化学科の就職先ってどこが人気なの?業界や職種を解説!

「化学科ってちゃんと就職できるのかな?」と不安を抱えていませんか。実は化学科は就職において有利な学科と言われています。それは一体なぜなのでしょうか?

そこで今回は、化学科が安定した就職ができるかどうかを解説します。また、化学科の卒業生の就職先として人気の高い業界や職種もご紹介しますので、ぜひご覧ください。

化学科の就職先ってどこが人気なの?業界や職種を解説!
目次

化学科は就職で有利になる?

化学科は就職では有利に立ち回りやすい

化学は、物質の構造や特徴、あるいは別の物質との間に起こる変化や反応などを理解するための学問です。このような化学の知識を活用すれば、より便利で質の良い素材や製品を生み出すことができるのです。

そのため、新たな商品を開発したいと考える企業の多くは、化学に関する専門知識に精通した人材を欲しており、化学科の卒業生は就職活動で有利に立ち回りやすくなっています。

専門性を生かした就職先も多数

もちろん、化学の専門性を生かした就職先も多数存在します。特に、三菱ケミカルホールディングス・住友化学・旭化成・三井化学・東ソーは「総合化学メーカーの大手5社として、多くの化学科の卒業生が就職し、基礎研究や応用研究、商品開発などの仕事に取り組んでいます。

もちろん、これら以外の化学メーカーでも、多くの卒業生が専門性を生かし、日夜研究に励んでいます。

化学科の学生を対象とした企業説明会も

公益社団法人日本化学会関東支部が主催する「化学系学生のための企業合同説明会」をはじめ、化学系の学生を対象とした企業説明会は多数開催されています。

化学メーカーや製薬会社、化粧品会社など、「化学系の学生が欲しい」と考えている企業が集まり、一度に話を聞くことができるため、業界や企業の分析を効率的に進められます。

化学科の卒業生の就職先として人気の業界とは?

製造業界

化学科の卒業生の就職先としては「製造業界」が人気です。化学工業だけでなく、繊維工業・紙加工品製造業・石油製品製造業・プラスチック製品製造業・ゴム製品製造業・金属製品製造業・鉄鋼業など、「物質を使って製品を生み出す」という目的を持つあらゆる企業で、化学に関する専門知識や技術は必要とされています。

化粧品業界

化学科の卒業生に人気の高い就職先としては「化粧品業界」も挙げられます。 化粧品業界では、研究・開発職として活躍する人が多く、有効な成分や素材や香料、新商品を開発するための基礎研究や応用研究を手掛けています。化粧品は使い心地も大切。より良い使い心地を実現するための新技術開発にも取り組んでいます。

医療福祉業界

「医療福祉業界」にも、多くの化学科の卒業生が就職しています。特に化学科で学んだ知識や経験を生かせる「製薬会社」が人気で、薬理作用のある物質から効果のある化合物を作り出す「研究職」や、研究職が積み重ねたデータをもとに実際に医薬品開発に取り組む「開発職」などで活躍しています。

公務員

化学の専門知識を生かして「技術系公務員」として働く方も少なくありません。国家公務員になれば、厚生労働省の「国立医薬品食品衛生研究所」や農林水産省の「動物医薬品検査所」などの国立研究所で研究活動に従事することになります。地方公務員になっても、各自治体に属する研究所で農林水産技術や工業技術など、より良い地域づくりを目指した研究に取り組んでいくことができます。

化学科の卒業生の就職先として人気の職種とは?

専門性を生かして研究・開発職に就職する人が多い

化学科の卒業生では、化学科で学んだ専門知識や経験を生かして「研究・開発職」に就職する人が多く見られます。

これまでご紹介してきた製造業界・化粧品業界・医療福祉業界でも、研究職や開発職として入社する人がほとんど。他にも食品業界・電気業界・自動車業界など、幅広い業界で化学科の卒業生は研究開発に従事しています。

理科や化学の教職に就く人も

化学科に進学する方は「化学が好き」と感じている人が多いのではないでしょうか。そのため、「化学の面白さをもっと伝えたい!」と教員免許を取得し、理科や科学の教職に就く人もいます。

また、大学院博士課程を修了し、アカデミックポストを目指す人も少なくありません。簡単な道のりではありませんが、とことん深めたい研究テーマがある方にとっては魅力とやりがいに溢れた仕事となるでしょう。

化学科の学生におすすめの就職対策

英語を勉強してTOEICを取得しておく

化学メーカーや医薬品メーカーでの仕事では英語力が求められることが少なくありません。ライバル企業が海外の企業であったり、販売先や原料の仕入先が海外であることも多いので、どの職種でも高い英語力があると有利になります。

研究・開発職でも英語力は大きな武器になります。海外の論文や研究資料などは英語ですし、英語ができるとそれだけ活躍の場も広がるでしょう。

就職で英語力をわかりやすくアピールするには、TOEICを取得しておくのがおすすめです。

文系就職も選択肢に入れる

化学科の学生に人気の職種である開発・研究職は、人気がある上に採用人数が少ないため倍率が高く狭き門となっていることが多いです。

研究・開発職にこだわらずに文系就職も視野に入れて就活をすると、選択肢の幅がかなり広がります。

例えば、化学系の専門知識があれば、化学メーカー・薬品メーカー・化粧品メーカー・食品メーカーなどの営業として専門知識をいかすことが可能です。高い専門知識やロジカルな思考は、コンサルティングの仕事でもいかされます。

業界・職種を限定せずに、自分の興味がある分野やチャレンジしてみたい仕事で、自分の専門分と強みをいかす方法はないか考えてみてください。

インターンシップに参加する

どの学部の学生にもおすすめしたい就職対策は、企業の実施するインターンシップに参加することです。

インターンシップでは社員の方と直接話したり仕事を体験したりできるので、業界・企業・仕事への理解が深まります。企業との相性を見極めたり、自分に適性があるのかを判断しやすくなります。

1日や数日だけの短期インターンもたくさんあるので、できるだけたくさんのインターンシップに参加して多くの企業・仕事を知るのがおすすめです。

最後に

化学に関する専門知識や技術は、あらゆる企業で生かせるため、化学科の就職先は非常に多岐に渡ります。

就職先の幅が広がるのは大きなメリットですが、その分、「色々な業界を選べる中で、なぜこの業界や企業を選んだのか」は必ず問われますし、この質問に明確に答えられないと、入社への熱意が伝わりません。

エントリーシートや面接で伝える志望理由をしっかり考えておきましょう。また、考えた回答はキャリアセンターなどを活用し、第三者視点でも伝わるものとなっているか確認してもらうのがおすすめです。


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