インターンに参加できるのは何歳から?大学1・2年生から始めるメリットとは

大学1・2年生でもインターンシップに興味がある方がいると思います。この記事では大学1・2年生でも参加できるインターンがあるのかどうか、参加のメリット、お勧めのプログラム内容や参加の際の注意点を詳しく説明しています。

目次

インターンは大学1・2年生でも参加可能!

全体的に就職活動のスタートは早くなりつつあり、大学1・2年生からの募集を受け付けているインターンシップが多くなってきています。選択肢が多い分自分に合った募集も探しやすくなっているので、応募を検討して損はありません。

長期インターンは1・2年生OKの募集が多い

業界問わず特に長期インターンシップは1・2年生も参加可能なケースが多いです。短期のインターンは説明会形式が多い一方、長期の募集は実務の体験がほとんどなので、長い期間在籍できる1・2年生を欲しがる企業も多く見られます。

長い間同じ職場にいればその職業についての理解も深めやすいので、興味のある業種中心に参加できそうなインターンがあるか探してみると良いでしょう。

多いのは3年生からのスタート

インターンは就職活動の一環としての認識が一般的です。現在就職活動スタートのタイミングとしてポピュラーなのは大学3年生からですが、これからも就職活動スタートが早くなるであろうことを考えると、1・2年生からのインターン参加も一考の価値があるのではないでしょうか。

有給ならアルバイト代わりとして参加できる

インターンシップは給与が発生することも多いです。時給や日給は企業やプログラムにより異なりますが、アルバイトと同じようにお金を稼ぐことができます。

インターン募集は大学の就職支援部門で探せるので、アルバイトはしたいけれど信頼できる職場の探し方に不安があるという1・2年生にもお勧めできます。給与形態に関しては、応募要項や採用前の面談などでしっかり確認しましょう。

1・2年生からインターンを始めるメリット

増加傾向にある1・2年生向けのインターン募集ですが、一般的な時期より早く参加するメリットが多くあります。

他の学生より早くキャリアを積める

他の学生より早くインターンに参加することで、キャリアを積む機会で差をつけることができます。同じインターンを長く続ければ、任される仕事が増えて責任感が養えますし、複数のインターンを経験すれば、幅広い知識を得ることが可能です。

就職活動を始める前に多くの経験をしておいて損はありませんし、インターンで気づいた自分の興味関心を大学の履修計画にも反映させることができます。

お金を稼ぎつつ就職を意識した活動ができる

大学生は自分の時間が多く取れるため、その時間に使うためのお金を稼ぎたい人も多いでしょう。アルバイトでもこれは達成できますが、有給インターンを選べば就職を意識した活動と同時にこれを達成することが可能です。

就職活動とアルバイトと学業を並行させるのはとてもハードです。しかし有給インターンを利用して就職へのキャリアを積みつつ収入を得られれば、負担を減らせます。自分の時間を確保したい方にはアルバイトより有給インターンがおすすめです。

学外での交友関係を広げられる

インターン参加は学外での交友を広げるのにも適しています。就職活動である分アルバイトより参加する学生の層が絞られるため、興味関心が似ている人にも出会いやすいです。

インターン生のグループでプロジェクトを進めていく形も多いので、その中でチームワークが構築されて交友を深めることもできそうです。仲間と共に何かを作ったり進めたりするのが好きな人は、グループワークがあるインターンを選ぶといいでしょう。

自分の業種適性に早めに気づける

1・2年生の段階ではまだ志望業種が決まっていない人が多いと思いますが、インターンを経験すると自分の業種適性への理解が深めやすいです。

自分の適性に早く気づけば、就職に向けてすべき活動を沢山することができます。また希望していた業種に適性が無いと早めに気づければ、軌道修正も簡単になります。

1・2年生にお勧めのインターン

選択肢も幅広くメリットも沢山ある1・2年生のインターン参加ですが、次は具体的にどのようなプログラムが1・2年生にお勧めかを解説します。

長期休暇中に参加できるインターン

長期休暇中は学生が集まりやすいということもあり、インターンを開催する企業もとても多いです。3年生以上の学生は主にこの長期休暇を就職活動にあてますが、1・2年生だとすることが無いという方も多いのではないでしょうか。

インターンに参加することで、長期休暇を有意義なものにしやすくなります。就職活動に活かせる経験を積みつつ、交友関係を広げたり収入を得たりするチャンスなので、時間が余ったという方は積極的に長期休暇を使ってインターンに参加してみましょう。

学年の制限が少ない長期インターン

長期インターンの募集は学年を問わないことが多いです。長期インターンはほとんど有給なので、収入源を探している方にも特に適しています。

様々な学年の参加者がいることにより本格的な就職活動を始めている上級生の参加者から有益な話を聞く機会にもなります。縦の人間関係を強化したい人はこういったインターンを検討してはどうでしょうか。

企業理解を深められる短期インターン

短期のインターンでも1・2年生が参加可能なものはあります。短期の場合1・2年生にお勧めなのは説明会形式のインターンです。説明会形式のインターンに参加すると、1・2年生のうちから企業理解を深められます。

説明を聞くことで自分の興味があることに気づくきっかけにもなりますし、業務を担う形のインターンはまだ気が引けるという方は空気感をつかんでインターンへの不安を解消できます。その後の就職活動にも必ず活かせるので、気軽に応募してみましょう。

早期からインターンに参加することの注意点

1・2年生からインターンに参加することは沢山の利点がありますが、いくつか注意点も存在します。この注意点を確認して、自分に合った募集を見つけられるようにしましょう。

学業と両立させるのがハード

インターンのプログラムによっては、沢山時間を割かなくてはならないものもあります。1・2年生の段階では必修授業も多いですし、学業が学生の本文なので、募集要項をよく確認して両立可能なインターンを探すようにしてください。

近頃はリモート型のインターンも増えていて、学業に時間を多くとりたい人でも参加のハードルが下がっています。テスト期間等は出勤ノルマの融通が効くインターンもあるため、気になる方は採用担当者に確認してから判断しましょう。

前情報が少ないため良い募集を見つけづらい

現在はアルバイトに引けを取らないほどのインターン募集がありますが、インターンの方が良い募集を見つけずらいという注意点があります。学生の間でポピュラーなアルバイト先は塾や飲食店など身近な場所が多いのに対し、インターン先になるのはオフィスなどあまりなじみのない場所が多いのが理由の一つです。

職場の雰囲気がわからないままインターンを決めるのは不安でしょうから、トライアル期間や採用の前に社員と話す機会がある募集を探すのがお勧めです。大学の就職相談部門などの信頼できる媒体を通して応募することでも不安感を軽減できます。

採用のハードルがアルバイトより厳しめ

特に長期インターンについてですが、社員の業務の一部を担うという点からアルバイトより採用されるのが難しいです。インターンはオフィスワークが多いため、PCのスキルが必要であったり資格取得が望まれる募集もあります。

1・2年生の段階でPCスキルや資格を持っている方は少ないと思います。あまり自信が無い方は、要項に未経験歓迎などの表記がある募集を選ぶと安心です。

最後に

就職活動のスタートが早まっているため、1・2年生向けのインターンの選択肢、受けられる恩恵も増えてきています。志望業種が決まっている方にも決まっていない方にもそれぞれお勧めできるインターンがあるので、ぜひこの記事を参考に自分に合ったインターン募集を探してみてください。


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