大学のテニスサークル、通称「テニサー」にはテニスをしたい人だけが入るわけではありません。実はテニサーによってはテニスをする以外の活動がメインとなっている場合も多いのです。今回はテニサーの活動内容や自分に合ったテニサーの選び方をご紹介します。
- ・「テニサー」の活動内容や目的はさまざま
- ├飲み会やイベント重視のテニサー
- ├男女の出会いを目的としたテニサー
- └しっかりテニスをするテニサー
- ・自分に合ったテニサーの選び方
- ├勧誘してくる学生を観察する
- ├新歓コンパに参加する
- ├体験入部をしてみる
- └サークル紹介冊子やSNSなどで情報を収集する
- ・自分に合ったテニサーを見極めるために確認しておくべきこと
- ├テニスの練習をしっかりしたい!
- ├ゆるくテニスを楽しみたい
- └テニスよりも飲み会や交流を楽しみたい
- ・テニサー選びで注意したいこと
- ├噂や悪口を鵜呑みにしない
- ├連絡先の交換には気を付けよう
- └テニサーは費用がかかることも認識しておこう
- ・最後に
「テニサー」の活動内容や目的はさまざま
テニサーによってもガンガンお酒を飲んでワイワイ騒ぐことを重視していたり、テニスの練習を通じてまったりと仲良くなることを目指していたりと、それぞれに文化があります。自分に合ったテニサーを選んで、楽しい大学生活を送りましょう。
飲み会やイベント重視のテニサー
新歓で「初心者でも大歓迎!」と、声をかけてくるのが、飲み会や合宿などのイベントを重視したテニサーです。テニスの練習自体にはあまり力を入れておらず、ほぼイベントサークルとなっています。
男女の出会いを目的としたテニサー
男女の出会いをメインの目的としたテニサーもあります。複数の大学の学生が一緒に活動を行うインカレ(インターカレッジ)サークルの形をとっており、特に高学歴とされる大学のテニサーに、周囲の女子大の学生が入っているものが多く見られます。
また、顔で選ぶ「顔セレクション」が行われ、見た目が整った男女が揃っているのも特徴です。理系学部などに所属している男性や、女子大に入学した女性など、異性との出会いの機会が少ない人にはおすすめです。
しっかりテニスをするテニサー
真面目に練習して、大会に臨むテニサーです。真剣にテニスをしたい人はこのようなテニサーを探しましょう。ただし、大会を勝ち抜くために、テニスの実力や運動神経によるセレクションが行われることもあり、必ず希望のテニサーに入れるとは限りません。
自分に合ったテニサーの選び方
勧誘してくる学生を観察する
新歓の際に声をかけてくる学生を観察してみましょう。髪の色・話し方・勧誘の仕方などである程度、どういった活動をメインとしたサークルで、どんな学生が集まっているのかを把握することができます。
真面目にテニスをしていれば、肌が日に焼けているため、日焼け度合いからもテニスへの真剣さを見ることができます。
新歓コンパに参加する
大抵4・5月は体験入部や新歓コンパ、お花見やBBQなどのイベントが開催されています。ぜひ1度は参加して実際の活動やサークルの雰囲気をつかんでみましょう。短い勧誘の時間ではわからなかったサークルの雰囲気がわかります。
先輩が好きになれそうかをよく見てみましょう。また、お酒が入った集まりに参加するのは初めての人も多いですよね。実際にお酒が入った場に参加して、何か不安や不快を感じる要素がないか確認しておくことも大切なことです。
体験入部をしてみる
体験入部で、テニサーの雰囲気や練習の内容を見てみるのもおすすめです。「未経験でいきなりテニスの練習に参加するのは不安」という方もいるかもしれません。
練習の見学ができるサークルもあるので、まずは見学させてもらうのもいいでしょう。テニサーは大学内に複数あることも多いので、複数のサークルを見学してみることをおすすめします。
サークル紹介冊子やSNSなどで情報を収集する
大学内には大学生活に役立つ様々な知識を発信する出版サークルがあり、そういったサークルが新歓の一環として「サークル紹介冊子」を発行していることがあります。大学の公式情報よりも学生視点からの情報が得られるため、参考にしてみるのもおすすめです。
またSNSなどで活動を発信しているテニサーも多いため、チェックしてみると1年間の活動やイベントの雰囲気が掴みやすいですよ。
自分に合ったテニサーを見極めるために確認しておくべきこと
テニスの練習をしっかりしたい!
テニスの経験者や、本格的にテニスの技術を上達させたいと思っている人は、テニスの練習がしっかりとできるテニサーを選びましょう。
「週に何日練習があるのか?」「テニスの経験者は何人(全体の何割)くらいいるのか?」など聞いてみると、テニスへの取り組み姿勢がわかるでしょう。
ゆるくテニスを楽しみたい
テニサーだと、週に2〜3日の練習をしているサークルが多いです。中には練習が週5日あるテニサーもあります。
テニスをゆるく楽しみたいという人には、週に1〜2日の練習をしているサークルがちょうどいいでしょう。練習への参加も比較的自由に選択できるような雰囲気のサークルがいいかもしれません。
テニスよりも飲み会や交流を楽しみたい
テニスを本格的にやるよりも、友達を増やしたり、先輩との交流を楽しみたいという人もいると思います。その場合は、練習よりも交流に重きを置いているテニサーを選ぶといいです。
「週に何日くらい練習があるか」「飲み会の頻度はどれくらいか」など聞いてみるといいでしょう。他の大学の友達も増やしたいなら、インカレサークルがおすすめです。
テニサー選びで注意したいこと
噂や悪口を鵜呑みにしない
人数を集めるために他のテニサーの悪口を言って貶めるところもあります。そういった悪口はうのみにせずに話半分に聞くようにしましょう。
大切なのは実際に自分の目で確かめることです。悪口を言う学生にとっては合わないテニサーでも、あなたにとってはぴったりのサークルかもしれません。
連絡先の交換には気を付けよう
テニサーの勧誘では、電話番号やメールアドレスなどの連絡先の交換を求められることがあります。しかし安易に教えると何度も何度も執拗に電話がかかってきたり、メールが来たりするようになってしまいます。
テニサー選びの主導権を渡さないために「このテニサーは違うな」と感じたら、連絡先の交換はしない方がいいでしょう。
連絡先交換をかわす方法としては、次のようなものがあります。
1.スマートフォンが壊れた、あるいは紛失した、など手元にないことを伝える
2.フリーメールの捨てアドレスを用意しておき、それを伝える
3.どうしても教えることを避けられない場合は着信拒否やブロックで防ぐ
テニサーは費用がかかることも認識しておこう
多くのテニサーは、費用がかかることも覚悟しておきましょう。会費はサークルによって違い、年間で数万円の会費がかかるサークルもあります。飲み会が多いと、それだけ出費も多くなります。
泊りがけの旅行や合宿があるテニサーも多いです。費用について心配がある人は、「飲み会は年にどのくらいあるのか」「合宿の費用はいくらくらい必要なのか」も忘れずに確認しておくようにしましょう。
最後に
とにかく新歓が激しく、数の多いテニサー。「自分に合っていない」と感じたらしっかり断る勇気が必要です。
「断るのが申し訳ない」と感じるかもしれませんが、テニサーとしては断られることを前提に「数打ちゃ当たる」というレベルで勧誘していますので、断ることに罪悪感を抱く必要はありません。
むしろ「断りたい」と思っているのに5月ごろまでずるずると参加していると、どんどん辞めづらくなってしまいますし、他のテニサーの新歓も終わってしまうため、自分に合ったテニサーで過ごすことができなくなるかもしれません。ぜひ大学生活を楽しめるテニサーを見つけてみてくださいね。
- インターンのスーツはどんな服装?夏の暑さ対策や男女の違いを解説! 2024/11/21
- 【SYNTH(シンス)インターン生ブログ】中之島でのイベント「大阪・光の饗宴2024」のご紹介★ | 株式会社SYNTH 2024/11/20
- 何のための就職か、本質を見極めよう。 | 株式会社キャリアデザインセンター 2024/11/20
- 「クオンツ」とは?金融志望の就活生が知っておきたい用語を解説! 2024/11/20
- アメリカではインターンが当たり前?参加するメリットを解説 2024/11/20
- インターンで出会いはあるのか? 2024/11/20
- インターンをばっくれたいときはどうすればいいのか 2024/11/20
- インターンの倍率は?高倍率なインターンの特徴も解説 2024/11/20