「最終面接で笑いが起きると不合格」という噂を聞いたことのある就活生は多いかもしれません。今回は、最終面接で笑いが起きる状況をパターン別にご紹介します。また、最終面接で笑いが起きた場合にどのように対応すべきかも併せて解説します。
- ・最終面接で笑いが起きても不合格とは限らない!
- ・笑いが起きるパターン【プラスの場合】
- ├①話が面白かった
- ├②面接官が空気を和ませようとした
- └③ハプニングが起きた
- ・笑いが起きるパターン【マイナスの場合】
- ├①ズレた回答をしていた
- └②マナーに問題があった
- ・最終面接で笑いが起きたらどうする?
- ├良い笑いの場合は笑ってもOK
- ├②気にせず回答を続ける
- ├③なぜ笑われたのかを考える
- └④面接後に振り返りをする
- ・【まとめ】笑いが起きても自信を持って回答を続けることが大切
最終面接で笑いが起きても不合格とは限らない!
結論から言うと、最終面接で笑いが起きても不合格とは限りません。「笑いが起きた」という事実よりも、「なぜ面接官が笑ったのか」が重要です。面接官の言動は、面接の方針や面接官の性格にもよるため、あまり気にしすぎないようにしましょう。
しかし、失笑のようなマイナスの意味の笑いが起きた場合は、何か問題があるかもしれません。今回は、最終面接で笑いが起きるパターンを、プラスの場合とマイナスの場合に分けて解説します。
笑いが起きるパターン【プラスの場合】
①話が面白かった
学生が話したエピソードが面白かったため、面接官がつい笑ってしまったというパターンがあります。この場合は、ユーモアや人柄をプラスに評価されることがあります。無理に笑いを狙う必要はありませんが、このように面接官をクスッと笑わせる回答をした学生は、印象に残りやすくなるでしょう。
②面接官が空気を和ませようとした
面接官が空気を和ませようとして笑うこともあります。特に、最終面接が役員との顔合わせ程度で学生の人柄を確認する目的で行われる場合には、学生をリラックスさせて素を引き出すために面接官がよく笑ってくれることがあります。
③ハプニングが起きた
面接中に思わぬハプニングが起きた場合には、学生が焦らないように面接官が笑ってその場を和ませてくれることがあります。このような場合はハプニングをあまり気にせず、「失礼しました」と言えば問題ありません。
笑いが起きるパターン【マイナスの場合】
①ズレた回答をしていた
質問の意図と大幅にズレた回答をした場合、面接官が失笑することがあります。面接官が笑ったとしても、あまり気にせずに回答を続けましょう。面接中に面接官の言動を気にしすぎると自信をなくし、その後の会話にも自信のなさが現れてしまいます。自信がなさそうな学生はマイナス評価に繋がる可能性があるので、面接では最後まで明るくハキハキと話すことを心がけましょう。
もし、面接官の反応を見て自分の回答に不十分な点があると感じた場合には、面接の最後に「伝えきれなかったことをこの場で伝えても良いでしょうか」と断りを入れた上で補うこともできます。最後まで熱意を見せることで、一度の失敗はカバーできる可能性があります。
②マナーに問題があった
マナーに問題があった場合にも、面接官が失笑することがあります。最終面接は、学生の人柄を改めて確認し、本当に企業に合った人材かを確かめる場です。そのため、マナーに問題があるとマイナス評価につながる可能性があります。面接官が笑ったときに、いい意味で笑ったのではないと気づいたら、自分にどんな問題があったのかを考えてすぐに謝罪しましょう。
最終面接で笑いが起きたらどうする?
良い笑いの場合は笑ってもOK
面接官がいい意味で笑った場合には笑っても問題ありません。しかし、笑いすぎるとヘラヘラした態度に取られてしまう場合もあるので注意しましょう。和やかな雰囲気の面接では、気が抜けてその場に相応しくない言葉遣いをしたり、ヘラヘラした印象に見られる態度をとってしまう人も少なくありません。明るくハキハキと爽やかに話すことを心がけましょう。
②気にせず回答を続ける
面接官がマイナスな意味で笑ったのだと気づいても、あまり気にしすぎずに回答を続けましょう。面接中に不安に負けたり、自信を無くして落ち込むと「忍耐力に欠ける」「信頼できない」と思われてしまい、マイナス評価につながる可能性があります。面接の場では常に前向きな姿勢で面接官と会話を続けましょう。
③なぜ笑われたのかを考える
面接官が笑ったことが気になったら、笑いの意図を考えましょう。特に苦笑いをされた場合は、自分に何らかの問題がある可能性が高いです。面接官の言動はその人の性格によっても違うため、合否への影響を気にしすぎる必要はありませんが、確実に自分に問題がある場合は改善に努めましょう。
④面接後に振り返りをする
面接後は振り返りをしましょう。質問と回答はもちろん、自分の表情や態度、声のトーン、マナーなどを全て振り返ることで、面接官の笑いの意図がわかることもあります。振り返りは、面接の直後の記憶が新鮮なうちに済ませておきましょう。良かった点、改善すべき点を併せて記入しておくと、次の面接にいかすことができます。
【まとめ】笑いが起きても自信を持って回答を続けることが大切
「最終面接で笑いが起きると不合格」という噂に流されて、面接官が笑ったことがつい気になってしまうこともあるかもしれません。しかし、面接中の面接官の言動によって確実に合否がわかるということはあまりありません。あまり気にしすぎず、最後まで明るくハキハキと会話を続けることを心がけましょう。
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