【インターンを辞めたい】正しい対処法と理由の伝え方

就活のためにインターンシップに参加する学生が増えています。しかしインターンに応募したことを後悔したり、様々な事情で辞めたいと思っている学生もいるでしょう。

ここではインターンを辞めたいと思った時に試してほしいこと、正しい辞め方、注意すべきポイントなどについて解説します。

インターンを辞めたい!インターンを辞める方法と注意すべきポイントを紹介
目次

インターンを辞めても大丈夫?

インターンを辞めても問題ない

多くの学生がインターンに参加するようになり、複数の会社のインターンに参加する人も増えています。とくに数ヶ月以上継続する長期インターンでは、さまざまな理由からインターンを辞めたいと思うこともあると思います。

インターンを辞めることは可能ですし、問題はありません。状況が変わってインターンができなくなることはあり得ますし、インターン生を大切に扱ってくれない会社もあるでしょう。

無理矢理続けて、体調や精神にダメージが生じる事態は避けるべきです。よく考えた上で、どうしても続けられないと思ったら、辞めることを躊躇することはありません。

インターンを辞めたいと思う理由

実際に、インターンを途中で辞めたいと思ったことがある学生は少なくありません。よくある理由としては次のようなものがあります。

・給料が割に合わない
・事前に聞いていた条件と異なる
・人間関係がうまくいかずつらい
・仕事がつまらない

インターンシップという制度を利用し、学生を安い時給で働かせる企業も存在します。こうしたブラック企業のインターンには注意してください。

いい加減な対応をしてはダメ

インターンを辞めることは問題ありませんが、よく考えもせずに簡単に辞めてしまったり、会社に迷惑をかけるような対応はすべきではありません。

辞めたいと思ったら一度よく考えてみることです。そして辞めると決めたら、誠意のある対応を心がけましょう。

インターンを辞める前に試してほしいこと

なぜ辞めたいのか考えてみる

一時的に辞めたいと思っているだけかもしれないので、辞める前に一度よく考えてみることをおすすめします。ちょっと気に入らないことがあったり、面倒だな思ったり、一時的な感情で簡単に辞めてしまうとそれが癖になってしまう可能性があります。

インターンはアルバイトとは違い、嫌になったからといって簡単に辞めるわけにはいきません。今後の選考への影響も気になるのではないかと思います。途中でインターンを辞めてしまうと選考で不利になってしまう恐れもあるので、今後のことをよく考えた上で申し出ましょう。

家族や友人に相談してみる

会社の上司や同僚には相談しづらい人も多いと思います。まずはインターン先とは関係のない、家族や友人に相談してみるのがいいでしょう。

辞めようかどうか悩んでいる人は、辞める理由に正当性があるのか、自分の弱さのせいではないかという思いがあるのではないでしょうか?一人で悩んでいるとなかなか答えが出ないと思うので、身近な信頼できる人に相談してみることをおすすめします。

上司に相談してみる

業務内容がもの足りない、または難しすぎるなどが原因の場合は、上司に相談することで状況を改善される可能性が高いです。職場の人間関係で悩んでいる場合も、まずは直属の上司や仲のいい先輩などに相談してみてください。

シフトがキツかったり忙しすぎるなら、一時的にお休みをもらって、しばらく休養してみるのもいいでしょう。好きなことをしたり気分転換をすれば、もう一度頑張ってみようと思うかもしれません。

同期がいれば悩みを分かち合う

何かを改善すればいいわけではなく、悩み事や愚痴が溜まってしまった場合には、一緒にインターンシップに参加している同期に相談し悩みを分かち合うのもいいかもしれません。

インターン仲間も同じ悩みを持っていることがわかれば、自分だけではないとわかり辞めたい気持ちが薄れることもあります。

インターンを辞めると決めたら

できるだけ早く報告する

できるだけ早いタイミングで、辞めるつもりであることを伝えましょう。最低でも2週間前、シフト制などであれば1か月前くらいに申し出ないと他の方に迷惑をかけてしまいます。

いつまで働けるかを伝える

いつまで続けるかを事前に決めておき、担当の方に伝えましょう。いつまで働けるかわかっていれば、企業の担当者が余裕を持って後任の人を探したり、業務の引き継ぎをすることができます。

辞めたいと思う理由を伝える

辞めたいと思う理由も聞かれることが多いので説明できるように自分の考えを整理しておくと相談がスムーズに進むはずです。

理由はできれば伝えるほうが良いですが、「あまりにも待遇が悪い」など直接言いづらい内容なら伝えない方がいいでしょう。「一身上の都合」「大学の勉強を優先したいため」などでも構いません。

インターンを辞める時にしてはいけないNG行動

嘘の理由を伝える

仕事を辞める時は、誰でも後ろめたさを感じるものです。「持病があり体力的にインターンを続けるのが難しい」「家族が病気になった」などと伝えればスムーズに辞められるかもしれませんが、嘘をつくのはおすすめしません。

嘘をついてもっともらしい理由を言えばいいと思うかもしれませんが、嘘だとバレなくても相手に「本当のことを言っていないな」と感づかれる可能性は高いです。印象を悪くしないためにも正直に話すことを心がけてください。

メールやLINEなどで伝えるのはダメ

辞めたいということを、メールやLINEなどで済ませるのはNGです。そうした重要なことは必ず面と向かって口頭で伝えるようにします。

「ご相談したいことがあるので、10分ほどお時間いただけませんでしょうか?」などと声をかけて、時間をつくってもらいましょう。

バックレは絶対NG

一番やってはいけないのは「バックレ」です。連絡もなしに突然辞めてしまうことですが、周囲に迷惑をかけるだけでなく、その噂が他社にも伝わり、就職活動全体に悪影響を及ぼすこともありえます。必ずきちんとインターンシップ先の方と話をしてから辞めるようにしましょう。

こんな時はどうすればいい?

インターンを辞めさせてくれない

同僚や会社に迷惑をかけないよう配慮し前もって連絡をしているにもかかわらず、インターンをやめさせてくれないとなると、あまりいい会社ではない可能性が高いです。迷わず第3者に相談しましょう。

まずは大学の就職課やキャリアセンターの窓口で相談してみるのがいいでしょう。労働基準監督署や労働局でも雇用に関する相談を受け付けています。

内定者インターンを辞めたい

内定者インターンの場合は通常のインターンと少し違うので注意が必要です。今後働くことが決まっているので、いい加減な対応は厳禁です。

まずは人事やインターンの担当者に、辞めたい理由を正直に話してみてください。勤務日数を調整してくれたりと、状況が改善される可能性があります。入社後に気まずい思いをしないためにも、誠意ある対応を心がけましょう。

他にやりたいことができた

インターン参加が決まった後に、もっといいインターンが見つかったり、他にやりたいことが見つかる場合もあると思います。参加前にインターンを辞退することは可能なので、先方に辞退の連絡をしましょう。

辞退すると決めた時点でなるべく早く連絡するようにします。前日や当日の連絡は、会社に迷惑をかけることになるのでよくありません。辞退の連絡はメールではなく、電話でするのがマナーです。

最後に

インターンを辞めることは可能ですが、できるだけ気持ちのいい辞め方をしましょう。辞め方について学ぶことも一つの社会勉強です。周囲の人に迷惑をかけないよう、最後まで誠意ある対応を心がけてください。

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