インターンに行かなかった理由を面接で聞かれたら?答え方を例文つきで解説!

インターンに行かなかった理由を面接で聞かれることがあります。インターンへの参加が当たり前になってきている今、そんな質問をされると後ろめたい気持ちになってしまう人もいるかもしれません。

今回は、インターンに行かなかった理由を面接で聞かれた時の答え方を例文つきで解説します。また、インターンに行かなかった人ががすべきことや、インターンに参加するメリットをご紹介します。

目次

インターンに行っていなくても内定はもらえる?

結論から言うと、インターンに行っていなくても内定はもらえます。インターンは早期に就活を始めている優秀な学生を企業が見つけたり、企業の知名度アップのために実施されます。そのため、インターンは採用のための一つの手段にすぎず、一部企業を除いてインターンに行っていなければ絶対に内定をもらえないということはありません。

ただし、企業はインターンでの優秀者にリクルーターをつけたり、インターン参加者限定で早期選考に案内することもあるので、インターンに参加すると選考に有利になることがあります。チャンスを得るためにも、インターンに参加しておくことをおすすめします。

企業はなぜインターンに行かなかった理由を聞くの?

インターンへの参加は当たり前になっています。マイナビによると、23卒の就活生の83.6%がインターンに参加しており、インターンに参加していない就活生の方が少数派です。そんな中、なぜインターンに参加しなかったのかを知りたいと考え、企業はインターンに参加しなかった理由を聞きます。特に複雑な意図があるわけではないので、正直に答えましょう。

インターンに行かなかった理由の答え方

①結論をはっきりと言う

最初に結論を述べましょう。結論を言わないまま話し始めると、結局何を言いたいのかが伝わりにくくなってしまいます。インターンに行かなかった理由をごまかそうとせず、正直にはっきりと伝えることで、誠実な印象になります。

②なぜ他の活動を優先したのかを伝える

なぜインターンよりも他の活動を優先したのかをわかりやすく伝えましょう。ここで他の活動を優先した理由をしっかりと伝えることで面接官も理解してくれますし、それだけ一つの活動に打ち込んだことを評価してくれることもあります。

③活動から学んだことをどのように活かすのかを伝える

自分が打ち込んだ活動から学んだことと、それを今後どう活かすのかを伝えましょう。一生懸命打ち込んだことからは、必ず何か学ぶことがあります。それを今後に活かす意志があれば、インターンに行っていなくても大きくマイナスになることはありません。

④ポジティブに話す

インターンに行かなかったことを後ろめたく感じる人もいるかもしれません。しかし、インターンに行かなかったことにちゃんとした理由があれば選考に影響することはありません。そのため、自分が取り組んだ活動やそこから学んだことは自信を持って伝えましょう。

インターンに行かなかった理由の例文

体育会サッカー部の試合に向けた練習に集中していたからです。私は3年生でしたが、4年生が引退を控えていました。私たち3年生と4年生の代はこれまでコロナ禍で思うように活動できず、悔しい思いをしました。しかし、先輩方が練習メニューや練習方法を工夫してくれたおかげで、部全体で支え合い、楽しんで活動を続けることができました。そんな先輩方にプレーで恩返しをしたいと考え、毎日練習に打ち込みました。この経験から、チームで一つの目標に向かって取り組むことのやりがいや楽しさを感じることができました。ここで得たチームワーク力を、御社での営業でも生かして活躍したいと考えております。

インターンに行かなかった人がすべきこと

①OB・OG訪問をする

インターンに参加する目的の一つに、企業理解を深め、イメージとのギャップを埋めることが挙げられます。インターンに参加していない人は、OB訪問をすることでこの目的をカバーすることができます。

OB訪問では企業のホームページや説明会では得られない、社員目線のよりリアルな情報を手に入れることができます。大学のキャリアセンターに相談したり、OB・OG訪問専門のマッチングサービスを使って、志望企業のOB・OGを見つけましょう。

②ガクチカ・自己PRの添削を受ける

インターンに参加しておらず、何から始めたらいいかわからないという人は、ガクチカ・自己PRを作成して添削を受けることをおすすめします。ガクチカや自己PRはESや面接で必ず聞かれます。そのため、早めに作成して完成度を上げておきましょう。

字数指定は企業によって様々です。そのため、ガクチカ・自己PRはそれぞれ200字・300字・400字の3パターンずつ用意しておくことをおすすめします。書けたら、キャリアセンターの職員や友人、先輩など、様々な人からアドバイスをもらってその都度改善しましょう。

③面接練習をする

インターンで選考経験を積めなかった人は、面接練習を繰り返しましょう。面接はとにかく実際に話す練習を繰り返すことで選考通過率が上がります。何度も練習していると、面接官の質問の意図をすぐに読み取り、的確な回答をすることができるようになります。

キャリアセンターの職員や先輩、友人などにお願いして積極的に練習しましょう。また、OB訪問先の社員が面接練習を受けてくれることもありますので、志望企業の面接練習は、企業の社員にお願いしてみることをおすすめします。

④Webテスト対策をする

インターン選考でWebテストを経験しなかった人は、早めにWebテスト対策をしておきましょう。Webテストは選考の序盤で課されます。対策不足が原因でWebテストの段階で落ちてしまうのはもったいないです。志望企業が採用しているWebテストの種類を調べ、勉強しましょう。

Webテスト対策には、問題集を1冊使うのがおすすめです。問題集は何冊も買うよりも、1冊を完璧にして問題の型と解き方を覚えるのが得点率アップの近道です。

今からでも遅くない!インターンに参加するメリット

①企業理解が深まる

インターンに参加することで、企業理解が深まります。企業が実施している1dayインターンや2days以上の短期インターンのプログラムは、主に企業説明とグループワークです。

インターンでは社員から直接企業説明を聞くことができるため、自分で調べるよりも企業に対するイメージが掴みやすくなります。グループワークでは、企業での実際の業務を想定した課題に取り組むため、実際の仕事に対する理解が深まります。

②選考経験を積める

インターンに参加することで、ESやWebテスト、面接やグループディスカッションといった選考の経験を積むことができます。インターンの選考を通じて、受かるESの書き方や面接での回答、グループディスカッションでの立ち回りが分かってくるため、本選考までに完成度を上げることができます。

③社風を知ることができる

実際に社員と関わったり、オフィスを訪問することで社風を掴むことができます。ホームページやパンフレットを見るだけでは社風はなかなかわかりません。就職活動をする上で特に社風を重視する方は、インターンで社員や会社全体の雰囲気に注目してみることをおすすめします。

④本選考で優遇されることがある

インターンに参加することで、リクルーターがつく、早期選考に案内される、ESや1次面接が免除されるなどの優遇を受けられることがあります。「参加者全員を早期選考に案内」などと優遇を公表している企業もあれば、インターン後に優秀者限定で本選考優遇の案内をする企業もあります。インターンに行かないとマイナスになるということはありませんが、インターンに行くと大きなアドバンテージを手に入れられる場合があります。

【まとめ】インターンに参加しなかった理由はポジティブに伝える

インターンに参加しなかった理由は正直に伝えましょう。インターンの代わりに取り組んでいたことについて、思いが伝わるように自信を持って話せば問題はありません。インターンに行かなかった人は、行動量でカバーすることも可能です。まだインターンに参加するチャンスがある人は、積極的に参加してチャンスを掴みましょう。


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