香水が好きで毎日つけている方も多いでしょう。香りでよい印象を与えようと、就活時に香水をつけようと考えている就活生もいると思います。
しかし就活での香水はありなのでしょうか?ここでは、就活時の香水使用についてや、汗・たばこなど気になる臭いへの対処法について詳しく解説します。
- ・就活で香水をつけてもいい?
- ├就活で香水をつけるのはNG
- └匂いや体臭のケアは必要!
- ・就活で香水を付けない方がいい理由
- ├香りには好き嫌いがある
- └常識がないという印象を与える
- ・おすすめの匂い対策アイテム
- ├消臭スプレー
- ├汗拭きシート
- └自然な香りのボディミスト
- ・就活時に気を付けたい臭いとその対策は?
- ├たばこ
- ├柔軟剤
- └防虫剤
- ・まとめ
就活で香水をつけてもいい?
就活で香水をつけるのはNG
就活の場では、香水はつけない方がいいです。いい匂いがしたから受かったり、少し汗臭かったから落とされるということはありませんので、香りや臭いについてあまり神経質になる必要はありません。
選考で評価されるのは、香りや見た目ではなく、就活生の意欲や熱意、内面です。そもそも体や衣類を常に清潔にしていれば、周囲の人を不快にすることはないのでそれで十分です。
匂いや体臭のケアは必要!
しかし全く匂いを気にしなくてもいいということではありません。匂いはその人の印象を大きく左右するものなので、とくに就活時は匂いや体臭のケアを行う必要はあります。マナーとして、対面した相手が不快に感じないことを基準に、臭いも含めて清潔感ある装いを心がけましょう。
夏場の就活ではたくさん汗をかきますし、慣れない場で緊張から汗をかくなどして、自分の臭いが気になることもあると思います。臭いが気になって自信を持てなくなることは避けたいので、エチケットとして清潔感を損なわないために対策することが必要になってくると思います。
就活で香水を付けない方がいい理由
香りには好き嫌いがある
「香水=よい香り」というイメージがありますが、実際には、嫌な臭いだな、苦手な臭いだなと感じる香水もあると思います。香水に数えきれないほど多くの香りがあるように、人の香りの好みも千差万別です。自分が好んでつけている香水も、人によっては嫌な臭いと感じていることもあるのです。
面接室に入った瞬間に、面接官に嫌いな臭いだなと思われたら、それだけで印象は悪くなってしまいます。就活の場では、誰もができるだけいい印象を与えたいと思っているはずです。採用担当者や面接官に不快な思いをさせる可能性がある香水は避けた方が無難でしょう。
常識がないという印象を与える
香水はおしゃれの一環として使われるイメージが強いことから、「TPOをわきまえていない」「就活なのに香水をつけてちゃらちゃらしている」と思われてしまう可能性もあります。こうした理由からも、香水は就活には不向きです。
一部アパレル業界や化粧品業界などでは、香水がOKな風潮もあるようですが、つけすぎは絶対禁物です。ほのかに香る程度に、控えめにつけることを心がけましょう。
おすすめの匂い対策アイテム
気になる臭い対策やエチケットとしてほのかによい香りをさせるアイテムをご紹介します。
消臭スプレー
就活中は、消臭スプレーを常備しておきましょう。高額でもないですし、臭いケアに非常に役立つアイテムです。スーツ、カバン、靴などは、毎日洗濯したり洗うのは大変ですが、消臭スプレーはさまざまなアイテムの消臭に手軽に使えるので毎日の匂いケアに便利です。
スーツやカバンの素材によっては、傷んでしまったり変色したりする可能性もあるので、使用前に使える素材や使用上の注意をしっかり読むようにしましょう。
汗拭きシート
汗拭きシートも、就活中の必須アイテムの一つです。就活中は移動や緊張で汗をかく場面が多いです。汗をそのままにしておくと嫌な匂いが発生するので、必ず汗拭きシートで拭き取ることを習慣にしましょう。
携帯用の汗拭きシートならコンパクトなので、カバンに必ず入れておくと安心です。制汗剤などと併用するとさらにいいでしょう。
自然な香りのボディミスト
自分の汗の臭いや体臭を消すためや、エチケットとしてほのかによい香りをさせるのなら、主張しすぎない香りのボディミストがおすすめです。ボディミストは香水よりも濃度が低く、香りの持続時間が短いという特徴があります。
香りのついた体用化粧水という位置づけなので、香りもやわらかく、香水に比べるとずっとほのかに香ります。日頃使い慣れていない人でも匂いすぎるという失敗をしにくいことから、就活での使用にも向いていると思います。
香りを選ぶときは万人受けすることを考えて、個性的な香りは避けましょう。レモンやグレープフルーツなどの柑橘系の香りなら、多くの人に馴染みがあり、嫌な印象を持たれにくいです。
ボディミストもたくさんつけると匂いすぎるので、控え目を心がけてください。使う時は、スーツのジャケットの裏側に1~2プッシュするぐらいがいいでしょう。
就活時に気を付けたい臭いとその対策は?
汗の臭いケアをしている人は多いですが、ここではそれ以外に気をつけたい臭いについて対策を紹介します。
たばこ
就活時、たばこ臭いものNGです。面接前に一服するなどは控え、スーツがたばこ臭くなってしまったら消臭スプレーをかけましょう。
柔軟剤
匂いの強い柔軟剤は、香水並みか、それ以上に香る場合があります。就活時に着用する服には使わないほうがよさそうです。
防虫剤
最近の防虫剤は臭いの少ないものが多いので、あまりないケースかも知れませんが、実家の昔からあるクローゼットにスーツを入れるなどしている場合には注意が必要です。防虫剤の臭いがついてしまったら、干して風を通したり、消臭スプレーをかけてください。それでもだめならクリーニングに出しましょう。
まとめ
就活中は、学生といえどもビジネスに関わる場にいることを忘れないようにしてください。周りの人が不快に感じないよう、配慮することが大切です。香水で香りのおしゃれを楽しみたいのなら、就活以外の場や休日にしましょう。
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