自分に合った職業、仕事の見つけ方がわからない…どうやって探す?

就活を意識したときに、「自分に合った仕事ってなんだろう?」「自分に向いている職業の探し方がわからない」という悩みを持つ人は多いでしょう。

これは就活を始める学生だけでなく、働いている社会人でも感じていることです。まだ働いたことのない就活生なら、当然持つ悩みだと思います。

せっかく働くのだから、やりがいのある仕事を選んで長く働きたいですよね。今回はそんな悩みを持つ方の手助けができるよう、自分に合った仕事の探し方をいくつか紹介します!

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目次

自分に合った職業とは

そもそも「自分に合った職業」とは、どんな職業のことなのでしょう?

得意である、好きである、希望条件に合っている

「自分に合った職業」とは、以下のような職業だと言えるでしょう。
・自分が得意なことを活かせる、自分が活躍できる職業
・自分が好きなことができる、自分が楽しめる職業
・自分の求める給与や勤務地などの条件に合った職業

これらはどれも「自分に合った職業」といえますし、どれを重視するかは人それぞれです。「自分に合った職業」の基準は、人それぞれ違います。自分にとって何が一番大切か、よく考えてみてください。

「自分に合った職業」を見つけるには

いずれを重視するにせよ、自分に合った職業を探すには、「自分をよく知る」「いろんな職業のことをよく知る」という2つのアプローチが必要となります。そこで今回は、以下の5つの方法をご紹介します。

・自己分析を行う
・適職診断テストを受けてみる
・職業についてネットや本などの媒体で調べてみる
・先輩やOB/OGの話を聞く
・インターンシップに参加する

自己分析を行う

自己分析とは

人は意外と自分のことをよく知らないものです。自分を見つめ直して、自分は何が得意なのか、何が好きなのか、仕事選びで何を重視したいのか、といったことを過去の経験などから探っていくのが、就活でよく行われる「自己分析」です。

自分ではできていると思いがちなのですが、実は意外と自己分析ができていない人が多いです。自分はどのような仕事に就きたいのかを明確にするには、自己分析が必要なのです。

自分の得意なこと苦手なことを挙げていく

まずは自分がどんなことが得意なのか、苦手なのか挙げていきましょう。自分の得意なこと・苦手なことを改めて文字にすることで、自分がどのような人間なのか再認識することができます。そしてなぜ得意・苦手なのかを根拠となるエピソードを掘り下げていくことで、より自己の理解を深めることができます。

「なぜ」を掘り下げていく

「こんな仕事をしてみたい」と思う人は多いのですが、「なぜその仕事をしてみたいのか」まで考えている人は少ないのではないでしょうか?

自己分析はこの「なぜ」という疑問を明確にしていき、あらたなる「なぜ」を発見しながら自身が何に価値を持ち、何を大事にしたいかを考え理解するために行っていきます。

自己分析をすると様々な発見があり、「働く人が重要で大事にできる環境」や「個人で黙々と仕事がしたい」「仲間と一緒に目標を持って仕事がしたい」など職種や業界以外の働く理由が見えてきます。

ノートやPCにまとめる

自己分析で大事なのは、考えたことをノートやPCなどに記録しながら行うことです。頭の中だけで考えているだけでは、思考が堂々巡りになりがちです。文字に起こしておくと、就活に必要な自己PRや志望動機の材料にもなります。

自己分析ツールを活用する

自己分析の方法については多くの書籍やWebサイトで紹介されており、エゴグラムやエニアグラム、MBTIなど心理学を用いた様々な診断ツールも提供されています。

また、自分史やモチベーショングラフを作るなどして自分のやる気が出るパターンを調べるという方法がとられることもあります。

自己分析をしても絞り切れない場合

自己分析をしても「これだ」と思う職業・仕事に絞り切れないことがあると思います。その場合は自分がやりたいことだけでなく、自分がやりたくないことから職業・仕事を考えていくことをおすすめします。仕事をしていくうえで、自分がやりたくない、ストレスを感じるような機会は少ない方がいいです。自分のやりたくないことでさらに吟味して、より自分に合う職業を見つけましょう。

適職診断テストを受けてみる

適職診断テストとは?

適職診断テストとは、自分に合った仕事を見つけるためのテストのこと。簡単な質問に答えることで、自分にはどんな仕事が向いているかをざっくりと知ることができます。

確実に自分に合った仕事がわかるというものではないので、仕事選びの目安にするといいでしょう。自身の仕事に対する考え方や、求めていることなどを導き出す手助けとなるものなので、ぜひ活用してみてください。

手軽にできる適職診断テスト

ネットでいくつかの質問に答えるだけで診断ができるものもあります。

・マイナビの「 ジョブリシャス診断」
・キャリアインデックスの「適職診断」
・リクナビの「3分間!適職診断」

また、各地のハローワークでも適職診断を受けられるところが多いです。内容は自治体によって異なるようなので、地元のハローワークで診断を受けてみるのもいいでしょう。

就活で自己分析をする意味とそのやり方とは

職業についてインターネットや本などの媒体で調べてみる

興味のあるキーワードで検索

自分に合った職業探しの手軽にできる方法として、インターネットや本で調べてみる、というものがあります。

手軽な方法でいえば、職業の一覧を見たり、なんとなく興味がある職業名で検索して調べたり、職業紹介の本を買ってみるという方法がありますね。

世の中にある職業をたくさん知れば自分に合ったものを見つけられる確率が上がりますし、仕事のざっくりした概要がわかれば自分の興味がわくものとそうでないものがあることに気づくでしょう。

口コミや転職情報サイトをチェック

その次は、そこで働いていた人が実際に書いている口コミサイトや転職情報サイトを確認してみましょう。会社はどのような仕事をしているのかや、働いている人が考える良い所や不満が書かれているので、それなども参考にしてどのような職場がいいのかもしっかり考えていきましょう。

大学の先輩やOB・OGの話を聞く

大学の先輩やOB・OGに話を聞くという手段も、自分に合った職業を探すうえで非常に効果的といえます。

なぜなら、先輩は自分がこれから行う就活をもう既にやったことがある、いうなれば先人といえるからです。先人は自分がこれからつまずくかもしれないポイントやつまずきからの立ち直り方を教えてくれます。また先輩がどのような考えで志望する企業・職種を決めていったのかや、第三者の視点から自分がどのような職業に適性があるか聞いて、参考にしてみるのもいいと思います。

OBやOGに話を聞くというのはOB/OG訪問といわれるもので、実際に働いている人の話を聞くことで仕事への理解を深めることや自分の就活の進め方を決めることに繋がります。

インターンシップに参加する

インターンシップとは学生が就業体験を行うことで、数日程度の短期のものもあれば、1ヶ月以上の長期のものもあります。アルバイトよりも専門的な、大学卒業後に就く職業に近い仕事が体験できるため、自分に合った職業を探すにあたってインターンシップは大変有意義であるといえます。

インターンシップには主に就活中の3年生を対象にした「短期インターンシップ」と、学年不問で長く働いてくれる学生を対象にした「長期インターンシップ」があります。短期間で多くの企業のことを知るには短期インターンシップが適しており、実務を体験して仕事を深く知るには長期インターンシップが適しているといえます。長期インターンシップは社会人の方と同じ職場で働くので、社会人の方と話をしていくことで、自分がやりたいことが見えてくることもあります。

まとめ

今回は自分に合った職業の見つけ方について解説してきました。

以下、記事のまとめです。
・自分に合った職業といっても「得意な職業」、「好きな職業」、「求める条件に合った職業」と様々な意味を持つ
・自己分析を行うことで自分の得意なこと、好きなこと、重視する条件を知ることができる
・適職診断のツールを活用すれば適職が見つけやすくなる
・本やインターネットで多くの職業の概要を知ることができる
・先輩やOB/OGの話を聞くことで、仕事への理解を深めることができる
・インターンシップに参加して実際に仕事を体験すれば、自分に合っているかを判断する材料になる

将来活躍できるよう、納得いくまで自分に合った職業を探しましょう!

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法学部の学生におすすめの就職先とは
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法学部に進学するとどんな進路があるのか、就職先や進路は気になるところですよね。今回は、法学部の学生に人気の就職先や法律関係の仕事とは具体的にどんな職種があるのか、などについて解説していきます。 これから受験を控えた高校生や、就活を控えた法学部生は、先輩たちの就職先を知って就活に役立ててください。 法学部とは 法学部で学べること 法学部では、法律学や政治学について学びます。法律についての基礎知識や法律の考え方、法律の適用方法を学んでいきます。法学部では、法学科、法律学科、交際法律学科などの学科に別れるのが一般的です。 政治学科やビジネス法律学科など、政治やビジネスについて学ぶ学科もあります。法学部だからといって、「法律」だけについて学ぶわけではありません。 法律の知識は就活でも有利になる 法学部で学んだ知識が活かせる場は多岐にわたります。法曹界はもちろん、一般企業や行政でも法律の知識は重宝されるので、就職では有利に働くでしょう。 法学部の特徴 法学部の学生は、大学院へ進学したり資格取得の勉強をするために、一般の就職活動をしない人も少なくありません。 司法試験や司法書士、税理士、行政書士などの資格取得を目指し、スペシャリストとして独立をする人が多いのも法学部の特徴です。 法学部の学生に人気の就職先や職種は? 法学部の学生に人気のある業界 法学部の学生が多く就職しているのは、次のような業界です。 ・公務 ・金融 ・保険 ・製造 ・情報通信 ・メーカー 法学部の学生に人気が高い業界は、法律の知識をいかしやすい、公務と金融関連です。とくに、大手の都市銀行や証券会社、保険会社などの就職先が人気です。 法学部の学生におすすめの職種 職種としては、公務員や法律の専門家が人気です。一般企業の場合は、人事や労務、法務などの仕事で、法学部で学んだ知識をいかすことができるでしょう。 法学部の学生に人気が高いのは「公務員」 法学部の学生には、公務員が人気です。公務員になるための試験やどんな仕事があるのかご紹介します。 公務員試験をクリアする 公務員になるには、まず公務員試験をクリアする必要があります。受験年齢には制限があり、高卒は20代前半、大卒は30代前半、社会人経験者は59歳までとなります。 教養、専門、論文の3種類の筆記試験と、面接が課されるのが一般的な流れです。教養と専門は五肢択一問題が40問出題されます。そして小論文の内容が合否にかかわるので、しっかり過去問などを見ておくことが大切です。 面接は受けるところによって個別なのか集団なのかわかれ、プレゼンテーションをすることもあります。自治体によって大きく変わるので、事前の情報収集が大切です。 省庁の役人になる 国家公務員試験は総合職、一般職、専門職にわかれており、就きたい職種によって受ける試験が変わります。国家公務員はいくつかの種類があり、国家公務員総合職は中央官庁の幹部候補として、いわゆるエリート街道を進んでいきます。 国家公務員一般職は各エリアごとに採用されるので、地元で働きたい人に合っているでしょう。出先機関などで、実務に従事することになります。 また、専門的な職種もあります。国税専門官は国税調査官、国税徴収官、国税査察官の3種類に分かれ、企業の調査を行ったり悪質な脱税者の差し押さえをしたりします。財務専門官は財務局で、国有財産の有効活用や金融機関の検査・監督などを行います。 地方行政に携わる 地元エリアで就職したいなら、地方公務員を目指しましょう。種類がいくつかに別れますが、都道府県や政令指定都市などに勤めるには、地方上級の行政職になります。いわゆる公務員としてイメージするのは、この地方上級になるでしょう。 その他、児童心理士や心理判定員などとして活躍する地方上級心理職や、機械や土木の知識を活かす地方上級技術職、高卒者などを対象とした地方初級などがあります。 警察官になる 警察官を目指す法学部生もいます。警視庁に入るには、警視庁職員採用試験を受けなければなりません。大卒のほか、ある程度の体格の基準もあります。例えば女子なら身長が154cm以上であることが求められます。 その他、各都道府県によって採用がかわります。例えば埼玉県警に入りたいなら、埼玉県警察官採用試験を受験します。120分の教養試験では法律や政治、数学、物理などの問題を解き、論文試験もあります。また90分の専門試験を行い、合格した人が晴れて警察官となれるのです。 法曹界への就職には司法試験クリアが必須 法学部で習った知識を活かして、法曹界へ進む人も少なくありません。 法科大学院を修了し司法試験を受ける 学部卒業後は法科大学院に進学し、その後司法試験を受けるのが鉄板のルートです。司法試験ではまず、マークシート方式で憲法、民放、刑法について問われます。論文式試験では、公法系から2問、民事系から3問、刑事系から2問が出題されます。そして倒産法や国際関係法などの選択科目をひとつ選び、2問を答えます。 これに合格すると司法修習として一年間学び、11月に2回試験を受けます。これに合格すると判事補、検事や弁護士となる資格を取得できるのです。 裁判官 裁判官は裁判において、判決を言い渡すのが仕事です。裁判の前に提出される資料を読み込み、弁護士、検察官、証人の話を総合して最終的な決定を下します。 民事裁判では原告と被告の主張を聞き、賠償させるのか、調停するのかなどを決めます。刑事裁判では被告人が有罪かどうかを判断し、その場合はどの程度の量刑が適切か決めなければなりません。 弁護士 弁護士は依頼人の利益を守るため、裁判において活躍します。人によって得意分野があり、殺人や傷害といった事件を扱う人もいれば、離婚専門の弁護士として活動する人もいます。 ドラマや映画だと一つの事件に没頭しているイメージですが、実際は一人で色々な事件をかけもちします。事務所に出勤し法律相談に応じたり、事件の事務処理をしたり、裁判に出たりと、やることは多岐にわたります。 検察官 検察官には、検事総長、次長検事、検事長、検事、副検事という5つの種類があり、それぞれ役割が分かれています。基本的には容疑者を取り調べして、事件の立証を行うことが課せられています。 日本では検事だけが公訴権を持っており、事件が発生したら裁判所に審判申立を行います。被告人の罪を立証するため捜査権を使って捜査し、事件を解明していくのが仕事です。 一般企業への就職も多い 法学部だからといって、全員が法律の知識を活かした仕事に就くわけではありません。一般企業へ就職する人がほとんどです。入社した先で法律の知識を使って、仕事を進めることも数多くあります。 金融関係 金融機関は、法学部生に人気の就職先のひとつです。特に銀行へ進む人が多く、銀行員がランキング上位にはいっています。銀行員の仕事は預金業務と貸付業務にわかれ、個人・法人を相手にお金の貸し借りを行います。 その他にも資格を取って公認会計士になったり、税理士になって税務に携わることも。保険系に就職する人も多く、ファイナンシャルプランナーやクレジットカード会社、デイトレーダーなど幅広く活躍しています。 商社 商社マンに憧れを抱いている学生は多いです。海外へ飛び原料や素材などを買い付け、国内で供給させます。億単位のお金を動かすこともあり、ダイナミックに働きたい人にはぴったりでしょう。 様々な商材を扱う総合商社と、自動車や食料、石油などを専門に扱う専門商社があります。法律の知識が活かせるほか、コミュニケーション能力も重要視される世界です。売り手と買い手の仲立ちとして、円滑な取引が求められます。 コンサルタント 企業の困ったを解決するコンサルタントに進む人も、数多くいます。経営を立て直したり、売り上げをアップさせたり、求められる結果は現場の状況によって異なります。ITに特化したITコンサルタントや、経営を知り尽くした経営コンサルタントなど、細かなジャンルに分かれています。 コンサルタントには専門知識が必要なため、法律を知っている法学部は有利だと言えるでしょう。さまざまな視点から問題を分析し、決断力をもってアドバイスをする能力も必要です。 気になった企業のインターンに行ってみよう! 一般企業だけでなく、官公庁もインターンシップを実施しています。興味をもった所のインターンに参加することで、業界理解を深めたり、自身の適性を測ることができます。 インターンの選考でESや面接を課すところも多く、選考解禁前に面接やESがどういったものか知ることもできます。合同説明会だけでは分からなかったこともインターンでは気づけるので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。 最後に 法学部の就職先についてご紹介しました。仕事についてよく知るための手段として、インターンシップへの参加も検討してみてください!短期で気軽に参加できるものや、1・2年生から参加できるものもあるので、ぜひ探してみましょう。 ...

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就活で自分に合う企業の探し方は?本選考に応募する企業の選び方も解説!
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就活は大学受験と同じく、志望企業をある程度定めて対策していかなければなりません。 しかし、「日本企業にするか、外資系企業にするか」「大企業か、中小企業か、ベンチャーか」など、企業の選択肢は多く、「どうやって企業を選べばいいか分からない」と悩む学生は少なくないのです。 そこで今回は、企業の情報の集め方や自分に合う企業の探し方をご紹介します。たくさんの企業から本選考に応募する企業を選ぶ基準についても解説していますので、ぜひご覧ください。 興味のある企業の探し方 まずは膨大な数の企業の中から、興味のある企業を数社ピックアップする必要があります。就活の初期段階ではできるだけ効率的に会社情報を得ることを意識しましょう。 就活ナビサイトを活用する 企業情報を収集する代表的な方法は「就活ナビサイトの活用」です。就活ナビサイトには、次のような機能があります。 ・企業が検索できる ・適職診断を受けられる ・会社説明会やインターンシップなどの情報をチェックできる ・インターンシップや本選考へのエントリー手続きができる 多くの就活生に利用されている就活ナビサイトとしては、以下の3つが挙げられます。 リクナビ:リクルート社が運営する就活ナビサイト。東京・大阪など都心に本社を持つ企業に強い。リクナビからしか応募できない企業も多数。 マイナビ:マイナビグループが運営する就活ナビサイト。約27,000社の企業が掲載されており、地方企業や中小企業についての情報も知ることができる。 キャリタス就活:株式会社ディスコによる就活ナビサイト。資本金や研修制度の有無など、独自の基準によって優良企業を選抜・掲載している。 それぞれの強みを知り、上手に使い分けるようにしましょう。 合同説明会などの就活イベントを活用する 毎年就活の時期になると、多くの就活生向けイベントが開催されます。一番おすすめなのは、合同説明会です。一度のイベントで複数の企業の情報が得られるので非常に効率的で、企業のブースを訪問すれば採用担当者や社員の方と直接話をすることもできます。 新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、近年はオンラインでの合同説明会も増えています。自宅にいながら企業情報を集めることができ、チャットで採用担当者に質問できることもあるので、ぜひこうした機会を活用してみてください。 大学のキャリアセンターに相談する 「自分1人では不安」という方は、大学のキャリアセンターに相談するのもおすすめです。就活ナビサイトに求人を出していない、中小企業や地方企業の情報も扱っていることがあります。キャリアセンターでは、次のような就活サポートもしてくれます。 ・筆記試験対策講座 ・応募書類の添削 ・模擬面接 ・グループディスカッション対策 企業選びの相談にものってくれるので、わからないことや不安なことがあれば窓口で聞いてみるといいでしょう。 自分に合う企業の探し方 条件のいい企業を探すのもいいですが、就活では自分に合う企業を見極めることが大切です。ここでは自分と相性のいい企業の探し方をご紹介します。 OBOG訪問 就活のOBOG訪問では、実際にその企業で働いている先輩に話を聞くことができるので、企業理解が深まります。OBOGは年齢が近く採用担当者には聞きにくい質問もしやすいので、会社説明会などでは聞きづらい質問もできるいい機会です。 企業についていろいろ調べていると、仕事内容や仕事の進め方、残業は多いのかなど、様々な疑問や不安が出てくると思います。ミスマッチを防ぐためにも、企業について不安に感じていることがあれば事前にしっかりと確認しておきましょう。 インターンシップ サイトや企業説明会でわかる情報には限界があります。企業について理解を深めるには、インターンシップに参加するのが一番おすすめです。インターンシップは仕事体験ができるプログラムが多いので、その仕事が自分に合っているかどうか見極めるいいチャンスとなります。 インターンシップ中には、社員の方との座談会や質疑応答の時間が設けられていることも多いです。社内の雰囲気やどんな人が働いてるかも知ることができるので、社風がマッチする かも確認できます。 インターンの内容は企業により異なりますし、長期・短期・ワンデーなど様々なタイプのインターンシップがあるので、できるだけ多くの企業のインターンシップに参加してみることをおすすめします。 就活の企業選びで失敗しないために 企業選びで失敗しないためにすべき準備や、注意すべきポイントについて解説します。 自己分析をしっかり行う 自分に合う企業を見つけるためには、「自分はどんなことが好きなのか」「〇〇は得意分野だ」などを知っておかなければなりません。自己分析を通して、自分の「好き」や「強み」を探りましょう。 自分のこれまでの人生から「こんな作業は好きだったなぁ」と振り返ったり、身近な人から「あなたは××が得意だよね」など教えてもらったりして、様々な角度から「自分」を知っていきましょう。就活ナビサイトでは自己分析ツールや適職診断が用意されていることもあるので活用してみてください。 優先順位を明確にする 「給料は〇〇万円以上で、残業がなくて、土日祝日休みで…」など、理想を追い求めればキリがありません。もちろん、理想にぴったりの企業があれば良いのですが、どこかで妥協せざるを得ないことも少なくないのです。 そんなときに「自分にとって譲れない条件は何か」をしっかり検討することが大切です。 「絶対に〇〇の業務がしたいから、給料面は目を瞑れる」「残業は絶対にしたくないけど、土日どっちか出勤は許せる」など、自分の中で優先順位をつけておくと、自分に合った企業を選びやすくなります。 企業理念に共感できるか 本選考に応募する企業を選ぶ時には、ホームページやパンフレットに掲載されている「経営理念」に魅力を感じられるかどうかを大切にしましょう。 経営理念は「これから先の企業がどう進んでいくか」を指し示すものですので、ここに魅力が感じられないと、入社しても「こんなはずじゃなかった」と不満を抱いてしまうことがあります。 「社風」に違和感があると、居心地が悪くなってしまうので「自分にとってしっくりくるか」をよく考えておきましょう。 選考スケジュールもチェック 就活では、いくつかの企業の選考を同時に受けていくことになります。そのため、あまりにもそれぞれのスケジュールがバラバラだと、対策に手間がかかり、かえってどれもこれも中途半端になってしまうことも。 ある程度同じ時期に「エントリー・筆記試験」「グループディスカッション」「面接」が実施される企業を選んでおくと、対策しやすくなります。 最後に 「就活で自分に合う企業を探す方法」と「本選考に応募する企業の選び方」について解説しました。「内定が取れればいいや」といい加減に企業を選ぶと、入社してからミスマッチが起こり、早期離職につながることもあります。 エントリー期間を逃すと、「この企業のことをもっと早く知っていれば…」と後悔しても、選考に参加することはできません。ぜひ早めに自分に合う企業を見つけ、社会人への良いスタートを切れるようにしてくださいね。 ...

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企業理念とはどんなもの?面接で触れるときの注意点も解説!
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就職活動をしていると必ずと言っていいほど目にするのが企業理念です。企業理念を参考に履歴書やエントリーシート(ES)を書いたり、面接に挑む学生は多いのではないでしょうか? しかし、企業理念には落とし穴があります。例えば、「企業理念に共感した」などと面接で発言したり、履歴書に書いたりしている方は、要注意です。企業側がその言葉に悪い印象を持つ場合があるのです。 今回は、「企業理念がどんなものか、そして面接で話す際に注意すべきポイント」について解説します。 企業理念とは? 企業理念には企業や創業者の想いが込められている 最初に、企業理念とは「一体どんなもの?」という疑問にお答えします。企業理念とは、企業が掲げる指針や創業者の想い、志などを言葉にしたものです。そのため、並々ならぬ強い決意が込められています。 就活生の多くは、企業理念を参考に履歴書やエントリーシート(ES)の志望動機を書いたり、面接で企業理念について話すことがあるでしょう。企業理念には強い想いが込められているため、簡単に触れると悪い印象を与えることがあるので注意が必要です。 「企業理念に共感」はNG? 「企業理念に共感しました」と、面接で口にすることや履歴書に書いたことがあるという就活生は多いのではないでしょうか?しかし、これが実はNG発言となっている場合があります。 企業理念は強い想いが込められているため、簡単に「共感しました」と言われると「本当に分かっているのか?」と悪い印象を抱かれることがあるのです。しかし、企業が持つ価値観をきちんと捉えて説明することができれば、「企業理念に共感しました」という言葉は、良い印象になります。 企業理念に触れる際のポイント 企業理念に共感した明確な理由付けが必要 「企業理念に共感した」ということを良い印象にするには、明確な理由付けが必要となります。例えば、自身の経験やこれから成したいことが企業理念とマッチしている場合などです。 つまり、「このような経験やこれから成したいことがあるため、理念に共感をしました」というきちんとした理由があれば、採用担当者は「企業理念をしっかりと理解している」と感じるのです。そのため、企業理念はきちんと読み、自身の経験などからその企業を選んだ明確な理由とリンクさせる必要があります。 企業理念と合わせて企業の活動をチェック! 企業理念に共感したという言葉を出す際は、企業の活動を知っておくことが一つのキーとなります。企業のホームページなどには企業の活動が載っている場合が多くあります。その活動は、企業理念に則したものが多いです。 例えば、「より良い子ども教育」を理念とする企業は、それを実現するために子どものためのビジネスをしています。そこで、例えば面接で自分の話をする際に「子どものためのボランティア活動を通して理念に共感した」などのエピソードによって言葉に重みをもたせるのです。 そうすれば「共感した」という言葉は薄っぺらいものではなくなり、採用担当者の目に留まりやすくなります。このように受ける企業の活動はきちんとチェックしてください。 企業理念について述べる際の注意点 企業理念についての言葉は、的を射た言葉なら良い印象を受けますが、内容のない言葉なら悪い印象になってしまいます。ここでは、そんな企業理念について述べる際に気をつけるべきポイントをご紹介します。 企業理念は聞かれたら答えるスタンスで 企業理念については、自分から言葉にしない方が無難でしょう。採用担当者によっては、企業理念をそれほど重要視していないこともあります。 良い印象を受ける場合はありますが、悪い印象を受ける場合もあるため、ギャンブル性が高いのです。しかし面接の際に聞かれる場合がありますので、答えは念のためきちんと用意しておきましょう。 企業理念を言葉にする際はテンプレートにならないように! 企業理念を面接で聞かれた時には、テンプレートにならないように気をつけてください。 例えば、「御社の社会貢献をする企業理念に共感して…」などどんな企業にも使える言葉は印象が薄くなります。企業の採用担当者はプロフェッショナルですので、テンプレート発言は企業理念をきちんと読んでいないと見破られます。 この場合は、「どんな社会貢献をして、その社会貢献に自身はこのような形で携わっていきたい」などの内容を追加して、その企業専用の言葉をつくりましょう。 企業理念を丸暗記しても意味はない 企業理念を覚えたり、暗唱することで熱意をアピールしようとする人もいますが、あまり効果はありません。企業理念を覚えていることよりも、意味や本質を理解していると伝えることが大切です。 本質を理解し共感していることを伝えるなら、自身の経験などと結びつけることです。「御社の経営理念と同じようにこのような活動をしていた」というように、オリジナルのエピソードを交えるようにしましょう。 まとめ さて、いかがでしたか?「就活生は企業理念をどう読むべきか」のご紹介でした。 企業理念は強い想いが込められているため、薄っぺらい言葉は良い印象になりづらいです。そのため、企業理念について言葉にする場合はきちんと自身の体験などを盛り込んで重みのある内容にしてください。 企業理念について言葉にしない場合も、面接で聞かれることを想定して、答えは用意しておくことをおすすめします。企業理念をきちんと読み、良い結果を掴んでください。 ...

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大学生は1年生・2年生もインターンシップに行こう!
大学生は1年生・2年生もインターンシップに行こう!

「インターンシップは大学3年生が就活のために行くもの」と考えていませんか? 確かに日本の大学生の多くは、大学3年生(あるいは修士1年生)になって周りが「就職活動」を意識する雰囲気になってきてからインターンシップへの参加を考え始めているようです。 しかし、インターンシップガイド運営事務局は大学1・2年生にもインターンシップへの参加をおすすめしたいと考えています。 今回は大学1・2年生がインターンに参加するメリットや、参加するための準備などについて解説していきます。 インターンシップについて知ろう インターンシップとは インターンシップとは、学生が就職する前に一定の期間はたらく就業体験のことです。日本では、就活のためにするものというイメージが強いですが、必ずしも就活のためにするということではありません。 短期インターンやセミナー型と呼ばれるものもあります。こちらは企業説明会に近く上記のイメージには当てはまらないかもしれません。 1年生・2年生から参加する場合には、短期インターンではなくて、長期インターン・有給インターンと呼ばれる長期間に渡って参加するタイプにするとよいでしょう。 短期インターンは無給なことが多いですが、長期インターンは有給なことがほとんどです。 アルバイトと長期インターンの違い アルバイトも長期インターンのどちらもお金を稼ぐという点では変わりませんが、目的が少し異なります。 アルバイトの場合、雇用する側は人手を求めており、働く人はお金を求めています。そのため時間とお金を交換している感覚が比較的強くなります。 長期インターンでは、企業側は優秀な学生と知り合いたいという目的もありますが、基本的に学生の成長を応援しています。学生としてもスキルアップを期待して参加することが多いです。 「お金を稼ぐこと」に重きが置かれているのか、「スキルアップ」に重きが置かれているのかという点で異なります。 大学1年生・2年生がインターンに参加するメリット 仕事を本格的に経験して知ることができ、就職先選びのミスマッチを防ぐ 学生にとって、社会人の仕事がどのようなものなのかをイメージすることは簡単ではありません。 多くの大学生は3年生になって就職先を選び始める段階で初めて、企業の説明会や口コミ、インターネットなどで情報収集をして卒業後の仕事について知ろうとします。 しかし、それでは自分に合った就職先を考える期間が十分にありません。 また、説明会や口コミ、インターネットなどから得られる情報だけでは、仕事への理解度に限界があります。説明会やOB訪問でしっかり企業研究をして就職したのにもかかわらず、いざ働き始めてみるとやはり仕事が自分に合っていないと気付くという方は多くいます。 インターンシップに参加すれば、説明会に参加するだけとは違って仕事を実際に体験することになるので、その仕事が自分に合っているかどうかをきちんと判断することができます。 説明会で「営業」「企画」「エンジニア」など様々な職種の説明を受けただけという人と、インターンシップで実際にそれらの仕事を体験した人では、仕事内容や自分自身の適性に対する理解度が大きく変わりますよね。 インターンシップの経験があると就活の選考で有利になる 長期インターンシップでは実務を経験するので、ビジネススキルやビジネスマナーを身につけることができます。 また、インターンシップ先の企業からも入社のオファーがもらえることがあるだけでなく、インターンシップで会社に貢献した経験は就職活動で他の企業の面接を受ける際にもアピールになります。 よく大学3年生が参加する「短期インターンシップ」だとシミュレーションが主なので実際の仕事を経験するわけではなく、他の企業の面接でアピールできるような会社に貢献した経験は作りにくいのですが、長期のインターンシップならそれが可能になります。 大学3年生になる前から就活で役立つようなビジネススキル、ビジネスマナーを磨いて実務で活躍したという経験を持っていれば、同学年の中でかなりリードすることができるといえます。 高度な知識やスキルを活かした仕事ができ、より充実した学生生活になる 大学生の多くは、大学で学んでいる分野や将来就いてみたいと思う職業とほとんど関係のないアルバイトをしています。接客、塾講師、軽作業など…。 もちろんそのようなアルバイトでも得られることはたくさんありますが、大学で学んでいることや将来就いてみたい職業に大きく関連するような仕事を大学生のうちから体験できる「インターンシップ」があるということを、もっと学生に知ってほしいと思います。 学生がインターンシップで体験できる職種は、営業、エンジニア、企画、マーケティング、事務、広報など様々で、インターンシップガイドを用いて自分に合ったインターンを探すことができます。 様々な業種、様々な職種でインターンシップの募集があるので、あなたが経験してみたいと思うような仕事もきっと見つかるでしょう。就職活動のためだけでなく、充実した大学生活を送るためにインターンシップに参加してみてはどうでしょうか? 時間に余裕があるのでさまざまな経験が積める もしインターンシップを始めて合わない仕事だと感じたら、辞めて次を探せば良いのです。そうやって試行錯誤するためにも、時間に余裕がある大学1年生・2年生のうちから始めるのがベストですね。 1日や数日の短期インターンや、夏休み中だけのサマーインターンなどもあります。「まだ将来何をしたいか決まっていない」という人は、なるべくたくさんの企業や職種のインターンを経験してみると、やりたい仕事や興味のある分野が見つかるかもしれません。 就職活動が始まってからだとたくさんのインターンを経験している時間的な余裕がなくなるので、インターンを始めるなら今がチャンスです。 インターンについての疑問や不安を解消しよう スキルも資格も何もないけどインターンに参加できる? できます。はじめから仕事に使えるスキルを持っている大学生などほとんどいません。 仕事をしながら新しいことを学んでいく姿勢さえあればスキルや資格は不問で募集しているインターンシップがたくさんありますので、インターンシップガイドを使って探してみましょう。 エントリーシートや面接といった選考があるインターンもありますが、はじめからスキルや資格を求められるインターンは少なく、仕事を通じていろいろなことを学んでいく意欲さえアピールできれば問題ありません。 どんな企業がインターンを募集してるの? 大学1年生・2年生のインターン生を募集しているのは、中小企業やベンチャーが多いです。大手企業で募集しているところはあまり多くありません。 募集している業界はさまざまですし、職種も幅広いです。事務や営業以外にも、エンジニアやクリエイティブ系職種の募集もあります。 「仕事内容が知りたい」「職場環境が見てみたい」など気になる業界や企業がある人は、インターンシップに参加してみるのが一番ですよ。 インターンでお給料はもらえるの? 有給か無給かは、企業やインターンプログラムによって違います。基本的には1日や数日の短期インターンは無給のことが多く、数週間以上の中期間・長期間のインターンは有給となるケースが多いです。 お金がもらえてアルバイトのかわりにもなるような長期のインターンシップに参加するなら、就活やゼミなどで時間が取りにくくなる前の一年生、二年生のときがおすすめです。 インターンと大学の勉強・サークルは両立できるの? スケジュールについては、学生の都合に合わせて調整してくれる企業がほとんどです。週に何日・何時間働けるかなど、面接の際に相談しておくと安心ですね。 夜遅くまで営業している企業や、土日に勤務できる企業などもあります。最近はリモート作業ができるインターン募集も増えているので、そうしたインターンを探してみるのもいいでしょう。 大学生活の過ごし方の選択肢にインターンシップを! 学業、部活、サークル活動、アルバイトなど、学生時代に打ち込みたいものはそれぞれたくさんあり、そのどれも素敵な経験になると思います。 そういった中の選択肢の1つとして「インターンシップ」があるということを、大学1年生のうちから多くの大学生にぜひ知っておいてもらえたらと願っています! インターンシップガイドには、大学1・2年生におすすめのインターンシップ情報を多数掲載しております!あなたにあったインターンシップを探してみましょう!...

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