大学に入ると、レポートの締め切りやテスト日程、サークルの予定やバイトのシフトなど、手帳に書き込みたいことがたくさん出てきます。高校のころまでは使っていなくても、大学に入って手帳を持つようになる人も多いのではないでしょうか?
でも手帳は種類が多すぎて、どんなものを選べばいいかわからないですよね。今回は手帳選びで悩んでいる人のために、手帳選びのポイントをご紹介します。
- ・使いやすい手帳の選び方のポイント
- ├持ち運びしやすいA5サイズ
- ├マンスリーとウィークリーがついている
- └白紙ページがあると便利
- ・手帳を選ぶ前に決めておくこと
- ├月始まりと曜日始まりを選ぶ
- └持ち運ぶのか?家で使うのか?
- ・手帳をつける目的を考える
- ├スケジュール管理のため
- ├目標達成のため
- └ライフログのため
- ・アナログ手帳かデジタル手帳か
- ├アナログ手帳のメリット・デメリット
- └デジタル手帳のメリット・デメリット
- ・最後に
使いやすい手帳の選び方のポイント
まずは使いやすい手帳のポイントをご紹介します。
持ち運びしやすいA5サイズ
手帳は、基本的に持ち歩くもの。だからこそカバンに入れても邪魔にならないサイズ感が基本です。お店には色々な手帳が売っていますが、148×210mmのA5サイズが人気です。学校の教科書くらいなので、大学に持っていくのにもかさばりません。
もう少し小さいものがよければ、105×148mmのB6サイズがおすすめ。これは文庫本と同じサイズなので、小さなカバンを使うことが多い女子も無理なく持ち運べます。
マンスリーとウィークリーがついている
次に、手帳の内容を確認してください。まずはマンスリーがついているものを選びましょう。これはカレンダーのように、見開き1ページに(1-1)一か月の日付が並んでいるもの。一目で締め切りや予定が確認できるので、必須ページとなります。
その上で、ウィークリーがついているものが便利です。これは見開き1ページに1週間の欄があるもの。例えばマンスリーのページには「speaking授業 レポート締め切り」と書き、ウィークリーのページには「教科書15ページから20ページまでが範囲、オンライン提出」などと詳細を書くといった使い方をしてみてください。
白紙ページがあると便利
手帳の最後に、白紙ページがあると便利です。ちょっとしたメモを残したり思いついたアイディアを書き留めたりできます。サークルのミーティングやバイトの研修など、あらゆる場面で活躍するので、いくつかの手帳で迷ったら、白紙ページがあるものにしてみてください。
手帳を選ぶ前に決めておくこと
月始まりと曜日始まりを選ぶ
手帳はものによって、何月からあるか、スタート時期が違います。新年から気持ちを新たに手帳を買いたいというのであれば、1月始まりのものを選ぶ必要があります。年度でわけて考える場合、4月始まりのものがベストです。
また、マンスリーを開いたときに一番左が日曜日のものもあれば、月曜日のものもあります。土日で連続した予定が入りがちであれば月曜始まりの方が書きやすいですが、これは好みの問題なので自分が使いやすいタイプを選びましょう。
持ち運ぶのか?家で使うのか?
手帳を持ち運ぶのか、家に置いておくのかで適したサイズは変わってきます。手帳を常に持ち歩いてチェックするならコンパクトなサイズがいいですが、家で日記やログなどをしっかりと書き込むなら大きなサイズの方がいいでしょう。
就活で使う手帳なら立ったままでも書き込みやメモがしやすいように、表紙がしっかりとしたものがおすすめです。利用シーンをイメージして使いやすい手帳を選びましょう。
手帳をつける目的を考える
手帳を買う時は、手帳を使う目的を明らかにしておきましょう。
スケジュール管理のため
一番の理由は、バイトのシフトや大学のテストなどのスケジュールを管理するためかもしれません。レポート課題が出たらその締め切りも意識しなくてはいけないですし、グループで発表する授業があればその集まりの日程も書き込みます。
学科の飲み会やサークルの集まりなど、所属するコミュニティが増えるほど予定が色々と入ってきます。飲み会などのプライベートの予定も、どんどん書き込みましょう。
スケジュール管理のための手帳選びのポイント!
スケジュール管理をするなら、1日のスケジュールを時間ごとにしっかりと管理できる「バーティカルタイプ」がおすすめです。空き時間も一目でわかるので、時間を効率的に使うことができるようになります。
目標達成のため
手帳を、自分の目的達成のために使うのもおすすめです。新年や新年度、月の頭などに目標を決め、それを達成するための計画を手帳に書き込むのです。
例えば「TOEICで850点をとる」と決めたら、「ここまでに参考書を終わらせる」「ここで過去問を解く」などのスケジュールをたてます。それを細かくウィークリーの欄に書き込んでいきましょう。
目標達成のための手帳選びのポイント!
目標達成のために手帳を使うなら、やるべきことを管理できるように、「TO DOリスト」が付いているタイプを選ぶといいでしょう。その日にやるべきことを整理しておくと、目標を達成しやすくなります。
ライフログのため
後から自分がどんな生活をしていたのかを振り返ったり、就活の自己分析に役立てたりしたいのであれば、ライフログのように使うのがおすすめです。ライフログを残すコツは、何を書くかベースを決めること。基本的には。誰かに会ったりどこへ行ったりといった客観的事実の方が書きやすいでしょう。
しかしせっかくなら、何を見て何を思ったか、どんなことを考えたかなど、主観的なメモを残しておきたいもの。後から自分の成長を感じられたり、懐かしい気持ちになれたりします。
ライフログのための手帳選びのポイント!
ライフログのために手帳を使うなら、自由に書き込めるスペースが多いタイプを選びましょう。日記などもしっかりと書き込むのであれば、1日1ページあるものがベストです。会った人や行った場所、食べたものなどを記録しておくのに便利ですよ。
アナログ手帳かデジタル手帳か
最後に、アナログ手帳とデジタル手帳それぞれのメリット・デメリットについてご紹介します。
アナログ手帳のメリット・デメリット
アナログ手帳のメリット
アナログ手帳のメリットは、自由度が高いことです。かんたんな図やイラストを描けますし、縦書きも横書きも思うまま。また、ちょっとしたメモを挟んだり、付箋をはったりすることもできますよね。白紙のページを切り取って、人に渡すことも可能です。
また、フリックで文字を打つより、紙とペンで文字を書いた方が頭に残るという方もいます。そういう人は、何を書いたか覚えておきたい場合デジタルよりもアナログがおすすめです。
アナログ手帳のデメリット
デメリットは、持ち運ばなくてはいけないこと。鞄を変えたらうっかり忘れてしまうこともあれば、荷物が多いのにかさばることもあります。また、一度なくしてしまったらもう予定の確認のしようがないのもリスクですね。
デジタル手帳のメリット・デメリット
デジタル手帳のメリット
デジタル派の方には、アプリに手帳の役割を果たしてもらうのがおすすめです。メリットは、アプリをいれるだけなので荷物がかさばらないですし、スマホさえ持っていれば「手帳を忘れて予定が書き込めない」ということがない点でしょう。
クラウドに保存しておけば、スマホをなくしても違うデバイスから予定が確認できます。また、リマインダーと組み合わせることでうっかり忘れを予防することも可能です。
デジタル手帳のデメリット
デメリットは、基本的に文字を書くのがメインになり、図などが描きにくいことです。それに、スマホが電池切れになると手帳を開くことができなくなります。
最後に
今回は、大学生の手帳選びについてご紹介しました。まずはどんな手帳があるかを知って、自分の目的にあったものを選びましょう。
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