インターンの選考で企業側は学生の何を見ているのか、気になっている就活生も多いと思います。ここでは選考で見られているポイントとアピールのコツ、インターン選考の対策、面接で意識すべきことなどについて解説します。
- ・インターン選考で見られていること
- ├意欲の高さ
- ├常識があるかどうか
- └価値観のマッチング
- ・やっておくべきインターン選考の対策
- ├ES(エントリーシート)対策
- ├筆記試験対策
- └面接対策
- ・インターンの面接で意識すべきこと
- ├清潔感のある身だしなみ
- ├挨拶やマナーはしっかりと
- └コミュニケーション能力をアピール
- ・最後に
インターン選考で見られていること
意欲の高さ
インターンへの意欲や熱意がどれだけあるかを重視している企業は多いです。書類選考の段階で、「インターンの目的」「企業に興味を持った理由」などからやる気や熱意はある程度わかるものです。
企業研究・業界研究がきちんとできてないと、「企業のことを調べていない」「やる気がない」とマイナスイメージを持たれてしまいます。会社やインターンの内容についてしっかりとリサーチをして熱意をアピールしましょう。
常識があるかどうか
最低限の常識があるかどうか、社会人としてのマナーを心得ているかもチェックされます。常識があるか、マナーが身についているかは、書類やメールの書き方、挨拶の仕方、面接での受け答えなどからわかります。
社会人として知っておくべき基本的なマナーについては、選考を受ける前に一通り学んでおきましょう。多くの学生は就活に備えて常識やマナーを学んでいるので、一人だけできていないと悪目立ちしてしまう可能性が高いです。
価値観のマッチング
価値観のマッチングを大切にしている企業も少なくありません。学生の価値観が、企業の文化やビジョンとかけ離れていると、「合わない」と判断されてしまう可能性が高いです。インターン選考では企業との相性の良さもアピールできるといいでしょう。
選考を受ける企業を決める前に、企業の社風や文化、その企業で活躍している人などについてよく調べてみてください。「自分にはちょっと合わないかもしれない」と感じたら、もっと自分にマッチしそうな企業を探してみるのもいいでしょう。
やっておくべきインターン選考の対策
インターンシップの選考内容は、企業により異なりますが、ES(エントリーシート)による選考、筆記試験、面接を行う企業が多いです。最低限、これら3つの対策はしっかりと行っておきましょう。
ES(エントリーシート)対策
インターンシップのエントリーシートは、次のような質問項目があることが多いです。
①インターンシップに参加する目的は?
②この企業を選んだ理由は?
③インターンシップで身につけたいスキルや学びたいことは?
「なぜインターンに参加しようと思ったのか」「なぜその企業を選んだのか」は聞かれる確率が高いので、しっかりと説明できるよう準備しておきましょう。インターンで学びたいことを聞かれることも多いので、目標を明確にしておく必要があります。
筆記試験対策
インターンの選考で筆記試験を行う企業も少なくありません。人気企業のインターンや倍率の高いインターンでは筆記試験で落とされる人の割合も高くなります。
まずは志望する企業が導入している筆記試験を調べ、試験ごとの対策用のテキストで問題の傾向を掴んでおきましょう。インターネットで模擬試験が受けられるサイトもあるので、ぜひ活用してみてください。
面接対策
「面接が苦手」「面接で緊張してうまく話せない」という人は、面接の練習をしておく必要があります。大学の就職課で模擬面接をしてくれることがありますし、家族や友人に面接官の役をしてもらって練習するのもおすすめです。
インターン選考を受けると面接に慣れてきますし、面接の実践練習にもなります。興味がある業界や企業があれば、できるだけたくさんのインターンに応募して、選考を受ける機会を増やすのもいいでしょう。
インターンの面接で意識すべきこと
清潔感のある身だしなみ
インターンシップ選考の面接では、第一印象をよくすることを心がけましょう。第一印象をよくするために一番大切なのは、清潔感のある身だしなみを意識することです。
スーツやシャツに汚れやシワがないか、清潔感のあるすっきりとした髪型にセットしてあるか、靴がきれいに磨いてあるか、面接前には必ず鏡でチェックしてください。
挨拶やマナーはしっかりと
説明会や面接時にはかならず元気よく挨拶しましょう。当たり前のことだと思うかもしれませんが、本選考ではなくインターン選考だと思うと少し気が緩む学生が多く、意外とできていない人も少なくありません。
面接を受ける前や、面接終了後には必ずその場にいる関係者全員に挨拶やお礼をすることを忘れないようにしましょう。社会人としてのマナーには十分配慮してください。
コミュニケーション能力をアピール
インターン選考でコミュニケーション能力を重視している企業は多いです。ほとんどの仕事は、先輩社員、お客様、取引先などと関わりながら進めることになるからです。
これはインターンシップを経て入社した後にも重要となってきますので、本選考でも見られていることです。面接中の言動は、どさまざまな角度から見られていると思って良いでしょう。
最後に
インターンシップに参加する学生が増え、インターン選考の倍率も高くなっています。本選考ではないからと気を抜かずに、しっかりと対策をしていきましょう。
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