専門職とはどんな仕事?仕事一覧や向いてる人の特徴を紹介

専門職に興味はあるものの、「具体的にどんな仕事があるんだろう?」「どんなデメリットがあるんだろう?」という疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか?ここでは、専門職はどんな仕事なのか解説し、具体的な例も一覧で紹介します。メリット・デメリットや向いている人の特徴なども参考にしてください。

目次

就活でよく聞く「専門職」とは?

専門職とは特殊なスキルが求められる職種

専門職とは、特別な知識やスキルが求められる職業です。専門の学校に通う必要があったり、試験に合格しなければならなかったりと、ハードルは決して低くありません。

国家資格や一定の経験が必要な仕事が多いですが、資格が必要でない専門職もあります。資格は必要なくても、専門的な知識や技術があることが条件となっていることが多いです。

専門職の仕事は何がある?

専門職に分類されることが多い仕事を一覧で紹介します。

【資格が必要な専門職の仕事】
医師
看護師
薬剤師
弁護士
税理士
公認会計士
航空機操縦士
教師
栄養士
調理師
保育士

【資格が不要な専門職の仕事】
エンジニア(プログラマ)
デザイナー
コンサルタント
作家
漫画家

資格が必要な専門職は、人の命に直接関わる医療系の仕事、人の財産に大きく関与する法律やお金に関する仕事、子供の成長や人の生活に関わる仕事が多いことがわかります。

資格を必要としないものは、クリエイティブな仕事が多く、独自性や専門知識、技術力などが求められます。

専門職のメリット

メリット1:高収入が期待できる

専門職は誰でもなれるわけではないため、人材として希少価値が高くなる傾向にあります。これが給料や報酬の高さ、待遇の良さに繋がるため、専門職は高収入の仕事が多いです。代表的なのが医師、弁護士、パイロットなどでしょう。

勉強や経験を重ねて、専門性が高くなれば人材的な価値はさらに上がっていくため、安定して長く働き続けられることも専門職のメリットと言えます。

メリット2:就職・転職がしやすい

その職に就くために一定の条件が必要となることから、その分人材不足になりやすいのが専門職です。人材として希少価値が高いため、就職や転職が比較的容易であることが多いです。

職種によっては独立してフリーランスとして働くこともできるので、自分らしい働き方、職場を選べるといったメリットもあります。

専門職のデメリット

デメリット1:キャリアチェンジがしにくい

専門職は専門性が高いがゆえに、その他のジャンルの経験が浅くなりがちです。「専門的な勉強のために長い時間や費用を費やした」という事実が転職を難しくすることも少なくありません。

デメリット2:責任が重い

どんな仕事にも責任はつきものですが、専門職の仕事はとりわけ重い責任が伴います。医師や看護師、薬剤師はミスすれば患者の生命に関わりますし、パイロットは大勢の人の生命を預かっています。保育士や介護士は人を預かる仕事ですし、栄養士のミスで大規模な食中毒を招いてしまうこともあります。そのため国家資格が必要とされるのです。

希少人材であることから、代わりがおらずその分責任がさらに重くなったり、激務になったりすることも少なくありません。

専門職に向いている人は?

ひとつのことにのめり込む人

専門職について働くということは、ある分野に精通している専門家になるということです。ひとつのことを長年続けられる人や、好きなことに夢中になってのめりこむような人は専門職に向いているでしょう。

向上心がある人

専門職は、資格を取得したら終わりということではありません。専門分野について勉強をし続けて知識を増やしたり、スキルアップしていくことが求められます。

現状に満足することなく、さらに上を目指して努力できる人でないと、専門職について活躍し続けることは難しいでしょう。

まとめ

専門職は必要な資格を得たり、スキルを習得する必要があるため、簡単につける職業ではありません。働き始めてからも、努力し続けることを求められます。しかしその分だけやりがいがあり、職業としてのメリットもたくさんあります。


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