【おもちゃ・玩具業界研究】情報収集の方法や就活対策について解説

おもちゃ業界といえば、「おもちゃをつくるのって楽しそう」「毎日ワクワクしながら働くことができそう」、といったイメージを持っている就活生も多いでしょう。

実際に就活の面接でも、「自分自身がおもちゃやゲームで遊ぶのが好きだから」「好きなキャラクターがいるから」といった志望理由をあげる方も多いです。子どもの喜ぶ姿も見ることができる楽しそうな業界というイメージもあると思います。

しかし、近年おもちゃ業界は厳しさを増しています。その現状をしっかりと把握し、課題への自分なりの考えをもっていなければ面接を突破することはできません。ここでは玩具業界を目指す就活生に向けて、必ずチェックしておくべき情報や効果的な就活対策をご紹介します。

おもちゃ業界の業界研究、就職活動対策
目次

おもちゃ業界の情報はこうして入手しよう

おもちゃで遊ばなくなると、おもちゃ売り場などに足を運ぶ機会は減ると思います。しかし、おもちゃ業界を志望する際には、売り場に足を運んでみましょう。

まずは売り場に足を運んでみる

自分の子どもの頃のおもちゃとの違いをチェックしてみてください。売り場を実際に見てみると、自分が子供の頃のおもちゃとは大きく違う点と、変わらない点について気づくと思います。

たとえば電話のおもちゃであれば、以前は固定電話やガラケーを模したものが当たり前でしたが、現在ではスマートフォン型のものが主流です。さらに、タッチパネルでの操作ができるなどその本格さに驚くかもしれません。

おなじ「たまごっち」という商品であっても、「キャラクターを育てる」という部分は同じであっても、近年ではたまごっち同士の通信ができたり、追加パーツを購入することで新しい遊びが追加されたりするなど、機能の違いに気が付くことができるでしょう。

子どもに売れているおもちゃのランキングをインターネット通販などでチェックする

近年は、おもちゃがおもちゃ売り場では売れなくなっているという現実もあります。インターネットの通販サイトなどで購入する親も少なくありません。

おもちゃ売り場の陳列とインターネットサイトの売れ筋ランキングを比較してみることでその違いに気づくことができるかもしれません。さらに、同じおもちゃであっても、おもちゃ売り場とインターネット通販での価格の違いがあることにも注目してみましょう。

業界紙を購読してみる

業界研究をするうえで、業界紙を購読してみるのも有効な方法です。本屋さんでは販売しておらず、定期購読でしか読むことができない場合もありますが、就職活動中に半年間購読するだけでも業界事情に裏側から精通することができます。

面接での受け答えも表面上のうすっぺらいものではなく、課題を理解した回答になることでしょう。

おもちゃショーに足を運ぶと最新トレンドや課題がわかる

また、年に1回開催されている「おもちゃショー」に足を運ぶこともおすすめです。4日間の開催のうち、後半2日間は関係者でなくとも入場することができます。

最新のおもちゃを見ることができますし、各おもちゃメーカーがどのようなことに課題を感じているかを肌で感じることのできる良い機会です。また、各メーカー担当者と直接話ができるのもメリットです。

おもちゃ業界の動向と課題について考えてみよう

それでは近年のおもちゃ業界の動向と課題について考えてみましょう。

少子化に伴う問題について考えてみる

まずは、少子化がどのおもちゃメーカー・ゲームメーカーなどでもかなり大きな課題となっています。おもちゃメーカー=日本の子ども向けおもちゃを製造する、では限界が来ている状態です。

そのため、海外のこどもも視野に入れたおもちゃ作りや、ガンプラなどお金を使ってくれる大人のマニア層向け玩具に手を広げつつある状況です。

スマートフォンゲームの進化に伴う影響を考える

さらに、スマートフォンゲームの影響も無視できません。家庭用ゲーム機で勝ち続けていた「任天堂」でさえも苦しい状態が続いています。おもちゃで遊ばずに、スマートフォンのゲームで遊ぶこどもも増えています。

無料の「遊び相手」が増えていることはおもちゃ業界にとっても大きな影響を与えています。そのため、各おもちゃ業界では、室内でできる砂場あそびの玩具など「画面上ではできない体験型」のおもちゃに力をいれています。

新型コロナの影響は?

新型コロナウィルスは、おもちゃ業界にも影響を与えています。外出自粛の影響で家で過ごす時間が増えたことで、家族と遊べるボードゲームや家の中でできるお絵描き用玩具などが売り上げを伸ばしました。

コロナの感染を避けようとできるだけ外出を控えるようになったことで、オンラインでおもちゃを購入する人が増えています。そのため以前からECの販路を確立していた企業は、好調にオンラインでの売り上げを伸ばしています。

おもちゃ業界の魅力

人を楽しませることができる

おもちゃは子供だけでなく、大人でも好きな人がたくさんいます。大人になってからおもちゃを収集をしているマニアもたくさんいます。

それだけ多くの人を楽しませたり、喜ばせる仕事ができるのがおもちゃ業界の魅力の一つです。自分が子供の頃に感じたワクワクや夢中になった感覚を、多くの子供に与える仕事ができるのです。

新しいアイデアや発想が必要

おもちゃ業界では、常に新しくて斬新なアイデアや発想が求められています。新しいものを考え出すのが好きな人や、世の中にないものをつくりたいという人は、おもちゃ業界でその力を発揮できるでしょう。

チャレンジ精神があり、どんどん新しいことに挑戦していける人はやりがいを感じられる業界です。

多様な可能性がある業界

近年は子供向けのプログラミング教育が注目を集めたことで、プログラミングが学べるおもちゃやゲームが好調でした。こうして社会の変化やトレンドに合わせて発展性があるのがおもちゃ業界の魅力でもあります。

社会の変化やトレンドを敏感にキャッチしておもちゃ開発にいかすことができれば、ヒット商品を生み出すことも可能です。近年は知育系の玩具も好調なため、教育に興味がある人はおもちゃ業界で魅力的な商品を生み出すことができるかもしれません。

おもちゃ業界の志望動機を作成する際の注意点

「おもちゃが好き」だけではダメ

おもちゃ業界の志望動機でおもちゃが好きなことをアピールする人が多いですが、ただ好きというだけでは志望動機としては弱いです。

おもちゃ業界の企業を受けるならおもちゃが好きなことは当たり前だという意識でいましょう。おもちゃに対する愛情があるのに加えて、「その企業でどんな仕事がしたいか」「会社にどんな貢献ができるか」などをアピールする必要があります。

志望動機では、夢・目標・キャリアプランなど、具体的に仕事として成し遂げたいことを語るといいでしょう。「好きなことに関わる仕事がしたい」だけで終わらない、仕事に対する熱意や真剣さが伝わるはずです。

企業が求める人物像を理解する

志望動機には、その企業でなければならない理由をしっかり盛り込むようにしてください。おもちゃに対する愛情や熱意を語るだけでは、「それなら別の企業でもいいのでは?」と思われてしまいます。

おもちゃメーカーはたくさんありますが、それぞれ強みや注力している分野が異なります。社風や職場の雰囲気なども異なるので、自分に合った企業、自分の力が発揮できる企業を選ぶ必要があります。

会社説明会やOB・OG訪問、インターンシップへはできる限り参加して、企業の強みやその企業で活躍している人材の特徴などをリサーチすることです。

おもちゃ業界の就職対策

今後の課題について自分の考えをまとめよう

少子化やIT技術の発達により、玩具業界にも大きな変化が起きています。。こうした業界が抱える課題に対して、自分なりに解決策を考えてみてください。

「少子化やスマートフォンゲームなどの台頭に対し、おもちゃ業界はどのような商品を製造するべきなのか?」「新たなサービスはどんなものが考えられるか」「新たな市場を狙うとしたらどのような市場があるのか」を自分なりに考えて、ES(エントリーシート)や面接で話せるようにまとめておきましょう。

「現状が厳しいので仕方がない」ではなく、厳しいなかでも斬新で新しい発想をすることを楽しめる人材が必要とされています。面接でしっかりと自分の意見を述べることができればポイントは高いはずです。

語学力を身につけておこう

少子化の影響で、国内の需要は今後も低下傾向が続くことが予測されます。ターゲットや販売の範囲を海外に広げているメーカーも多く、今後グローバル化の傾向はさらに強まるでしょう。

外国語を身につけておくと、活躍の場が広がります。国内だけでなく、海外のおもちゃのニーズなどにも注目するようにしましょう。

インターンシップに参加してみよう

おもちゃ業界は楽しそうなイメージから、就活生にも人気の高い就職先です。しかし実際の仕事はイメージ通りとは限りません。実際に働いてみると「思っていたのと違った」ということも少なくないのです。

ミスマッチを防ぐためには、実際に仕事を体験できるインターンに参加してみるのがいいでしょう。仕事を体験することで、おもちゃ業界への理解も深まり、自分のやりたいことや向いている職種なども明確になります。

イメージだけで入社して「想像と違った」ということのないように注意してください。説明会をかねた数日間の短期インターンプログラムもあるので、気になる企業がある場合は複数のインターンを体験してみるのもいいですよ。

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最後に

おもちゃ業界は決して、「遊びながら楽しく働ける職場」ではありません。むしろ、子どもだけでなく大人も楽しませつつ、安全や品質に対しての厳しい管理なども問われる業界です。その覚悟をもって働くことができるのかを改めて自分に問い、課題について考えてみましょう。



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