最近では一般企業だけでなく、市役所でのインターンシップ開催も増加しており、公務員を目指す学生にとっては非常に魅力的なものとなっています。
そこで、今回は市役所のインターンシップの開催時期や体験できる業務の内容を解説します。インターンシップ選考や参加するメリット、インターンの探し方などについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
- ・市役所のインターンシップ開催時期は?
- ├夏から秋にかけて開催される傾向
- └期間としては1~2週間での実施が多い
- ・市役所のインターンシップの業務内容は?
- ├業務内容は部署によってさまざま
- ├実際の業務の一部を体験できる
- ├希望しても別の部署に配属されることも
- └報酬は支払われないので注意!
- ・市役所のインターンシップ選考方法は?
- ├申込書・誓約書を大学から提出
- └志望動機・自己PR・現在の学習などが問われる
- ・市役所のインターンシップに参加するメリット
- ├ミスマッチを防ぐ
- ├説得力のある志望動機が書ける
- └就活対策にもなる
- ・市役所のインターンシップの探し方
- ├大学のキャリアセンターで相談してみる
- └インターンシップ専門のサービスを利用する
- ・最後に
市役所のインターンシップ開催時期は?
夏から秋にかけて開催される傾向
市役所のインターンシップは、大学の夏休み期間にあたる7~9月にかけて開催される傾向が見られます。また、同じ市役所のインターンシップでも配属される部署によって参加する期間が異なる場合もあります。
5~6月に応募書類の締め切りを設定している市役所が多いため、早めに確認して準備を整える必要があります。
期間としては1~2週間での実施が多い
多くの市役所のインターンシップは1~2週間の期間で実施されます。基本的には月曜から金曜までの出勤となりますが、配属部署によっては土曜日や日曜日の出勤が求められることもあります。
市役所や部署によっては1日だけの実施もあれば、約1ヶ月に渡って開催されることもありますので、募集要項をよく確認しておきましょう。
市役所のインターンシップの業務内容は?
業務内容は部署によってさまざま
市役所の業務は非常に幅広いものとなっています。私たちがよく見かける窓口での業務を担当している人もあれば、データ入力や書類管理など裏方として活躍している人もたくさんいます。
また、イベントや施設の運営、地域のインフラの道路・河川・水道などの管理も市役所が担っています。そのため、配属される部署によって業務は大きく異なるのです。
実際の業務の一部を体験できる
市役所のインターンシップでは実際の業務の一部を体験できます。例えば、実際に窓口で来所した市民との対応を行ったり、書類のチェックやデータ入力をしたりします。
また、市が開催するイベントの運営を補助したり、浄水場や河川の水質を検査したりと、市役所の外で活動することもあります。日常では体験できない専門的な業務に触れることができるのが魅力です。
希望しても別の部署に配属されることも
市役所のインターンシップでは配属される部署の希望を受け付けていない場合があります。また、受け付けていても人数の都合等で希望とは別の部署に配属されてしまうこともあります。
希望とは別の部署に配属されたとしても「市民の暮らしのために働く」という大きな目的は変わりません。また、これまで希望したことのない部署だからこそ、自分の視野を広げるきっかけにもなります。前向きに捉えて参加してみましょう。
報酬は支払われないので注意!
市役所のインターンシップでは基本的に報酬は支払われません。また、民間企業なら負担してくれるような交通費・食費・保険料なども、市役所のインターンシップでは就活生の自己負担となっている場合がほとんどです。
市役所のインターンシップに参加するかどうかは、その期間内にかかる様々な費用についても考慮した上で検討するようにしてくださいね。
就活は何から始めるべき?と迷っているなら
市役所のインターンシップ選考方法は?
申込書・誓約書を大学から提出
市役所のインターンシップでは申込書を市役所に提出します。この書類は市役所によっては申請書や協議書と呼ばれています。キャリアセンターなど大学からの提出しか認めていない市役所が多いため、大学での応募の流れもよく確認しておくことが大切です。
受け入れの可否も大学から通知されることになります。また、申込書だけでなく、法令順守や守秘義務、参加姿勢に関する「誓約書」の提出も求められることがありますので、よく読んで記入するようにしましょう。
志望動機・自己PR・現在の学習などが問われる
市役所のインターンシップの申込書では、民間企業のエントリーシートと同じく、志望動機や自己PRなどの記述を求められます。また、現在学んでいることや研究内容、あるいは就職についてどのような考えを持っているかが問われることも少なくありません。
市役所のインターンシップは書類で受け入れ可否が決まってしまいます。しっかりと書き上げ、提出前に第三者からチェックしてもらうようにしましょう。
市役所のインターンシップに参加するメリット
ミスマッチを防ぐ
市役所に行く機会が滅多にない人は、市役所の仕事を具体的にイメージするのが難しいと感じているでしょう。
市役所の業務は幅広いため、部署や業務内容も多岐に渡ります。実際に就職をしてから「思っていたのと違う」「こんなはずじゃなかった」というミスマッチを防ぐためにも、学生のうちにインターンシップに参加しておくメリットは大きいです。
自分に向いている職場や仕事を見極めるためにも、ぜひインターンシップに参加してみることをおすすめします。
説得力のある志望動機が書ける
インターンシップに参加して業務を体験すると、自分の得意なこと・苦手なこと、仕事で取り組みたいこと、将来やりたい仕事などが明確になってきます。
なんとなく持っているイメージやホームページから得た情報だけでは、説得力のある志望動機を書くのは難しいことも。実体験という強い武器があれば、他の学生よりも説得力のある志望動機を書くことが可能です。
就活対策にもなる
市役所以外の企業を受ける場合でも、インターンシップの経験は就活でプラスに働きます。実際に業務を体験する中で、基本的なビジネスマナーを学ぶことができたり、コミュニケーション能力が磨かれたりします。
インターンシップの業務を通じて多くの社会人と関わるので、社会人とのコミュニケーションに慣れることができ、面接でも余裕を持って話せるようになるでしょう。
市役所のインターンシップの探し方
ここではインターンシップの探し方をご紹介します。
大学のキャリアセンターで相談してみる
市役所のインターンシップを探すなら、大学のキャリアセンターで相談してみるのがいいでしょう。市役所のインターンシップは個人での募集を受け付けていないことがほとんどで、大学を通して申し込みをすることになります。
各市役所のホームページなどで、インターンシップの募集情報や募集要項などを見ることができるのでまずはサイトをチェックしてみるのもいいでしょう。
インターンシップ専門のサービスを利用する
市役所のインターンシップを探すなら、インターンシップ専門のサービスを活用するのもおすすめです。
期間や勤務地、興味のある業界など、条件ごとに検索してインターンシップの募集情報を効率よく調べることができます。
最後に
市役所のインターンシップに参加することで、自分自身の働き方をより具体的にイメージすることができます。また、実際に業務に触れる中で自分自身に不足しているスキルを発見し、今後高めていくことも可能となります。
市役所でも民間企業でも書類選考に必要となるスキルは変わりません。自分の考えや熱意を伝えられる文章力を磨くようにしましょう。また、自分では分かりやすく書けたつもりでも、他者が読むと意味が通じないことも。キャリアセンターなどを活用して、きちんと他者に伝わる言葉で書けているかを確認するのがおすすめです。
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