音楽業界の研究、 就職活動対策

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華やかなイメージがある音楽業界は、どの時代も就職先として希望者が多華やかなイメージがある音楽業界は、いつの時代も就職先として希望者が多い業種です。自分がアーティストとして活躍することはできなくても、「大好きな音楽に少しでも関わる仕事がしたい」と考えている人も少なくないのではないでしょうか?

音楽業界と言っても、ほとんどの仕事は表舞台を支える裏方の仕事です。さらに、インターネットの急速な普及に伴って、音楽業界全体が過渡期を迎えていると言ってもいいかもしれません。

音楽業界の現状や実際にどのような職種があるのかを見ていきながら、就職活動でやるべきことについて考えてみましょう。

目次

音楽業界の流れとこれから

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CDの売り上げは低迷

1980年代から1990年代にかけては、ヒット曲を続けて発表するアーティストも多くCDの売り上げが好調でした。次々に新しい人気アーティストも誕生してそのまま好調に進むかのように思われた音楽業界ですが、その後は徐々にCDの売り上げが伸び悩む時代に入っていきます。

新しいサービスにより変わる音楽業界

PCやインターネットが普及してくると、音楽の形態も様変わりして違法コピーなどの問題も出てきました。 現在は音楽配信サービスも定着しましたし、誰もがパソコン1台あれば簡単な楽曲を作成することも可能な時代です。

そんな状況の中で、いかに優れた作品を世の中へ送り出すのか、どのように新たなビジネスモデルを構築していくのか、といった課題も山積しています。つまり、音楽業界は新たな時代を切り開くチャンスの時でもあるということです。

音楽業界での新型コロナの影響

音楽業界も新型コロナウイルスの影響を大きく受けています。感染拡大を防ぐために、アーティストのコンサートや大規模な音楽イベントのほとんどが中止されました。今後もしばらくは開催の自粛や規模の縮小など影響があるでしょう。

無観客ライブやオンラインイベントの開催が増え、今後もオンラインでの活動やビジネスは増えていくことが予測されます。新たなビジネスチャンスでもあるので、この変化をチャンスと捉えて新たなことにチャレンジしていく精神も求められています。

音楽業界に携わる職種①楽曲制作に関わりたい

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就職活動の方向性を考えるためにも、音楽業界には具体的にどのような仕事があるのかを知っておくべきです。ここでは、音楽業界特有の主な仕事をご紹介していきます。職種によって要求されるスキルや就職する企業なども変わってくるので、少しでも気になる職種があれば情報収集を徹底して行いましょう。

プロデューサー

音楽制作全般を指揮する責任者で、最終的な決定権を持つのがプロデューサーです。楽曲の選定やコンセプトづくりから予算の管理まで行います。プロデューサーになるためには、音楽業界での実績が必要となります。

ディレクター

プロデューサーの下で、社内外の調整やアーティストのケアをすることが主な仕事です。ほかにも、現場を取り仕切ったり新たな人材の発掘や育成など多岐にわたって活躍します。

レコーディングエンジニア

アーティストやディレクターが思い描いている理想の楽曲を作るために、音の調整をする仕事です。優れた感性だけでなく特殊な技術が必要なため、専門学校を経て就職する人も多いです。

作詞家・作曲家

歌手やバンドが注目されることが多いですが、名曲の裏には必ず作詞作曲している人がいます。自ら作詞作曲するアーティストの方もいますが、作詞・作曲を専門家に任せているケースも少なくありません。

作詞・作曲家には鋭い感性が求められるため、誰しもがなれる職業ではありません。ただ実力主義の世界とも言えるため、実力次第では若いうちから活躍することができます。

スタジオミュージシャン

レコーディングの際に、演奏を担当するミュージシャンです。非常に高い楽器演奏でのスキルが求められます。高いスキルに加え、その場で変更やアレンジがあった場合にすぐ対応できる、臨機応変さも必要です。

音楽業界に携わる職種②楽曲制作以外で音楽に関わりたい

音楽業界というと、有名なアーティストや人気の楽曲を思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし、音楽に関わる仕事は、楽曲制作に関するものだけではありません。一見華やかに見える音楽業界は、表舞台を陰で支える数多くの人たちの努力があってこそ成り立っているのです。

アーティストマネージャー

アーティストのスケジュール管理や出演の交渉、身の回りの世話などを担当します。ツアーやプロモーション活動、取材対応など、アーティストとともに行動することが多く、体力も要求されます。

プロモーター

アーティストを売り出すためのプロモーション戦略を考え、宣伝・販売促進活動を担当します。メディア担当者などとの協力が不可欠で、高いコミュニケーションスキルが求められます。

イベンター

コンサートやライブなどを取り仕切る、プロデューサーのような役割を担います。コンサートの企画や制作、宣伝、広報など活動範囲は多岐にわたり、クライアントやアーティストとの交渉も行います。

音楽教室の講師

音楽教室の講師も、人気のある職種の1つです。音楽教室には、小さい子ども対象の教室から社会人対象の教室まであります。自分で教室を開くこともできますし、比較的自分のペースで働くことができます。

音楽雑誌の編集者

文章が書くのが好きな人は、音楽雑誌の編集者になって音楽に携わるという方法もあります。記事執筆では音楽に関する深い知識が必要になるでしょう。取材やインタビューなどをこなしたい場合は、高いコミュニケーション能力も求められます。

楽器店やライブハウスのスタッフ

楽器店やライブスタッフのスタッフとして音楽に携わっていく方法があります。自ら歌ったり演奏をしたりしなくても、音楽の楽しさや魅力を伝えることができます。業務としては楽器のメンテナンスや、楽器選びのアドバイスなどがあります。

ここで挙げた職種は、音楽業界の中のほんの一例です。これ以外にも様々な職種があり、就職先もレコード会社やイベント会社、プロダクションなど様々です。音楽業界に就職して、自分が何をやりたいのかを明確にしておくことが大切です。

音楽業界に向いている人材とは

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音楽が好きで情熱がある

音楽業界に就職するために一番大切なことは、音楽が大好きであることです。簡単なことように思えるかもしれませんが、単なる憧れだけでは務まらない業務も多いのが現実です。音楽が好きで、音楽のために貢献したいという強い気持ちがある人が求められています。

コミュニケーション能力が高い

コミュニケーションスキルもとても重要です。人と人とのつながりが重んじられる業界でもあり、密な連携が成功のカギとなる場面も多く見受けられます。人と関わるのが好きで、人と協力して何かをなし遂げたいという人には向いているでしょう。

積極的でアクティブ

自ら学ぼうという積極的な姿勢と、次々に行動を起こすバイタリティも不可欠です。さらに職種によっては音楽的センスも問われます。過渡期の音楽業界では、柔軟性と独創性を持ち合わせた人材が求められているのです。

音楽業界に就職するには

音楽に関する知識やスキルを深める

音楽業界を目指す就活生なら、音楽はもちろん好きだと思います。仕事として音楽に関わるなら、好きな音楽だけでなく、いろいろなジャンルの音楽を聞いてみましょう。また、音楽の歴史や音楽ビジネスについて学んでおくと、就職活動で役立ちますよ。

専門学校で技術的なことを学んだり、最先端の技術について知識やスキルを身につけておくと就活でもアピール材料になりますし、就職後に仕事で役立てることもできます。

「音楽が好き」だけではダメ

音楽が好きで音楽業界を目指す人は多いですが、「音楽が好き」だけで務まる業界ではないということを理解しておきましょう。志望動機でも音楽が好きということだけでなく、音楽を仕事として真剣に考えていることをアピールすることが大切です。

音楽業界でどんなことを実現したいのか、仕事で会社にどんな貢献ができるのか、などをできるだけ具体的に語れるように、業界研究や企業研究をしておきましょう。希望職種が決まっているなら仕事で役立つ資格を取得するのもいいでしょう。

アルバイトで実際に音楽業界の仕事を経験してみる

音楽業界を目指すなら、実際に音楽に関わるアルバイトを経験してみるのがいいでしょう。音楽ライブの会場設営や楽器演奏など、学生でもできる音楽に関わるアルバイトはたくさんあります。

インターンシップに参加する

就職活動の一環として、音楽業界の企業でインターンシップに参加してみるのもおすすめです。音楽業界のインターンシップの内容は、「音楽業界の仕組みや事業内容の説明」「グループワーク」「仕事体験」「社員との座談会」などが多いです。

グループワークなどを通して音楽業界の仕事を体験できますし、実際に職場を見学できることも多いです。仕事の理解が深まり企業の雰囲気を知ることもできるので、就活での志望動機や自己PR作成でも役立つ経験となるでしょう。

まとめ

憧れの就職先として希望する人も多い音楽業界ですが、華やかな表舞台を裏で支える多種多様な職種で成り立っています。また、音楽業界が直面している現実も、決して甘いものではありません。それでも音楽に携わりたい、という情熱が音楽業界への就職には必要不可欠です。外から見たイメージだけではなく実際の現場を体験してみて、自分が何をしたいのかを冷静に見極めることが大切です。


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