インターンシップの意気込みの書き方と例文を紹介

インターン選考では、ES(エントリーシート)や面接で意気込みを聞かれることがあります。しかし意気込みと言われもピンと来ない方も多いのではないでしょうか?

ここでは「こんなやる気のある学生と一緒に仕事をしたい」と思わせる意気込みを書くコツ、回答例、ケース別の例文などご紹介します。

【例文あり】インターンシップへの意気込みをどう伝えるか
目次

企業がインターンの意気込みを聞く意図

どれだけ熱意があるか知りたい

企業の担当者は、熱意がある学生を採用したいと考えています。やる気のある学生に参加してもらい、職場を活気づけたいとい考える企業も多いです。

インターンに参加する学生が増えているため、人気企業のインターン選考はかなり高倍率になります。希望のインターンに参加するためには、意気込みをうまくアピールすることが欠かせません。

ミスマッチを防ぎたい

企業はできるだけミスマッチを防ぎたいという思いがあります。学生がどんな思いや目的でインターンに参加するのか聞くことで、自社のインターンでそれが実現できるか確認できます。

ミスマッチを防ぐため、自分に合ったインターンに参加するために、意気込みではできるだけ正直に自身の思いを伝えることが大切です。

学生の成長に貢献したい

自社の採用活動の一環としてだけでなく、学生の成長に貢献したいという思いでインターンを実施している企業も少なくありません。

学生の意気込みを聞くことで、学生のニーズを読み取り、今後のインターンにいかすことができます。学生に求められるインターン内容になれば、それが結果的に企業のイメージアップや応募者の増加につながることも多いです。

インターンの意気込みの書き方

おすすめの文章構成

インターンの意気込みは次のような構成で書くのがおすすめです。

①インターンの目標
②目標を達成したい理由
③具体的な行動プラン

まずは、インターンで目標としていることや、自分で設定したゴールを述べます。続けてなぜその目標やゴールを達成したいのか、簡単に理由を説明しましょう。最後に具体的な行動プランを語って締めくくります。

インターンの意気込みのよくある回答例

よくある意気込みの回答例をご紹介しますので参考にしてみてください。

業界について理解を深めたい
企業の事業内容について理解を深めたい
業務についての理解を深めたい
業務を体験してみたい
スキルを身につけたい
ビジネスマナーを学びたいたい
コミュニケーション能力を高めたい
職場で求められる知識やスキルが知りたい
自己分析に役立てたい

実際には、業界・企業理解を深めたい、業務を体験して適性を見極めたい、などの目的で参加する学生が多いです。インターンでは普段とは違った多様な経験ができるため、強みや弱みなどが明確になります。こうした体験や自己分析を今後の就活でいかしたいという学生も多いです。

意気込みを伝えるときのポイント

インターンシップは、参加して終わりではありません。インターン経験を、その後どのようにいかしたいのかを伝えましょう。インターンシップの応募の先、つまり実際の就活も見据え、成長意欲をアピールすることが重要です。

企業にとって「成長したい」と表現する学生は、意気込みも十分に持っていると判断できます。インターンでの評価も高まることは言うまでもありません。インターンシップで学びたいこと、それを就活や今後の生活にどのように役立てていくつもりか、長期的な目線で伝えましょう。

【パターン別】インターンの意気込みの伝え方と例文

意気込みを一言で伝える場合

「意気込みを一言でお願いします」と言われることもあるので、短いパターンも考えておくといいでしょう。

企業や業務の理解を深め今後の就活に役立てたいです。

インターン中は指示を待つのではなく自発的に考え行動し、できるだけ多くのことを学びたいです。

インターンの経験を通して自分に足りないものや自身の課題を見つけ成長につなげたいです。

意気込みを面接で伝える場合

御社と貴社の使い分けに注意しましょう。面接では「御社」、ESやメールでは「貴社」を使います。

キャリアコンサルティングの業務体験で業務についての理解を深め、必要な素質やスキルが知りたいと考えています。顧客満足度が高いことで知られる御社のキャリアコンサルティングから少しでも多くのことを学び、将来的に御社のキャリアコンサルタントして活躍できるよう、自身の課題も明確にしたいです。

ESで意気込みを伝える場合

ES(エントリーシート)はスペースが限られているため、要点をわかりやすく簡潔にまとめましょう。

業界一と言われる貴社営業の方から、ハイレベルな営業の手法やスキルを学びたいです。加えて営業マンとして必要なことや自身の課題を明確にする機会にできたらとも考えています。将来的にはトップ営業マンになりたいので、インターン中は業務に精力的に取り組み多くのことを吸収したいです。

意気込みをメールで伝える場合

誰からのどんなメールかが一目でわかるよう、件名に用件と所属・氏名を記載しましょう。メール本文は長くなりすぎないよう、簡潔にまとめるようにします。

【件名】
インターン申し込みのお願い(○○大学○○学部○○学科 氏名)

【本文】
株式会社○○
人事部 ○○様

突然のご連絡にて失礼します。
○○大学○○学部○○学科○年の○○(氏名)と申します。

貴社の長期インターンシップに応募したく、ご連絡いたしました。

私は長年御社のソフトウェアを愛用させていただいております。
使いやすさや利便性の高さから御社の他の製品にも興味があり、
自分なりに研究させていただいております。

今回、御社でインターンの募集があることを知り、
社員の方々がどのように商品開発をされているのか間近で見てみたいと思いました。

現在勉強中のプログラミングの知識を増やし、新たなスキルも身に付けたいと考えています。

ぜひインターンシップ採用をご検討いただけますと幸いです。

お忙しいところ恐れ入りますが、何卒よろしくお願いいたします。

—————————–
氏名:○○○○
所属:○○大学○○学部○○学科
Tel:090-○○○○-○○○○
Mail:○○○@gmail.com
——————————

最後に

インターンの意気込みは選考で聞かれることが多いので、事前に回答を考えておくことをおすすめします。担当者が重視する項目なので、企業研究をしっかり行ってやる気や熱意が伝わる「意気込み」を仕上げましょう。

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