【業界研究】お菓子メーカーの現状・仕事内容・就活対策を徹底解説!

お菓子メーカーはメーカーのなかでも「お菓子」という身近にある製品を取り扱っていて、就職先として考えている人も多いのではないでしょうか。

ではお菓子メーカーではどんな仕事があるのでしょうか。また就活ではどんな対策をすればいいのでしょうか。ここではお菓子メーカーについてや有名お菓子メーカーの概要、就活対策などについて解説します。

お菓子メーカー
目次

お菓子メーカーについて

お菓子メーカーとは

お菓子メーカーはお菓子を製造する企業のことで製造業の1つです。食品メーカーの企業は毎年学生に人気の職業で、特にお菓子メーカーは「お菓子が好き」などの理由から多くの学生が志望しています。

江崎グリコ、カルビー、森永製菓、明治、ロッテなどのお菓子メーカーが有名ですねす。不二家やブルボンも有名なお菓子メーカーです。  

お菓子メーカーの現状

お菓子業界は少子高齢化の影響を受けているのか、日本国内の売り上げは横ばい状態が続いています。その影響もあってか大手メーカーを中心に海外事業に力を入れています。

近年ではコンビニエンスストアやスーパーはPB商品(プライベートブランド商品)の拡大に力を入れていて、メーカーとの競争が激しくなっています。

お菓子メーカーの仕事内容

次にお菓子メーカーではどのような仕事があるのか具体的に紹介していきます。食品メーカーの就職では商品開発などの仕事から理系の学生に有利なのではないかとイメージをもっている人もいるかもしれません。しかしメーカーの仕事は商品開発だけではなく、営業や企画・マーケティングなど文理を問わない職種もあります。

営業・販売

営業職は自社の商品を取り扱ってもらえるように小売店などの法人顧客への営業などの仕事があります。

販売職は小売店などの店舗で自社の商品を直接消費者に提供し販売する仕事です。
海外事業に力を入れていて、海外の企業とやり取りが多い企業の営業職では語学力などのスキルも必要になってくると思います。

開発

マーケティングや企画の部門と連携し、顧客のニーズに合わせた新しい商品を実際に作り開発する仕事です。 商品開発などの技術職は選考の際に理系の学生のみを応募対象としている場合もあります。  

企画、マーケティング

市場の分析を行い、分析結果に基づいて新しい商品の企画や、既にある商品のリニューアルなどを提案する仕事です。商品そのものの企画だけでなく、どのように自社の商品を流通させるのか販売戦略についても提案を行います。

お菓子メーカーの有名企業を紹介

日本国内で有名なお菓子メーカーにはどんな企業があるのでしょうか?それぞれの企業の概要を簡単に紹介します。

江崎グリコ株式会社

江崎グリコは1921年創業の老舗お菓子メーカーで、本社は大阪にあります。道頓堀にあるグリコの看板は有名で、記念写真を撮影する人も多いですね。

ポッキー、プリッツ、ビスコ、プッチンプリン、アモーンドグリコ(キャラメル)など、超ロングセラー商品が多数あります。お菓子だけでなく、ドリンクやレトルト食品も製造しています。

カルビー株式会社

カルビーの主力商品は、スナック菓子です。シリアル製品も製造しており、高いシェアを誇っています。

カルビーといえば、「ポテトチップス」を思い浮かべる人も多いでしょう。「じゃがりこ」や「かっぱえびせん」もロングセラーとなっている人気商品です。シリアルでは、「フルグラ」が人気です。

森永製菓株式会社

森永製菓は1899年の創業で、100以上続いている老舗のお菓子メーカーです。同一敷地内に本社がある森永乳業とは兄弟会社の関係で、モリナガグループを形成しています。

「チョコボール」「ダース」「小枝」「ミルクキャラメル」「ハイチュウ」など、ロングセラー商品が多数あります。

明治ホールディングス

明治ホールディングスは、株式会社 明治、Meiji Seika ファルマ株式会社、KMバイオロジクス株式会社を傘下に持つ持ち株会社です。

お菓子や食品、医薬品、医療用ワクチンなど幅広く手がけています。海外進出にも積極的で、海外拠点も多数あります。

お菓子では「ミルクチョコレート」やアーモンド入りのチョコレート「ALMOND」「チョコレート効果」などが有名ですね。

株式会社ブルボン

ブルボンは1924年に創業された歴史のあるお菓子メーカーで、本社は新潟県にあります。お菓子だけでなく、飲料や食品も開発しています。

「ルマンド」「バームロール」などの超ロングセラー商品や、「アルフォート」などビスケット系の人気商品が多いです。

就活対策

この章では食品メーカーに就職したいと思った時、どのような就活対策が必要か紹介します。技術職などの専門職でない限り「何故その企業に入りたいのか」という志望動機が重要になってきます。良い志望動機を作るには自己分析やその企業の事や業界について詳しく知るために企業研究、業界研究などが必要です。

自己分析

具体的な志望動機をつくるためには「何故その企業に就職したいのか」、「この企業でどのようなことがしたいのか」などの動機をはっきりさせる必要があります。

何故そう思ったのか今までの自分の経験に基づいて論理的に説明できるようにしっかり自己分析をして準備をしておくことが重要です。また自己分析は明確な正答があるわけではなく、時間もかかります。なるべく早めに取り組むようにしたほうがいいでしょう。

業界・企業研究

業界や企業分析は自分が働きたいと思える業界なのか、やりたい仕事はあるのかなど志望動機と絡めて理解を深めることが重要です。同じ業界の競合他社を比較し、企業ごとの強みや社風などの特徴をまとめると更に理解が深まります。

OB・OG訪問などで実際に働いている社員の人に話を聞くことも有効な方法です。また志望する企業の関連企業の情報や、今後どのような事業に取り組んでいくのかなどできるだけ多くの情報を収集し業界・企業研究に役立てましょう。

インターン

インターンシップは実際の企業の雰囲気を見ることができたり、社員の人と直接話すことができる機会です。インターンシップに参加することで業界・企業研究が一度に行えてとても効率的です。

大手企業のインターンは学生の応募数が多く参加するのが難しい場合もあるので、競合他社など複数の企業のインターンに申し込むと確実に参加できると思います。

最後に

お菓子メーカーに就職する上で重視されるのは専門職でない場合、そのメーカー企業で働きたいという志望動機です。「お菓子が好き」という理由だけでは他の学生と差がつきません。何故お菓子メーカーで働きたいのか、自分がその企業でどんなことがやりたいのかなど具体的な将来のビジョンが語れるといいです。

明確な志望動機をつくるためには志望する業界や企業について理解を深める必要があります。特にインターンシップは企業の雰囲気や、働いている社員の人の働き方に関して直接知ることのできる機会です。是非積極的にインターンシップに参加してみてください。

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