就活中は髪の色を黒く染めるのが常識ではありますが、時代的にも多少の茶髪であればOKという企業も増えてきています。とはいえ、髪の色はどこまでであればセーフで、どのくらい明るいとアウトになるのでしょうか?また、もし髪の色が明るく、黒染めをするのであれば就活の面接のどのくらい前にするべきなのでしょうか?具体的に解説していきます!
- ・少しでも不安に思うなら無難な「黒」に染めよう
- ├やはり真面目さ・清潔感をアピールするには黒がベスト
- └面接官の年齢層によっては染めている=不真面目というイメージをもたれてしまうことも
- ・黒く染めるならどのタイミングがベスト?
- ├遅くとも1週間前には染めよう
- └市販のヘアカラーよりも美容室で染めた方がムラなくキレイに染まる
- ・どこまでの色ならアリ?
- ├一般的な企業はレベル7/ダークブラウンまでならOK
- └業界や職種によっては髪の色を全く気にしない業界も
- ・最後に
少しでも不安に思うなら無難な「黒」に染めよう
まず、アパレルや美容業界、一部のIT系などではそこまで髪の色について問われることはありません。しかし、少しでも「髪の色が明るいのではないか?」「派手だと思われてしまうのではないか?」と不安に思うのであれば、 「黒」に染めるのが無難です。髪の色が明るいということだけを理由に不採用にする企業はほとんどないとは思いますが、あとから「髪の色が原因だったのでは……」と考えてしまうのであればいっそその不安要素を取り除いておくのが良いでしょう。
やはり真面目さ・清潔感をアピールするには黒がベスト
若者の間では茶髪=不真面目と捉えることはほとんどないと思いますが、やはり多くの人に対して、真面目さ・清潔感をアピールするには黒髪がベストです。茶髪の度合いにもよりますし、もともと少し赤みがかった髪の色という方は問題ないとは思いますが、黒い髪の方が清潔感を感じさせ、印象が良いということは事実としてあります。
面接官の年齢層によっては染めている=不真面目というイメージをもたれてしまうことも
特に、面接官を務める人事担当者や、最終面接などで登場する役員の年齢層によっては、どうしても「髪を茶色に染めている=不真面目だ」という印象を抱く人も多くいます。時代的なものもあるのですが、髪の毛を染める人が素行の悪いタイプの人しかいなかった時代を経験していると、たとえ「今の時代はそうではない」と頭ではわかっていても感覚として良くない印象を抱いてしまうことがあるのです。
黒く染めるならどのタイミングがベスト?
それでは、黒く染め直す必要がある場合、どのタイミングで染めるのが良いのでしょうか。ぎりぎりは良くないというのはなんとなくイメージできるかもしれませんが、実は早すぎても良くない場合があります。
遅くとも1週間前には染めよう
ベストなタイミングは就活用の写真撮影をする、もしくは面接の1~2週間前程度です。これは、ギリギリのタイミングで美容室に染めに行こうと思っていても、急な予定が入り、染めに行く時間がないかもしれない場合に備える意味もありますが、万が一黒染めに失敗したときに染め直す時間が必要だということも理由としてあげられます。また、染めるのが早すぎると、色が抜けてしまい茶髪部分が出てきてムラができてしまうこともごく稀にあります。遅くとも1週間前を目安に、美容室で染めることをおすすめします。
市販のヘアカラーよりも美容室で染めた方がムラなくキレイに染まる
美容室で染めるとお金がかかるから・・・・・とドラッグストアなどで売られている市販のヘアカラーを使って染めようという方もいるかもしれません。しかし、よほど何回も経験していて得意だといえる場合を除き、できればお金がかかっても美容室でプロに染めてもらうことをおすすめします。市販のカラー剤だとどうしてもムラができてしまったり、手の届きにくい部分が染まっていなかったりします。プロにしっかりとキレイな黒染めを仕上げてもらうようにしましょう。
どこまでの色ならアリ?
さらに気になるのは、「どの程度の茶髪なら許容範囲か」と言うことだと思います。接客業のアルバイトの経験がある方であれば聞いたことがあるかもしれませんが、多くの接客関連の企業は「多くのお客様に不快感を与えない基準」として髪の色の基準値を設定しています。
一般的な企業はレベル7/ダークブラウンまでならOK
髪の色のスケールをみたことがありませんか?黒い色の髪から徐々に金髪に近づいていく色見本のようなもので、それぞれ数字が割り振られています。多くの企業では「レベル7」であればOKとしていることが多く、これは髪の色でいうと「ダークブラウン」という色味になります。自分の髪の色がどの色・数値に該当するかは美容院などで聞いて見れば教えてもらえますし、染める場合には「レベル7より黒くしたい」と伝えれば間違いないでしょう。
業界や職種によっては髪の色を全く気にしない業界も
前述のように、アパレル関連や美容業界・IT業界などでは髪の色にそこまで過敏にならない業界もあります。会社説明会やインターンシップに参加した場合などに、実際に働いている社員の方の髪の色をチェックしてみましょう。
最後に
いまどき髪の色で人格を判断するなんて……と思うかもしれませんが、髪の色はその人の印象を大きく左右します。また、事実として年齢層の高い方はいまだに茶髪=不真面目という印象を抱くこともあることは認識しておきましょう。
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