【業界研究】鉄鋼業界の現状・仕事内容・就活対策を徹底解説!

鉄は車や建物など生活の中のあらゆるものに利用されています。鉄鋼業界は企業だけでなく、官公庁にも製品を提供している大きい産業です。

鉄鋼業界の現状や今後の展開はどのようになっているのでしょうか。鉄鋼業界の仕事内容や就活対策について紹介していきます。 

鉄鋼業界
目次
  • 鉄鋼業界について
  • ├鉄鋼業界とは
  • ├鉄鋼業界の現状と動向
  • └鉄鋼業界の今後と課題
  • 仕事内容
  • ├営業
  • ├生産管理
  • ├調達
  • └研究開発
  • 鉄鋼業界の企業ランキング
  • ├鉄鋼業界シェア1位 日本製鉄(旧商号:新日鐵住金)
  • ├鉄鋼業界シェア2位 JFEホールディングス(JFEHD)
  • ├鉄鋼業界シェア3位 神戸製鋼所
  • └鉄鋼業界シェア4位 日立金属
  • 就活対策
  • ├志望動機を固める
  • ├業界研究
  • └インターンシップ
  • 最後に

鉄鋼業界について

鉄鋼業界とは

鉄鋼業界は鉄を加工してつくった鋼板などの製品を自動車業界や建築業界などさまざまな業界へ提供しています。鉄鋼業界は鉄鋼製品を製造する鉄鋼メーカーと、製造された鉄鋼製品の流通を担う総合商社や専門商社で構成されています。

鉄鋼メーカーは何種類かに分類されます。まず生産方法の違いから高炉メーカーと電炉メーカーに分かれます。更に電炉メーカーは普通鋼鋼材を生産する普通鋼電炉メーカーと、高級鋼を製造する特殊鋼電炉メーカーの2種類に分類されます。

鉄鋼業界の現状と動向

鉄鋼業界は業績の変動が激しい業界であり、業績は増加と減少を繰り返しています。2009年の世界恐慌の業績低下から徐々に回復してきましたが最近はマイナス成長の傾向があります。その背景として中国の経済発展に伴い、中国製品の世界的シェアが増加したことが挙げられます。

また業績の変動が激しい理由の1つとして原料価格の変動も挙げられます。日本は原料である鉄鉱石と石炭をほとんど海外からの輸入に頼っているため、提供する鉄鋼製品の価格にも影響します。

鉄鋼業界の今後と課題

海外メーカーの成長や日本国内の人口・世帯数減少などの影響により、国内での鉄鋼の需要は減少していくことが予想されます。

今後は販売地域を拡大したり、取り扱う原料の種類を増やすなどして、売り上げを拡大するための対策を考える必要があります。

仕事内容

鉄鋼メーカーの仕事内容について紹介します。営業職をはじめとする事務系の仕事から研究職などの技術職まで幅広い職種が存在します。

営業

顧客のニーズを把握し製造ラインと連携しながら製品を供給し販売を促進します。製品の提供先は各業界のメーカーや建設会社、商社や官公庁など幅広いです。

基本的に消費者に直接製品を販売することは少なく、BtoBの法人営業が中心になります。また国内営業だけでなく海外取引の多い企業であれば海外営業の仕事もあります。 

生産管理

製品を納期に間に合わせるために製造ラインの工程を管理し、また生産工程の効率化を行うことが生産管理の仕事です。営業や生産ラインの人たちとの連携が重要な仕事です。

調達

調達の仕事は鉄鋼製品を製造するために原料となる鉄くずや鉄鉱石などを買い付けることが仕事です。

上述したように日本は鉄鋼製品の原料をほとんど海外から輸入されているため、特にメーカーの企業では船舶の手配など輸送管理の仕事を担うこともあります。

研究開発

市場や顧客のニーズに応じた新たな製品開発に向けて研究します。また最先端技術の研究を行い加工技術などの技術料を高める仕事も研究職の仕事の1つです。

鉄鋼業界の企業ランキング

鉄鋼業界にはどんな企業があるのでしょうか?業界動向サーチの2019年版(2018-19年)の業界レポートによると鉄鋼業界の企業のシェアランキングは次のようになっています。

1位 日本製鉄(旧商号:新日鐵住金)
2位 JFEHD
3位 神戸製鋼所
4位 日立金属

ちなみに売上高のランキングでも順位は変わりません。ここではそれぞれの企業について概要を簡単にご紹介します。

鉄鋼業界シェア1位 日本製鉄(旧商号:新日鐵住金)

新日本製鐵と住友グループの鉄鋼メーカーである住友金属工業が2012年に合併して新日鐵住金となり、2019年4月1日に社名が新日鐵住金から日本製鉄へと変更されました。

日本製鉄は、シェア・売り上げともに国内1位の鉄鋼メーカーです。生産量も世界トップクラスで、世界各地に拠点が多数あります。

鉄鋼業界シェア2位 JFEホールディングス(JFEHD)

JFEホールディングスは、鉄鋼メーカーのJFEスチールやJFEエンジニアリング、大手造船メーカーのジャパン マリンユナイテッド、商社であるJFE商事株式会社などを傘下に持つ持株会社です。

JFEスチールとJFEエンジニアリングは、国内21カ所と海外18カ国36カ所に事業拠点を構えて全世界で事業を展開しています。

鉄鋼業界シェア3位 神戸製鋼所

グループブランド名は、「KOBELCO」です。鉄鋼業だけでなく、機械・エンジニアリング、電気の卸供給事業なども手がけています。

神戸製鋼所のラグビーチームは、リーグ屈指の強豪チームとして知られています。

鉄鋼業界シェア4位 日立金属

日立金属は、日立製作所が全額出資して鉄鋼・金属事業を独立させた日立グループの鉄鋼企業です。

特殊鋼製品、磁性材料、素形材製品、電線材料の製造と販売がメインで、自動車やエレクトロニクス、インフラ関連で使われる素材や部品が多いです。

就活対策

鉄鋼業界に就職するためには具体的にどのような就活対策を行えば良いのでしょうか。就活のときに重要なポイントをいくつか紹介します。

志望動機を固める

まず重要なことは志望動機をしっかり固めることです。鉄鋼業界の現状や今考えられる業界の展望、受ける企業の特徴、そして自分の志望動機を上手くかみ合わせて説得力のある志望動機を書けることが必要です。

その会社に入って何がしたいのか、自分の強みをどのように活かしていきたいのかなど具体的なエピソードと併せて準備しておきましょう。

業界研究

業界・企業研究で得た情報は志望動機を固めるうえでも重要な判断材料になります。鉄鋼業界はさまざまな変化が起こりこれからの展望が注目されている業界です。また海外の企業とのかかわりも多く国内の出来事でなく海外企業に関する時事情報も併せて業界研究することが求められます。

企業研究も重要です。各企業の事業や社風など特徴を研究し更に具体的な志望動機を作成することができます。 その企業がどのような人材を求めているのか把握していることでより就活を有利に進められかもしれません。

インターンシップ

インターンシップでは業界のビジネスを体験できるワークや、企業で働いている社員の人と話すことができる機会が用意されています。

インターンシップに参加することで鉄鋼業界の雰囲気や仕事内容、働いている社員の人について知ることでより効率的に理解を深めることができます。  

最後に

鉄鋼業界は世界的にみても規模の大きい産業です。日本の技術力は高く鉄鋼業では競争優位を持っていました。中国系の企業の成長や代替できる素材の開発など今後どう勝ち残っていくのか注目されています。

就活では業界の動向や企業の事業展開など情報を集め業界・企業について理解を深めることが重要だといえます。また企業ごとの事業の特徴や求められている人材像を研究する必要があります。

会社説明会やセミナーはもちろん、企業が開催するインターンシップに参加して就活に備えましょう。

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