる学生に対して、社員はあまりいい印象を持ちません。「個性を出したい」「自分の好きな格好をしていたい」と思う学生もいるかもしれませんが、就活の場では、誰から見ても清潔感があり、就活にふさわしい身だしなみが最も重要です。

選考への影響

24卒の就活は例年よりさらに早期化し、インターンの情報を本選考で利用する企業や、インターンで優秀だと判断した学生を早期選考に呼ぶ企業が増えることが予想されます。
そのため、インターンでの印象は選考にも大きく影響すると言っても過言ではありません。インターンでの第一印象はその人自体のイメージを大きく左右します。

例えば、次の2人のうち、どちらが選ばれやすいでしょうか?

・Aさん:身だしなみは整っていないが、インターンでは意欲的な姿勢を見せていた
・Bさん:就活生としてふさわしい清潔感のある身だしなみで、インターンではAさんと同じくらい意欲的な姿勢で取り組んでいた

答えは、言わずもがなBさんですよね。せっかくインターンでの評価が良くても、他の学生と比べた際に身だしなみが原因で減点されてしまうのはもったいないです。

ピアスホールの隠し方5選!

両耳に一つずつ小さなピアスホールが開いている程度であれば、面接ではさほど影響しません。しかし、ピアスホールが何個も開いていたり、営業職など、一般のお客様を相手とする仕事や、クライアントとの信頼関係が重要な職種を志望している場合は、イメージに関わる可能性があります。不安な人は、手軽に手に入るものでピアスホールを隠すことができます。

①絆創膏

絆創膏ならどの家にもあるはずなので、当日気づいてもすぐにピアスホールを隠すことができます。

絆創膏のガーゼではなく、テープの部分をピアスホールが隠れるサイズに切って、ピアスホールの上から貼るだけです。絆創膏は、肌に馴染む色のものを選ぶことをおすすめします。

②医療用テープ

医療用テープでもピアスホールを隠すことができます。絆創膏と同じように、適当なサイズに切って、貼るだけです。医療用テープは、肌に優しく、肌に馴染む色のものを選びましょう。ドラッグストアでは幅広い色や種類の医療用テープを手に入れることができます。

③ワセリン

絆創膏やテープだと不自然だと感じる方には、ピアスホールにワセリンを塗って隠す方法もあります。ワセリンの上からさらにファンデーションを重ねるとより目立ちにくくなります。しかし、ピアスホールからバイ菌が入る可能性があるので、ピアスの穴が安定していない方は注意が必要です。

ワセリンは塗ったままにせず、クレンジングシートなどで落とした後にピアスホール専用の消毒液で清潔な状態にしておきましょう、

④ピアスホール専用シール

ピアスホールを隠すための専用シールもあります。肌に馴染みやすい色や素材で、自然にピアスホールを隠すことができます。色の種類も豊富なので、自分にあった色を選ぶことができます。インターネットで手軽に手に入ります。

その他の身だしなみチェックポイント

ピアスの他にも、見落としがちな身だしなみのポイントをチェックしておきましょう。特に髪型やスーツの着こなしに関しては、どこからがアウトなのか分からないという方も多いかもしれません。事前にチェックしておくことで、直前に慌てることがなくなります。

①髪型・髪色

自分の髪型にNGポイントがないか、以下のチェックリストで確認しましょう。

男女共通のポイント
・おでこが見えるようにする
・髪が耳にかからないようにする
・襟足を短くする
・寝癖を直す
・スタイリング剤のつけすぎに注意する
・パーマは避ける
・髪色は基本的に黒

特に女性が気をつけるべきポイント
・派手なヘアアクセサリーは避ける
・ボブ・ショートの場合は髪を耳にかける
・巻き髪は避ける
 ※ヘアアイロンを使う場合は、髪の癖を直して整える程度にし、毛先は巻きすぎないよう  注意する

地毛の色が明るい方や髪の癖が強い方など、地毛に関して配慮が必要な場合は、履歴書の備考欄に一言添えたり、面接官にその旨を伝えておくと良いでしょう。

②スーツの着こなし

スーツの着こなしに慣れていない方も多いかもしれません。以下のチェックリストで確認しましょう。

男性
シャツは、白色で無地のものが基本です。ネクタイは落ち着いた色・柄のものであれば問題ありません。シャツはシワや汚れがないように気をつけましょう。長期インターンや数日間にわたるインターンに参加する際は、洗い替えができるように2〜3枚用意しておくことをおすすめします。

スーツやジャケットは、黒や紺、暗めのグレーなどの落ち着いた色で、丈が合ったものを選びましょう。シャツの袖が少し見えるくらいの丈がベストです。ジャケットは一番下のボタンを外すのが基本です。

女性
ブラウスは、白色の無地で、襟がシンプルなデザインのものを選びましょう。ボタンは全て閉めます。シワがないようにアイロンをかけておきましょう。

スーツは黒や紺、暗めのグレーなどの落ち着いた色のものを選びましょう。スカート・パンツはどちらでもOKですが、スカートを履く場合は膝の半分くらいの丈にし、短くならないように注意が必要です。

③足元

足元は意外と見落としがちなポイントで、靴や靴下、ストッキングは、実は結構見られています。

男性
靴はきちんと磨いて、汚れがないようにしましょう。靴の先に縫い目のないプレーントゥか、靴の先に横一本の縫い目があるストレートチップが無難です。

靴下は、黒・紺・グレーといった落ち着いた色のものがおすすめです。白色や、スポーツ用の靴下はNGです。

女性
パンプスは、黒のシンプルなものが無難です。インターン当日はたくさん歩くことも考え、ヒールは3〜5cmの高さのものを選ぶのがおすすめです。

ストッキングはナチュラルな肌色がおすすめです。破れたり、伝線した場合に備えて、何枚か予備のものも用意しておくと安心です。インターンや就職活動の場面だけでなく、社会人として素足はNGです。

④爪

清潔感のある印象を与えるために、爪は短く切っておきましょう。女性の場合、ネイルはNGです。社会人になると、目立ちにくい色であればネイルはOKの会社もありますが、就活生のうちは、誰から見ても好印象な身だしなみが重要であるため、ネイルは避けましょう。

⑤アクセサリー

アクセサリーも基本的にNGです。アクセサリーは多くの場合おしゃれを目的としたアイテムですが、就活はおしゃれをアピールする場ではありません。学生気分で就活の場にいくのではなく、社会人として、TPOに合った身だしなみを心がけることが重要です。

⑥メイク

特に女性の方は、就活ではどんなメイクをすればいいのか悩む方も多いかもしれません。不安な方は、以下のチェックリストで確認しましょう。

ベースメイク
・肌に合った色のファンデーションを使う
・ファンデーションを全体に厚塗りするのではなく気になる部分はコンシーラーで隠す
・化粧崩れしにくい下地を使う

眉毛
・ボサボサに見えないよう、カットして整える
・ナチュラルな色のアイブロウパウダーやペンシルを使う
・自分で整えるのが苦手な方は眉毛サロンで整えてもらう

アイメイク
・アイシャドウはブラウン系など落ち着いた色を使う
・アイラインを濃く引きすぎない
・マスカラはナチュラルに仕上がるものを使う

チーク・リップ
・派手な色のものは避ける
・塗りすぎない

就活のメイクでは、盛るのではなく誰から見ても清潔感があって、知的な印象に見せることがポイントです。

最近では、男性用の化粧品も販売されており、面接などで活用する男性も増えています。男性用のBBクリームやコンシーラーを使って肌のムラやニキビなど気になる部分をカバーしたり、眉毛を整えるのもおすすめです。

【まとめ】インターンシップでピアスはNG!ビジネスマンとしてふさわしい身だしなみを心がけよう

インターンでは、学生の取り組みだけでなく、身だしなみも評価のポイントであるということを忘れてはいけません。そのため、ピアスはもちろん、髪型や服装、メイクなど、「誰が見ても就活生としてふさわしい身だしなみ」を心がけましょう。


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