地方から首都圏でのインターンへの参加を考えると、交通費や宿泊費をかけてまで行くべきか迷う就活生も多いと思います。今回は地方の大学生が首都圏のインターンに行くメリット、負担を軽くするおすすめインターン、首都圏のインターンシップの探し方などを解説します。
- ・首都圏のインターンに行くメリットとは
- ├インターンで体験できる企業や職種の数が違う
- ├地方と首都圏の違いに慣れることができる
- ├企業理解が深まる
- └地方から参加することで熱意をアピールできる
- ・地方の学生におすすめのインターン
- ├1~2日の短期インターンなら費用の負担も軽い
- ├交通費支給や報酬ありのインターンシップを探す
- └リモートワーク可能なインターンを探す
- ・首都圏のインターン情報はどうやって探せばいい?
- ├ネットのサービスを活用する
- ├大学で相談してみる
- └企業に直接問い合わせてみる
- ・最後に
首都圏のインターンに行くメリットとは
インターンで体験できる企業や職種の数が違う
近年インターンの募集や参加者は増えてきていますが、インターンを実施している企業は東京や大阪など首都圏が中心となっており、地方では募集の数もぐっと少なくなります。
首都圏のインターンプログラムでは、体験できる職種も多様です。志望している業界のインターンや志望職種のインターンが地元で見つからない場は、首都圏で実施されているインターンにも目を向けてみましょう。選択肢がかなり広がるはずです。
地方と首都圏の違いに慣れることができる
交通量や人の多さ、電車の混雑具合などは地方と首都圏ではかなり違いますし、地方の企業と首都圏の企業ではスピード感や文化も違ってきます。
本格的な就活が始まって上京してから「こんなに違うんだ……!」と知るのでは戸惑いが大きいでしょう。インターンに参加してあらかじめ地方と首都圏の違いに慣れておくことで、就活本番でもスムーズに活動できます。
企業理解が深まる
インターンシップに参加すると、企業担当者と実際に顔を合わせたり、その企業の社内を見学することができます。ネットで情報を収集しているだけよりも、実際に会社を訪れたり社員の方と交流したりする方が、情報量が格段に増えます。
企業の雰囲気や文化について理解を深めたり、自分に合う企業かどうか見極めるために、インターンシップは大変有用な機会となるはずです。
地方から参加することで熱意をアピールできる
地方在住であることは不利になることばかりではありません。地方在住の学生は、あえて地方から参加することで、その熱意を企業にアピールすることができます。
首都圏在住の就活生や学生に比べて、地方在住の学生がインターンに参加するの大変です。「時間的・経済的な負担はかなり大きいのに、わざわざ時間とお金と労力をかけて参加するほどこの企業に入りたいと思っている」と、熱い思いをどんどんアピールしていきましょう。
地方の学生におすすめのインターン
1~2日の短期インターンなら費用の負担も軽い
1ヶ月~数ヶ月にわたる長期のインターンシップに参加しようとすると、学業との両立や宿泊費の問題が生じるなど現実的には難しい場合もあると思います。
地方在住であれば週末を利用して、1~2日程度の短い期間で開催されているインターンシップに参加するのがおすすめです。たとえ数日間であっても、大きな刺激を受けられるでしょう。
交通費支給や報酬ありのインターンシップを探す
新幹線や飛行機代を支給してくれる企業もあるので、こうした交通費支給のインターンプログラムを探してみてください。
新幹線代や飛行機代を支給してくれるのは大企業や有名企業が多く、インターン選考の倍率も高くなります。競争は厳しくなると覚悟して、早い時期からしっかりと選考対策をしておくのは必須です。
交通費の支給なしで報酬ありのインターンを探す方法もあります。2〜3日で数万円稼げるものもあるので、報酬で交通費や宿泊費をまかなえるでしょう。
リモートワーク可能なインターンを探す
地方在住で首都圏に通うことがどうしても難しい場合は、出社の必要がない「リモートワークが可能なインターン」を探してみましょう。最近はリモートワークが可能な企業も増えており、面接もスカイプなどオンラインで対応してくれる企業も少なくありません。
リモートでの勤務や面接が可能であれば、地方から首都圏の企業の長期インターンに参加することも可能です。リモートワークが可能かどうか、インターンを希望する企業に直接問い合わせてみてもいいでしょう。
首都圏のインターン情報はどうやって探せばいい?
ネットのサービスを活用する
地方在住の人は、インターン情報を専門に扱っているネットサービスを利用するのがおすすめです。わざわざ首都圏に行かなくても、興味のある業界や期間を指定して、インターン情報をネットで探すことができます。
登録や利用は無料のサービスがほとんどです。1日から数日の短期インターンや有給インターン、夏休みだけのインターンなど、希望条件に合ったインターンを探してみましょう。
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大学で相談してみる
大学の就職課で、インターンの募集情報を紹介してくれることもあります。大学の教授や大学の窓口などで、インターンを紹介してもらえるかどうか聞いてみるのもいいでしょう。
企業に直接問い合わせてみる
興味のある企業やどうしても働いてみたいと思う企業があるなら、その企業に直接問い合わせる方法もあります。
企業のホームページにある問い合わせフォームや採用担当のアドレス宛に連絡して、インターンシップの募集をしているかどうか聞いてみてください。
最後に
地方在住だと首都圏のインターンシップに参加するのはハードルが高いと感じるかもしれません。しかし、交通費や報酬が支給されるプログラムなら金銭的な負担を減らせますし、リモートなら時間的・体力的な負担もなくなります。さまざまな企業のプログラムを検討し、前向きに参加を検討してみてください。
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