自分に合った職業、仕事の見つけ方がわからない…どうやって探す?

就活を意識したときに、「自分に合った仕事ってなんだろう?」「自分に向いている職業の探し方がわからない」という悩みを持つ人は多いでしょう。

これは就活を始める学生だけでなく、働いている社会人でも感じていることです。まだ働いたことのない就活生なら、当然持つ悩みだと思います。

せっかく働くのだから、やりがいのある仕事を選んで長く働きたいですよね。今回はそんな悩みを持つ方の手助けができるよう、自分に合った仕事の探し方をいくつか紹介します!

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目次

自分に合った職業とは

そもそも「自分に合った職業」とは、どんな職業のことなのでしょう?

得意である、好きである、希望条件に合っている

「自分に合った職業」とは、以下のような職業だと言えるでしょう。
・自分が得意なことを活かせる、自分が活躍できる職業
・自分が好きなことができる、自分が楽しめる職業
・自分の求める給与や勤務地などの条件に合った職業

これらはどれも「自分に合った職業」といえますし、どれを重視するかは人それぞれです。「自分に合った職業」の基準は、人それぞれ違います。自分にとって何が一番大切か、よく考えてみてください。

「自分に合った職業」を見つけるには

いずれを重視するにせよ、自分に合った職業を探すには、「自分をよく知る」「いろんな職業のことをよく知る」という2つのアプローチが必要となります。そこで今回は、以下の5つの方法をご紹介します。

・自己分析を行う
・適職診断テストを受けてみる
・職業についてネットや本などの媒体で調べてみる
・先輩やOB/OGの話を聞く
・インターンシップに参加する

自己分析を行う

自己分析とは

人は意外と自分のことをよく知らないものです。自分を見つめ直して、自分は何が得意なのか、何が好きなのか、仕事選びで何を重視したいのか、といったことを過去の経験などから探っていくのが、就活でよく行われる「自己分析」です。

自分ではできていると思いがちなのですが、実は意外と自己分析ができていない人が多いです。自分はどのような仕事に就きたいのかを明確にするには、自己分析が必要なのです。

自分の得意なこと苦手なことを挙げていく

まずは自分がどんなことが得意なのか、苦手なのか挙げていきましょう。自分の得意なこと・苦手なことを改めて文字にすることで、自分がどのような人間なのか再認識することができます。そしてなぜ得意・苦手なのかを根拠となるエピソードを掘り下げていくことで、より自己の理解を深めることができます。

「なぜ」を掘り下げていく

「こんな仕事をしてみたい」と思う人は多いのですが、「なぜその仕事をしてみたいのか」まで考えている人は少ないのではないでしょうか?

自己分析はこの「なぜ」という疑問を明確にしていき、あらたなる「なぜ」を発見しながら自身が何に価値を持ち、何を大事にしたいかを考え理解するために行っていきます。

自己分析をすると様々な発見があり、「働く人が重要で大事にできる環境」や「個人で黙々と仕事がしたい」「仲間と一緒に目標を持って仕事がしたい」など職種や業界以外の働く理由が見えてきます。

ノートやPCにまとめる

自己分析で大事なのは、考えたことをノートやPCなどに記録しながら行うことです。頭の中だけで考えているだけでは、思考が堂々巡りになりがちです。文字に起こしておくと、就活に必要な自己PRや志望動機の材料にもなります。

自己分析ツールを活用する

自己分析の方法については多くの書籍やWebサイトで紹介されており、エゴグラムやエニアグラム、MBTIなど心理学を用いた様々な診断ツールも提供されています。

また、自分史やモチベーショングラフを作るなどして自分のやる気が出るパターンを調べるという方法がとられることもあります。

自己分析をしても絞り切れない場合

自己分析をしても「これだ」と思う職業・仕事に絞り切れないことがあると思います。その場合は自分がやりたいことだけでなく、自分がやりたくないことから職業・仕事を考えていくことをおすすめします。仕事をしていくうえで、自分がやりたくない、ストレスを感じるような機会は少ない方がいいです。自分のやりたくないことでさらに吟味して、より自分に合う職業を見つけましょう。

適職診断テストを受けてみる

適職診断テストとは?

適職診断テストとは、自分に合った仕事を見つけるためのテストのこと。簡単な質問に答えることで、自分にはどんな仕事が向いているかをざっくりと知ることができます。

確実に自分に合った仕事がわかるというものではないので、仕事選びの目安にするといいでしょう。自身の仕事に対する考え方や、求めていることなどを導き出す手助けとなるものなので、ぜひ活用してみてください。

手軽にできる適職診断テスト

ネットでいくつかの質問に答えるだけで診断ができるものもあります。

・マイナビの「 ジョブリシャス診断」
・キャリアインデックスの「適職診断」
・リクナビの「3分間!適職診断」

また、各地のハローワークでも適職診断を受けられるところが多いです。内容は自治体によって異なるようなので、地元のハローワークで診断を受けてみるのもいいでしょう。

就活で自己分析をする意味とそのやり方とは

職業についてインターネットや本などの媒体で調べてみる

興味のあるキーワードで検索

自分に合った職業探しの手軽にできる方法として、インターネットや本で調べてみる、というものがあります。

手軽な方法でいえば、職業の一覧を見たり、なんとなく興味がある職業名で検索して調べたり、職業紹介の本を買ってみるという方法がありますね。

世の中にある職業をたくさん知れば自分に合ったものを見つけられる確率が上がりますし、仕事のざっくりした概要がわかれば自分の興味がわくものとそうでないものがあることに気づくでしょう。

口コミや転職情報サイトをチェック

その次は、そこで働いていた人が実際に書いている口コミサイトや転職情報サイトを確認してみましょう。会社はどのような仕事をしているのかや、働いている人が考える良い所や不満が書かれているので、それなども参考にしてどのような職場がいいのかもしっかり考えていきましょう。

大学の先輩やOB・OGの話を聞く

大学の先輩やOB・OGに話を聞くという手段も、自分に合った職業を探すうえで非常に効果的といえます。

なぜなら、先輩は自分がこれから行う就活をもう既にやったことがある、いうなれば先人といえるからです。先人は自分がこれからつまずくかもしれないポイントやつまずきからの立ち直り方を教えてくれます。また先輩がどのような考えで志望する企業・職種を決めていったのかや、第三者の視点から自分がどのような職業に適性があるか聞いて、参考にしてみるのもいいと思います。

OBやOGに話を聞くというのはOB/OG訪問といわれるもので、実際に働いている人の話を聞くことで仕事への理解を深めることや自分の就活の進め方を決めることに繋がります。

インターンシップに参加する

インターンシップとは学生が就業体験を行うことで、数日程度の短期のものもあれば、1ヶ月以上の長期のものもあります。アルバイトよりも専門的な、大学卒業後に就く職業に近い仕事が体験できるため、自分に合った職業を探すにあたってインターンシップは大変有意義であるといえます。

インターンシップには主に就活中の3年生を対象にした「短期インターンシップ」と、学年不問で長く働いてくれる学生を対象にした「長期インターンシップ」があります。短期間で多くの企業のことを知るには短期インターンシップが適しており、実務を体験して仕事を深く知るには長期インターンシップが適しているといえます。長期インターンシップは社会人の方と同じ職場で働くので、社会人の方と話をしていくことで、自分がやりたいことが見えてくることもあります。

まとめ

今回は自分に合った職業の見つけ方について解説してきました。

以下、記事のまとめです。
・自分に合った職業といっても「得意な職業」、「好きな職業」、「求める条件に合った職業」と様々な意味を持つ
・自己分析を行うことで自分の得意なこと、好きなこと、重視する条件を知ることができる
・適職診断のツールを活用すれば適職が見つけやすくなる
・本やインターネットで多くの職業の概要を知ることができる
・先輩やOB/OGの話を聞くことで、仕事への理解を深めることができる
・インターンシップに参加して実際に仕事を体験すれば、自分に合っているかを判断する材料になる

将来活躍できるよう、納得いくまで自分に合った職業を探しましょう!

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