「内定ブルー」という言葉を聞いたことはありますか?せっかく就職先が決まったのに、不安な気持ちになったり、辛い思いをしているなら、それは内定ブルーのせいかもしれません。
ここでは、内定ブルーとはどんな状態なのかや内定ブルーになってしまう原因などについて解説します。内定ブルーを克服する方法もご紹介するのでぜひ参考にしてください。
- ・内定ブルーってどんな状態?
- ├内定ブルーとは
- ├こんな状態なら内定ブルーかも
- └内定ブルーになる学生は少なくない
- ・なぜ「内定ブルー」になるのか
- ├就活の結果に納得がいっていない
- ├企業や働くこと自体への不安
- └周囲からのリアクションによる憂鬱
- ・どのように「内定ブルー」をやっつける?
- ├気になる点は全て調べ、人事にも確認する
- ├先輩や家族に相談する
- └就活をやり直すか検討する
- ・それでも気分が晴れない時は
- ├思いっきり遊ぶ
- └内定先に行ってみる
- ・最後に
内定ブルーってどんな状態?
内定ブルーとは
「内定ブルー」とは、結婚前の男女が陥る「マリッジブルー」に似ているものです。せっかく内定をもらったにもかかわらず、「本当にこの企業でいいのか」「もっといい企業があったのではないか」「そもそも働くことがいやになってきた」など、さまざまなことが頭に浮かび、憂鬱な気持ちになってしまうことを言います。
こんな状態なら内定ブルーかも
次のような気持ちになることが多いなら、内定ブルーかもしれません。
・就職のことを考えると不安になる
・内定を素直に喜べない
・働くことに意義を見出せない
・就職先で仕事がこなせる自信が持てない
内定ブルーになる学生は少なくない
就職というのは人生の大きな節目とも言える一大イベントです。就職すると学生時代とは環境も大きく変わるため、不安を感じるのは当然のことです。
どんなに優秀な人でも、第一志望の内定を獲得した人でも、「就職に対して何の不安もない」という人はほとんどいないはずです。
内定をもらったり、就活を終えると気持ちに余裕ができるので、いろいろなことを考えすぎてしまうことも多いです。「内定ブルー」は誰でも一度は経験するものだと割り切って、気持ちを切り替えることも大切です。
なぜ「内定ブルー」になるのか
せあんなに頑張った就活が実を結び、内定を勝ち取ったことは嬉しいはずなのに、なぜ「内定ブルー」なんかになるのでしょうか。ここにはいくつもの複雑な理由や心理がからみあっています。
就活の結果に納得がいっていない
まずは、そもそも就活の結果に自分自身が納得できていない場合です。「本当は第一志望ではなかった」「内定が出た後でマイナスなイメージを持つ出来事があった」など、何かしら悔いが残っていたり、心に引っかかっていることがある場合には「内定ブルー」になってしまいがちです。
企業や働くこと自体への不安
内定をもらった企業自体には不満はないけれど、内定をもらったことで「働く」ということが急に現実味を帯びてきた場合も「内定ブルー」になります。
数か月後にはこの楽しい学生生活を終え、自分も社会人として週に5日働かなければならないのかと考えることで不安になってしまう人は多いようです。
さらに、内定をもらった企業に対し「激務なのではないか」「自分は期待に応えることができるのだろうか」と不安が増してくることもあります。
周囲からのリアクションによる憂鬱
周囲からの内定先の企業へのリアクションによって「内定ブルー」が生じてしまう人もいます。
自分にとっては第一志望でも、「親はもっと大きな有名企業に行ってほしかったようだ」とか、「周囲は大企業ばかりなのに自分だけベンチャーで恥ずかしい」といったことで憂鬱な気持ちになってしまうこともあります。
どのように「内定ブルー」をやっつける?
これらは、どんなに行きたかった企業への内定が決まったあとでも起きてしまう感情です。そこで、「みんなそうなんだ」と認めたうえで、以下のことを試してみてください。
気になる点は全て調べ、人事にも確認する
まず、内定先企業に対しての不安やネガティブな感情、気になっていることがある場合には、自分で可能な範囲は自分で調べましょう。
内部の人でないとわからない部分は、人事に聞くか実際に働いている方を紹介してもらい話を聞くとよいでしょう。内定者ということで就活時のOB訪問より詳細な内部事情を教えてくれることもあります。
先輩や家族に相談する
また、「本当に自分はこの企業でよかったのか」「働くことが不安」といった場合には身近な先輩や家族に相談してみましょう。
もし親が内定先に対して良い感情を持っていない場合には、なぜ自分はそこに就職したいと思ったのか、どのような部分に魅力を感じ、どのような働き方ができるのかを説明し、納得してもらうことも有効です。
内定をもらえたということは、その企業にはあなたの熱意が伝わったということ。きっと親や友達も理解してくれるのではないでしょうか。
就活をやり直すか検討する
最後に、ちょっと荒業ではありますが、改めて就職活動をやりなおすか検討してみましょう。本当に納得がいっていないのであれば、今からでもエントリーができる企業を探しましょう。
そのためには再度自己分析をしてみることは絶対に欠かせません。本当に自分がしたいことは何で、本当に自分に合っている企業はどのようなところなのか、改めてゼロから考えてみましょう。
そのうえで「やっぱり内定先があっている」と納得できればすっきりしますし、もし「やっぱり就活をやり直そう」と思うのであれば、次は納得のいくまでしっかりと自分に合った企業探しを続けましょう。
それでも気分が晴れない時は
ここまででご紹介した方法を試してみても気分が晴れない……そんな時はちょっと意外な方法を試してみてください。
思いっきり遊ぶ
まずは、思いっきり遊んでみましょう。これまで就活で忙しく遊ぶ暇もなかったでしょうから、我慢していたことややりたかったこと、学生時代のうちにしておきたいことなどにどんどんチャレンジしましょう。「遊びきった!」と思うことで、働くことへの意欲が増してくることもあります。
内定先に行ってみる
平日のお昼頃に内定先の企業周辺に行ってみましょう。会社の中に入ることができなくとも、その企業で働く人の雰囲気やオフィスビルを見ることができます。
実際に足を運ぶことで「自分もここで働くんだ」「こんな大きなビルなんだ」などと、イメージがわき不安が払しょくされるかもしれません。近隣のランチスポットを見つけるのもいいでしょう。
最後に
せっかく内定を得たのに憂鬱な気持ちでいるのはもったいないですよね。できるだけ前向きに情報を集め行動し、残りの学生生活を楽しみましょう!
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