就活で志望業界は絞るべき?業界を絞るメリットと注意点を解説!

業界を絞るか否か、また業界をどこまで絞るかと悩んでいる学生は少なくありません。この記事では、志望業界を絞るメリット・デメリット、また業界を絞る際の注意点を解説します。

目次

業界を絞るメリット・デメリット

メリット

業界研究の効率が良くなる
業界を絞ることで、業界研究をする数を絞ることができるので、その分深く業界研究をすることができます。

就活の軸がはっきりして志望理由や熱意が伝わりやすくなる
業界を絞る分、就活軸に一貫性を持たせることができるため、ESや志望理由などをつくりこむことができます。

デメリット

選択肢が減る
業界を絞ることで、受ける企業の選択肢は減ってしまいます。絞った業界以外に向いている企業があっても、見つけにくくなります。

視野が狭くなる
業界比較をすることで志望業界への志望理由が固まります。そのため、業界を絞る際は、さまざまな業界と比較したうえで絞っていくのが良いでしょう。

業界を絞る時の注意点・意識すべきこと

先ほど挙げた業界を絞ることによるデメリット、すなわちリスクをできる限り減らすために注意するポイントを解説していきます。

好きだからという理由で安易に絞らない

最初から先入観をもって業界を絞ってしまうよりも、自分に合った業界を求めてできるだけ幅広い業界をリサーチすると良いでしょう。視野を広げて興味のなかった業界も見てみることが重要です。

早い時期から志望業界を絞りすぎない

業界を絞る際は、焦らないことが重要です。就活に余裕を持たせるためではなく、自分に合った業界、そして自分によりあった会社を見つけるために業界を絞るのです。夏ごろに志望業界がなんとなく固まったとしても、就活が本格化するまで残り半年も自身の可能性を狭めることのないよう、他の業界も検討し続けるのが良いでしょう。

価値観やキャリアビジョンと照らし合わせて企業を選ぶ

どれだけ業界研究をしても、企業のニーズに沿った人材でなければ、内定を得ることはできません。「業界への理解度の深さ=内定に近い」わけではありません。自己分析をもとに、自分に合った業界・企業・職種を選択しましょう。

実際に就活業界を絞るのはいつ?どのくらいに絞る?

絞る目標業界の目安は3つ

説明会や就活解禁後のスケジュールを考えると、業界を3つ程度に絞るのが良いでしょう。あくまで目安なので、自分の裁量によって志望業界を増減させても大丈夫です。就活に正攻法はありません。自分のキャパシティを理解し、自分に合った選択をしましょう。

就活業界を絞るのは冬ごろ

就活を始めるのが早いほど余裕が出るのと同様に、業界を絞るのも早いほうが就活に余裕がでます。しかし、時間がたてば、自分も変わり、価値観も変わる可能性が高いです。自己分析をもとに志望業界を検討し、冬ごろに決定するのがおすすめです。

業界を絞る前にやるべき3ステップ

自己分析・自己診断で、適性を知る

スマホですぐにできる無料の診断や就活エージェントの方と話をして診断してもらえるサービスもあります。そういったツールや就活エージェントを上手く組み合わせて利用し、自分のことを多角的に知っていくとよいでしょう。自分の価値観を明らかにし、向いている業界や職種を決めます。

業界を知る

身近な業界だけでなく関わりのない業界も知るために、業界地図などを用いて、さまざまな業界を見ていくとよいでしょう。そして、興味のありそうな業界、適性がありそうな業界をピックアップしていきます。同時に自分がやりたくない仕事、興味のない業界は排除していきましょう。

業界ごとのインターンシップや説明会に参加する

今はインターネットでのリサーチや、パンフレットの取り寄せ等も気軽にできるので、そちらを有効に使いつつ、実際に企業説明会やインターン、OB/OG訪問へ足を運びましょう。さまざまな方法で情報を得るようにします。

最後に

効率よく就活を進めるためには、ある程度業界を絞ることが重要になってきます。まずは自身の視野を広げるために、さまざまな業界を調べていくのが良いでしょう。自分の適性と業界選択のすり合わせを丁寧に行い、納得の行く就活への準備を進めましょう。


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