就活でインターンへの参加を考えている人も多いでしょう。しかし、明確な目的や目標はなく、ただなんとなく参加しようと考えている方も多いのではないでしょうか。
インターンシップに参加する目的を明確にしておけば、より充実したインターン体験ができます。ここでインターンでの参加理由の重要性、よくある参加目的や参加理由を聞かれた時の回答例、答え方のポイント・注意点など解説します。
- ・インターンの参加目的を明確にすべき理由
- ├自分に合ったインターンを選びやすくなる
- ├目的が明確だと成果をあげやすい
- └インターンの参加理由は必ず聞かれる
- ・インターンシップの参加目的の例
- ├企業のことをよく知りたい
- ├仕事内容を知りたい
- ├職場や社員の雰囲気が知りたい
- └スキルを身につけたい
- ・インターンの参加目的を聞かれたときの回答例
- ├例文①短期インターンで企業理解を深めたい場合
- └例文②長期インターンで実務を経験したい場合
- ・参加目的と伝えるときのポイント
- ├正直な参加目的を伝える
- └印象が悪くなる参加目的は避ける
- ・まとめ
インターンの参加目的を明確にすべき理由
自分に合ったインターンを選びやすくなる
インターンシップの内容は企業により異なるため、目的に合ったインターンシップを選ぶ必要があります。インターンシップはどれも同じだろうと適当に選んでしまうと、参加してから「思っていたのと違った」「時間の無駄だった」と後悔するケースもあるのです。
インターンに参加するなら、まずは参加目的を明確にしましょう。そして目的や目標に合わせて、「長期か短期か」「講座型か体験型か」など、参加すべきインターンシップを選ぶようにします。
目的が明確だと成果をあげやすい
参加目的が明確になっていないと、「ただ参加するだけ」「言われてことをこなすだけ」になってしまう可能性が高いです。せっかくインターンシップに参加するなら、目的を明確ににして最大限の成果をあげることを目指しましょう。
目的が明確になっていると、成果をあげやすく、成長をスピードアップさせることができます。目的が定まっていると、どんな点を改善すればさらに目的達成に近くづかも検証しやすくなります。
インターンシップでの学生の行動は社員や人事担当者などにより評価されていることが多いです。目的が明確になっていると自然と積極性が出て、企業の担当者に評価されることが多くなります。
インターンの参加理由は必ず聞かれる
多くのインターンシップには選考があり、ES(エントリーシート)や面接では必ずと言っていいほど、「志望動機」としてインターンシップに参加する理由を聞かれます。
人気の高いインターンシップの選考は何段階もあったり、多くの学生が応募するため競争率も高くなります。高い倍率の選考を突破するには、「担当者の目にとまるような印象的な志望動機」がポイントとなることも多いです。
インターンシップの参加目的の例
企業のことをよく知りたい
学生がインターンシップに参加する目的として一番多いのが、「企業をもっとよく知りたい」「企業理解を深めたい」というものです。実際にインターンシップの内容は、業界や企業についての説明を講座形式で聞くものが多くなっています。
仕事内容を知りたい
学生にはイメージしづらい仕事の場合など、仕事内容を知りたくてインターンに参加する学生も多いです。仕事内容について詳しく知りたいなら、「職業体験」ができるインターンシップに参加しましょう。実際の仕事体験ができなくても、グループワークを通じて業務内容を体験できるプログラムもあります。
職場や社員の雰囲気が知りたい
志望企業を決める際に、職場の雰囲気を知っておくことは大切です。これは会社説明会などではわからないことなので、インターンシップに参加する目的となっていることが多いです。
職場の雰囲気を知るには、実際に社員がどんな様子で働いているのかがわかる「職場見学」が組み込まれているインターンシップに参加するのがいいでしょう。どんな人が働いているのかが知りたい場合は、社員との座談会や社員に直接質問できる時間が多めに設けられているプログラムを選ぶようにします。
スキルを身につけたい
スキルを身につけたいなら長期インターンシップに参加するのがいいでしょう。長期インターンシップなら社員と同じような仕事をさせてもらえることもあるので、オフィスワークの基本やビジネスマナーなどを身につけることが可能です。
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インターンの参加目的を聞かれたときの回答例
例文①短期インターンで企業理解を深めたい場合
私は卒業後に貴社で働きたいと思っており、社内の雰囲気や業務内容について詳しく知るためにインターンシップに応募しました。
これまでにホームページを拝見し会社説明会にも参加しましたが、実際に社内を見学してみたり、社員の方にお話をうかがtたりすることで、より深く貴社の魅力を理解できると思っております。
例文②長期インターンで実務を経験したい場合
卒業後はでエンジニアとして働きたいと思っており、エンジニアとしての実務経験を通して、業界や職種の適性を判断したいと思っています。
現在のところ貴社が第一志望です。インターンシップに参加することで、貴社の強みや社内文化の理解を深め、就職活動に役立てたいと考えています。
参加目的と伝えるときのポイント
正直な参加目的を伝える
インターンの参加目的を聞かれたときは、なるべく正直に自分の気持ちや目的を話すのがいいでしょう。「こんなスキルを身につけたい」「こんな体験がしたい」「こんなことを知りたい」など具体的な目的や要望があれば話してみてください。
もしミスマッチがあれば早い段階で気づくことがきますし、可能であれば内容を変更するなど融通をきかせてくれるかもしれません。
印象が悪くなる参加目的は避ける
インターンの参加目的は正直に答えるのが一番ですが、極端に印象が悪くなるような目的は避けるのが無難です。
【参加目的の悪い例】
・みんなが参加してるから
・本選考に備えて面接の練習がしたい
・人脈を得ることで就活を有利に進めたい
以上のような主体性が感じられない理由や、打算的な印象を与える理由は避けた方がいいでしょう。
「なんとなく」「理由は特にないです」という答えはNGです。やる気のない印象を与えるので、必ず理由を用意しておきましょう。
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まとめ
インターンシップに参加するだけで就活で有利になったり、スキルが身についたりすることはありません。目的を明確にすることで成果を最大限にすることができます。参加目的は選考やインターン中に聞かれることも多いので参加前にしっかりと考えておきましょう。
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