「インターン中に無能だと思われたらどうしよう」「低評価になり選考で不利になるくらいなら参加しない方がいい?」、とインターンに参加するのを躊躇している人もいるのではないでしょうか?
インターンにはメリットもたくさんあるので、そんな理由で諦めてしまうのはもったいないです。ここでは無能だと思われてしまう人の特徴と、自信がない人がしておくべき対策について解説します。
- ・インターンで無能と思われるくらいなら参加しない方がいい?
- ├選考で不利になることは少ない
- └インターンに参加するメリットの方が大きい
- ・インターンで無能と思われる学生の特徴3選
- ├常識がない
- ├積極性がない
- └人の意見を聞かない
- ・インターンでは何を評価される?
- ├ESでアピールした強みが発揮できているか
- ├思考力
- └志望度の高さ
- ・インターンで無能だと思われないために
- ├一般常識について学んでおく
- ├インターン中は積極的に動く
- └グループワークの練習をしておく
- ・最後に
インターンで無能と思われるくらいなら参加しない方がいい?
選考で不利になることは少ない
インターン中の評価で採用や不採用が決まることは少ないです。優秀な学生が本選考で優遇されたり早期選考に呼ばれることはあっても、インターン中のマイナス評価で不採用が確定するというケースは多くありません。
とはいえ、あまりに非常識な行動をとったり、悪目立ちしてしまうと人事担当の印象に残ってしまう恐れはあります。最低限のマナーや常識をわきまえておくなどの努力は必要です。
インターンに参加するメリットの方が大きい
インターンシップは、企業の担当者から事業内容について詳しい説明が聞けたり、社員の方に直接質問ができたり、業務体験ができたりと、メリットがたくさんあります。インターンに参加するのとしないのとでは、その後の就活にも大きな違いが出てくるでしょう。
失敗を恐れて参加を諦めてしまうのはもったいないです。説明や講義が中心のもの、グループワークがないものなど、いろいろなインターンがあるので、まずはハードルの低そうなものから参加して慣れていくのもいいでしょう。
インターンで無能と思われる学生の特徴3選
常識がない
常識がないとどんなに優秀でも評価されません。具体的には、次のような学生は常識がないとみなされます。
・挨拶ができない
・敬語が使えない
・時間が守れない
・服装がだらしない
簡単なことだと思われるかもしれませんが、意外とできていない学生が多いです。特に挨拶は社会人の基本なので、必ず自分からするようにしましょう。
積極性がない
積極性がない受け身の学生も、社会人としては低評価となることがあります。やる気が感じられない、グループワークで一言も発言しない、という姿勢の学生は「何で参加したの?」と思われてもしょうがありません。
グループワークで既に自分と同じような意見が出ている場合は、自分も賛成していること、どうしてそう思ったのかを発言するだけでも議論が進みます。とりあえず参加しただけにならないように「社員さん3人と話す」「○○事業の強みを知る」など小さな目標だけでも決めておくとよいでしょう。
人の意見を聞かない
自己主張しすぎて、周りが見えていないのもマイナス評価となります。自分をアピールしたいあまり、グループワークで人の意見を全く聞かず、否定ばかりする学生は、仕事でもメンバーと協力できないだろうと判断されます。
人と話すときに「でも」と否定からはじめてしまったり、自分ばかり話してしまう人は注意しましょう。
インターンでは何を評価される?
ESでアピールした強みが発揮できているか
評価ポイント1つ目は「自分がアピールしている強みがインターンシップのなかで発揮できているか」です。リーダーシップが強みだとアピールしている学生がほとんど発言しなかったり、グループワークで行き詰まっているときに何もしていないと説得力がありません。
反対に突出したリーダーシップや鋭い質問ができなかったとしても自分の強みをしっかり発揮できれば評価されます。自己分析や他己分析をして、自分が思っている強みと人からみた強みに相違がないかも確認しておきましょう。
思考力
評価ポイント2つ目は「思考力」です。例えばグループワークを行う際、1つの選択肢を押し進めるだけでなく他の選択肢を考えて検討してみると深い議論ができます。また1つの意見しか出せない人よりもいくつも意見を出せる人の方が高い思考ができているといえるでしょう。
志望度の高さ
評価ポイント3つ目は「志望度の高さを示せているか」です。ワークへの取り組みの真剣度や聞いている姿勢から人事は志望度の高さをみます。
序盤の企業説明会で聞きたいことを説明されてしまった、何を話していいかわからないという場合もあると思います。そんなときは企業全体ではなく目の前にいる社員の方に興味を持ってみましょう。
座談会や休憩時間など社員の方と話せる時間になど「どうしてこの業界を選んだのですか」「普段どんなお仕事をしていらっしゃるのですか」「どんなところに楽しさを感じますか」など質問から話を広げることができれば説明会では聞けない貴重な話が聞けるかもしれません。
インターンで無能だと思われないために
一般常識について学んでおく
インターンシップに参加するなら、最低限の一般常識やビジネスマナーを学んでおきましょう。やる気や積極性があっても、常識がないと思われた時点で低評価となってしまう可能性が高いからです。
挨拶の基本、正しい敬語の使い方、社会人としてのマナーや礼儀などは就活中や社会人になってからも必要になるので、この機会にマスターしてしまいましょう。
インターン中は積極的に動く
仕事をする上で積極性はとても大切です。インターンでも自分から動いしたり、わからないことを聞ける学生は評価されます。「こんなこと聞いたらいけないかな」「企業研究してきてないって思われるかも」と心配になるかもしれませんが、わからないまま進めて失敗する方がよくありません。
何か言われるまで待っていて自分からは動かない「指示待ち」も低評価となるので注意してください。自分で考えて積極的に動くことを意識しましょう。
グループワークの練習をしておく
グループワークやディスカッションで評価される自信がない人も少なくないでしょう。「発言するのが苦手」「自分だけついていけないのではないか」と、自信が持てずに参加を躊躇するかもしれません。
グループワークで目立つにはリーダーシップが必要だと思われがちですがそんなに単純ではありません。「議論が行き詰まったときに違う観点から意見を言う」「発言できていない人に話を振る」「意見をまとめる」「発表する」など活躍する場はたくさんあるので、強みをいかせば十分に評価してもらえます。
自分の強みを見つけるためにも、事前に練習しておくのがいいでしょう。友人と協力してディスカッションをしてみたり、大学の就職課などで練習の機会がないか相談してみるのもいいでしょう。
最後に
はじめてのインターンシップは緊張するものですし、不安もあるでしょう。しかし、しっかりと対策をすれば、無能だなんて思われることはないので心配ありません。失敗を恐れずに、インターンシップという成長の機会をどんどん活用していきましょう。
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