冬のインターンは参加すべき?夏との違いや参加するメリットについて徹底解説!

「インターンは夏」というイメージがあり「冬インターンって行く意味あるの?」と思っている方もいるでしょう。「夏に参加したけど夏と冬の両方参加する必要があるの?」と迷っているケースも多いと思います。

ここでは冬インターンの募集や実施の時期、特徴やメリットなどまとめています。冬インターンの探し方や参加する際の注意ポイントも参考にしてください。

目次

冬インターンの特徴は?時期や夏インターンとの違いを知っておこう

冬インターンの開催時期と期間

冬インターンは、大学3年生の12~1月頃に開催されるインターンを指します。大学の冬休み期間中に開催されるものも多く、学生も参加しやすいでしょう。

夏のインターンは長い夏休みを生かし、数日から数週間の期間で開催されるものが多くを占めます。その一方で冬のインターンの多くは、1日から3日という短期間で開催されるのが特徴です。

冬インターンの募集時期

インターンの募集時期は企業により異なり、明確にいつからいつまでと決まってはいません。12月までに開催されるインターンは10~11月頃、1〜2月までに実施されるインターンは11~1月頃が募集期間となることが多いです。

冬インターンでも夏インターンと同じように、職種別や目的別で複数のプログラムを実施する企業も多く、それぞれの募集時期が異なるケースもあります。早いと9月に締め切りとなることもあるので、なるべく早い時期から募集をチェックしておきましょう。

夏インターンとの違い

夏のインターンは就活が本格化するまでにだいぶ時間がありますが、冬インターンは本格的に就活がスタートする直前に開催されることが多いです。

就活スタート直前ということもあって、冬インターンでは「選考」の意味合いが強くなります。「会社を知ってもらう」「仕事を体験してもらう」などが主な目的の夏のインターンとは大きく違う点です。

そのためインターンの内容も、「グループワーク」や「プレゼン」など学生の能力やポテンシャルを見るためのプログラムが多いです。

冬インターンに参加するメリット

夏・秋とは異なるタイプのインターンを体験できる

冬インターンに参加するメリットの1つは、夏や秋のインターンとは異なったタイプのインターンを体験できることです。「インターン」とまとめても、実はその中身は様々です。

例えば、夏や秋のインターンでは仕事を模擬的に体験できるプログラムに参加したり、実際にお金をもらいながら社員と一緒に働いたりといった職業体験型のインターンに参加することができます。このインターンでは働くということを自分なりに「体感」することが目的となります。

その一方で、学生の力を見る要素の強い冬のインターンでは、就活が始まる前に選考を疑似体験することができます。

夏・秋のインターンと冬のインターンの両方に参加することで、違った体験をすることが可能です。

志望する企業を絞ることができる

冬のインターンは短期間で開催されます。そのため、志望業界が決まっている場合には、同じ業界に属する複数の企業のインターンに参加することで「この会社の業務は面白そう!」「この社風は自分には合わない」と比較・検討し、自分の志望する企業をある程度絞ることができます。

志望業界が定まっていない場合にも、様々な業界の冬インターンに参加することで、業界の傾向を知ることができ、自分の志望する業界を見つけることができるはずです。

就活本番までに力試しができる

冬インターンは選考が本格的にスタートする直前に開催されます。そのため、冬インターンの選考は就活本番の力試しとしても役立ちます。冬インターンに応募して書類選考・筆記試験・面接など、どこかの段階でうまくいかない場合には、その部分を重点的に対策しておけば、就活本番では失敗せずに済みます。

力試しを目的とする場合には「書類選考→筆記試験→面接」のように、選考の流れが本番に近いインターンを選んでみましょう。

選考のステップが免除されることも

インターンに参加して実際に優秀だと認められた学生は、就活本番の選考で「書類選考」や「一次面接」などのプロセスが免除されることもあります。

すべての企業に当てはまるわけではありませんが、冬インターンから「選考」がスタートし内定に直結していると考えていい企業もあるのです。

冬インターンはどうやって探せばいい?必要な書類は?

冬インターンの探し方

インターンシップに参加してみたいと思ったら、大学キャリアセンターや先生に相談してみるといいでしょう。単位認定されるプログラムなどを紹介してくれることもあります。

興味のある企業があれば、まずは企業のホームページを見てみましょう。ホームページにインターン募集の記載がない場合は、直接問い合わせてみてください。

まだ志望企業が絞れていない人は、インターンシップ専門のサイトやサービスを利用するのがおすすめです。インターンの募集情報をまとめて見ることができ、条件別に自分にあったインターンを探すことができます。

冬インターンの応募で必要な書類は?

冬インターンの応募時には、ES(エントリーシート)と履歴書の提出を求められることが多いです。履歴書は不要でESのみ、という企業も多いです。

ESの提出は求められることが多いので、頻出項目である「志望動機」「自己PR」「自己紹介」などは書けるように準備をしておくといいでしょう。

冬インターンまでに取り組みたい準備

ebテスト・グループディスカッション対策

冬のインターンでも選考に落ちてしまうと参加することができません。Webテストやグループディスカッションなどの対策に事前に取り組んでおきましょう。

特にWebテストは選考がスタートすると、早い段階で受けることになりますので、就活本番を意識して取り組んでおくことが大切です。

ビジネスマナーのチェック

ビジネスマナーもしっかりと身に着けておきましょう。 第一印象のかなめとなる「身だしなみ」と、相手を不快にさせない「言葉遣い」は何よりも大切です。この2つのどちらかが欠けていると、どれだけ話す内容が充実していても、その価値が半減してしまいます。

キャリアセンターなどを活用して、第三者目線から「気持ちの良い人」に見えるかを判断してもらいましょう。

冬インターンの参加で注意すべきこと

夏に比べて募集が少ない

冬インターンは、夏インターンに比べて実施されるプログラム数は少ないです。夏にインターンを実施していても、冬には実施していない企業もあります。

募集期間が短いものも多いので、気がついたら締め切られていたということにならないよう、早めの行動を心がけましょう。

学生の本気度が高い

冬インターンの時期には志望企業が明確になっている人が多く、学生の本気度が夏インターンよりも高くなる傾向があります。その分選考の倍率が高くなったり、熱意の差が目立ったりしやすいです。

企業について知ってもらうことを目的としたインターンが多い夏インターンと大きく異なるポイントなので、選考の意味合いが強くなることを意識して参加するようにしましょう。

授業や試験との両立が大変な場合も

冬インターンへの参加を検討している場合には、スケジュールの管理をしっかりしておくことが大切です。

冬インターンは大学の試験前に開催されるため、普段からしっかりと勉強をしておかないと、卒業に必要な単位が揃わず就活どころではなくなってしまいます。試験勉強やレポート作成の時間もしっかり確保しておきましょう。

冬インターンに力を入れすぎて、就活本番が始まってから息切れしていては本末転倒です。適度に休みも取れるスケジュールを立てておくことが大切です。

最後に

どの時期のインターンでも、目的意識のないまま漠然と参加していては何も得ることはできません。自分が何を求めてインターンに参加するのかを明確にさせましょう。冬のインターンは大学も就活も忙しい時期と重なるので、優先順位をつけて確実に取り組んでいく必要があります。

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