就活で履歴書を書くのにおすすめのボールペンは?太さや色の選び方、NGなものを解説

就活で使う履歴書やエントリーシートはコロナ禍でオンラインでの提出が増えてきたものの、まだまだ手書きで書く機会も多くあります。

就活で履歴書やエントリーシートを手書きする際には、どんなボールペンを使用するべきなのでしょうか? この記事ではボールペンの太さや色の選び方、また修正テープは使えるのかについて解説します。

目次

履歴書は手書きがいい?

結論から言うと特に指定されていない場合はパソコンで作成して問題ありません。ただし普段パソコンを使い慣れていない人で上手く作れる自信がない場合、手書きの方が好印象です。

企業から手書き指定があった場合、パソコンに慣れていない人は今回紹介するボールペンを使って履歴書を仕上げましょう。

履歴書に適したボールペン選びのポイント

色は黒、油性インクかゲルインクを選ぶ

履歴書に使うボールペンはもちろん黒です。正式な書類になるためインクが十分に残っているか確認してから書き始めましょう。また、インクが残っている場合も古いものだとペン先が劣化して綺麗に書けないことがあります。必ず別の紙に試し書きしましょう。

次に、インクについてです。ボールペンのインクには「油性」「水性」「ゲルインク」「エマルジェンインク」「消せるインク」の5種類があります。それぞれ使用する素材に違いがあるため、特性や書き味に違いがでます。インク別のそれぞれの特徴は以下の通りです。

メリット デメリット
油性インク 耐水性・速乾性が高い、裏抜けしない 書き味が重い
水性インク き味が軽い、発色が良い 裏抜けする、耐水性が低い
ゲルインク 耐水性・速乾性が高い、裏抜けしない インクの減りが早い
エマルジェンインク 耐水性・速乾性が高い、裏抜けしない インクの減りが早い
消せるインク 書き直しができる 正式な文章で使用できない

履歴書には耐水性が高く、裏抜けのしない「油性インク」「ゲルインク」がおすすめとなります。耐水性が高いことで文字がにじみにくくなります。また、乾きが早いため紙の裏側にインクが染み込む裏抜けを防ぐことができます。

太さは0.5mmか0.7mm

履歴書でボールペンの太さのマナーは特にありませんが、見やすいという理由から0.5mmか0.7mmがおすすめです。0.7mmはしっかりと書けるため堂々とした印象を与えることができます。0.5mmは一般的な太さであるためどこでも手に入る太さです。ペン先がつぶれないため、記入欄の大きさに関わらずどこでも書くことができます。
また細い文字は字を綺麗に見せる効果もあります。あまり自分の字に自信がない人は記入欄の大きい氏名欄は0.7mm、その他の欄は0.5mmと使い分けるとより見やすい仕上がりになります。

誤字に修正テープは使わない

書き間違えてしまった場合、修正テープや修正ペンは使えません。もう一度新しい履歴書を書き直しましょう。鉛筆やシャーペンで下書きをしておくとミスを防ぐことができます。この場合はボールペンのインクが十分に乾いてから下書きの線を消しましょう。

また、やむを得ずミスを訂正する場合は二重線と訂正印を使います。間違えた箇所に定規を使って二重線を引き、その上に訂正印を押しましょう。その後上か下に正しい文章を書きます。

履歴書にNGのボールペン

消せるボールペン

履歴書で絶対NGなのは消せるボールペンです。ミスをしても消せるためいいと思われるかもしれませんが、消せるボールペンは高温になると消えてしまうためビジネスの公式な文書ではNGとなっています。郵送までに消えなかったとしても消せるボールペンで書いてあるものは特徴的であるため採用担当者もわかります。非常識だと思われないためにも消せるボールペンは絶対に止めましょう。

にじみやすいボールペン

にじみやすいボールペンも避けるのが無難です。書いている途中に手が当たってインクがにじんでしまうとミスしていなくても書き直しになります。試し書きの時点で触れてみてにじまないかどうか確認しておくようにしましょう。

色付きのボールペン

カラーボールペンは履歴書には使えません。最近では黒インクでもブラウンがかったものや色が薄いものが出ていますが、これも履歴書では避けるのが無難です。自分の履歴書だけ見たら違和感がなくても他の学生の履歴書と並べたときに色が違うと違和感があります。履歴書を書く際は一般的な黒インクを選びましょう。

最後に

就活で履歴書を書くのにおすすめのボールペンについて、インクの種類や太さ、色の選び方について解説しました。履歴書は学生の第一印象に繋がるものです。時間に余裕を持って丁寧に書きましょう。


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