「インターンはいつからいつまで申し込みできる?」「どこでどうやって応募するの?」など、申し込む時期や方法が分からなくて戸惑ってしまう人も少なくありません。
ここでは、インターンの申し込み時期や方法、参加までの流れなどについてご紹介します。申し込みメールの書き方や注意すべきポイントも参考にしてください。
- ・インターンの申し込み時期はいつからいつまで?
- ├申し込みが一番多いのは6〜7月
- └ピーク以外のインターン募集は?
- ・インターンはどこで申し込む?
- ├インターン専門のサービスを利用する
- ├大学のキャリアセンターに相談する
- ├大学の先生の紹介を受ける
- ├OB・OGから紹介してもらう
- └企業に直接メールをする
- ・インターン参加までの流れ
- ├申し込み
- ├書類選考
- ├Webテスト
- ├面接
- └インターン参加
- ・インターンの申し込みで注意すべきこと
- ├スケジュール調整をしっかりと
- └準備は早めに始める
- ・インターンに申し込む時のメールの書き方
- ├「インターンの申し込みメール」で注意すべきこと
- └【例文】メールの書き方
- ・まとめ
インターンの申し込み時期はいつからいつまで?
申し込みが一番多いのは6〜7月
インターンの申し込み締め切りは企業によって異なり、「何月まで」と明確に決まってはいません。申し込みの締め切りはインターン開始日の2~4週間前が目安で、申し込みをする人が多い時期をまとめると次のようになります。
夏のインターン:6〜7月
春のインターン:1〜2月
夏のインターン(サマーインターン)は8〜9月に実施されるものが多いので、申し込みのピークは6〜7月となっています。冬から春にかけてのインターン(ウインターインターン)は2月実施のものが多いので、申し込み時期のピークは1〜2月です。
夏休みや冬休みの長期休暇中はインターンを実施する企業が多いので選択肢が増えるのと、スケジュール調整がしやすいためこの時期にインターンに参加する人が多くなっています。
ピーク以外のインターン募集は?
3〜4月に実施される春のインターン(スプリングインターン)や、10〜11月に実施される秋のインターン(オータムインターン)もありますが、実施する企業が少ないため、応募する人も少なくなっています。
数ヶ月にわたる長期インターンは、通年で募集していることが多いためとくにピーク時期はありません。
インターンはどこで申し込む?
インターン専門のサービスを利用する
インターンに申し込む方法の1つが、「就活ポータルサイト」や「インターン紹介サービス」を利用することです。就活ポータルサイトやインターン紹介専門のサイトでは、各社のインターン情報について詳しく記載されています。気になるインターンシップがあれば、そこからエントリーすることも可能です。
自分が興味を持っている業界や企業、開催時期や期間、インターンの内容など、自分が気になる条件やワードで検索して調べてみましょう。
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大学のキャリアセンターに相談する
インターンに申し込む際に頼りになるのが「大学のキャリアセンター」です。キャリアセンターではその大学の卒業生が就職した企業やインターンについて、インターネット上に公開されている以上の情報を教えてもらえることがあります。
スタッフと相談しながらインターンを選ぶことができるため、1人で悩まずに安心して申し込むことができます。官公庁や地方自治体のインターン申し込みは、大学のキャリアセンターを窓口としている場合が多いため、事前に確認しておきましょう。
大学によってはインターンを単位として認定してくれる場合があります。大学での単位習得を進めながら効率的にインターンに参加するためにも重要な点ですので、相談しておきましょう。
大学の先生の紹介を受ける
大学の授業の中にインターンが組み込まれていることがあり、その場合は先生に大学と協定を結んだ企業のインターン先を紹介してもらいます。こうした場合はインターンシップも科目として扱われるため、単位として認定してもらえることがほとんどです。
OB・OGから紹介してもらう
就活経験者であるOB・OGから、おすすめのインターンを教えてもらうのもおすすめです。 自分が志望している業界や企業に合わせて、応募すべきインターンを教えてもらったり、インターン選考の対策について教わったりすることで、就活を有利に進めることができます。
OB・OGが就活生と企業をつないでくれることもあります。実際に就職している経験から、企業や業界についての率直な話が聞けるのも非常に役に立つ点と言えるでしょう。相談できるOB・OGが身近にいれば、ぜひ試してみてほしい方法です。
企業に直接メールをする
企業に直接メールをしてインターンに申し込むこともあります。この際には、社会人として恥ずかしくないメールを書く必要があるため、事前にビジネスメールのマナーを確認しておくことが必要です。
企業に送信する前に、書き上げたメールをキャリアセンターなどで添削してもらうと安心です。ビジネスメールのマナーはインターンだけでなく就活中、そして就職後にも生かせるため、この機会にぜひ身に着けておきましょう。
インターン参加までの流れ
インターンシップは希望すれば誰でも参加できるわけではありません、人数に制限があることも多く、その場合は下記のような選考が行われます。選考方法は「書類選考」「面接」などさまざまです。あらかじめ選考のあるなしやその流れを確認し、準備をしておきましょう。
申し込みからインターン参加までは次のようなフローがよく見られます。
申し込み → 書類選考 → Webテスト → 面接 → インターン参加
申し込み
申し込みの締め切りはインターン開始日の2~4週間前が目安ですが、できるだけ早く申し込むようにしましょう。
とくに夏休み期間中のインターンは参加を検討する就活生が多く応募者が集まりやすいため、すぐに募集が締め切られてしまうこともあります。早めにエントリーすることで、志望度の高さや熱意をアピールすることもできます。
冬のインターンは就活解禁直前ということもあり、優秀な人材を獲得しようと目を光らせる企業もあります。企業に好印象を与えられれば、早期に内定を獲得できたり、本選考が有利に進んだりすることもあります。自分が志望する業界・企業を絞り、しっかりと準備した上で申し込むことが大切です。
書類選考
多くのインターンでは申し込んだ後に書類選考があり、エントリーシートの提出が求められます。
インターン選考のESでは、次のような項目がよく見られます。
・志望動機
・自己PR
・学生時代に力を入れたこと
・企業に興味を持った理由
就活の本選考で提出を求められるESとほとんど同じような項目が多いです。本選考のES作成の練習にもなるので、企業に自分の熱意やスキルがしっかりと伝わるように書き上げましょう。
ESの作成は想像以上に時間がかかるものです。情報収集や自己分析は応募時期に関係なくいつでもできるものなので、なるべく早くから取り掛かっておくことをおすすめします。
Webテスト
人気企業ではインターン選考でもWebテストの受検が求められることがあります。インターン選考でWebテストが実施されるのは、一定の点数以下で「足切り」するためです。
Webテストでは1つ1つの問題の難易度こそ高くないものの、独特の出題形式や時間制限で苦戦してしまうことがあります。インターン選考に用いられるWebテストを知り、早めに問題に触れておくようにしましょう。
面接
就活生のコミュニケーションスキルを重視している企業は多いため、インターンによっては、面接やグループディスカッションによる選考が取り入れられていることもあります。面接官や他の就活生とスムーズなコミュニケーションが取れるよう、キャリアセンターなどを活用して練習しておくのがおすすめです。服装や表情もチェックされますので、外見にも十分に注意を払っておきましょう。
インターン参加
参加当日までに次のような準備をしておくのがおすすめです。
・当日の服装や持ち物を確認しておく
・会場までの行き方を調べておく
・業界の動向や企業の事業内容を調べておく
・参加の目的や目標を明確にしておく
しっかりと事前準備をすることで、当日に余裕を持ってインターンに臨むことができます。
インターンの申し込みで注意すべきこと
スケジュール調整をしっかりと
選考に落ちてしまう可能性も考慮して、少し多めにエントリーしておくと安心です。しかしたくさんエントリーしすぎると、日程が重複してしまったり、提出書類の作成が大変になってしまうため、無理のない範囲で申し込みするようにしましょう。
準備は早めに始める
締め切りぎりぎりになって応募すると、ESの書き間違いがあったり、質の低い書類を提出することになってしまいます。できるだけ早い時期から準備を進めるようにしましょう。
インターンに申し込む時のメールの書き方
「インターンの申し込みメール」で注意すべきこと
①件名を忘れずに
本文を読まなくても内容がすぐわかるように、メールの「件名」は必ず書くようにします。件名には、大学名と氏名も書きましょうくといいですね。
【件名の書き方例】
インターンシップ参加申し込み(大学名・氏名)
インターンシップ応募(大学名・氏名)
②本文には意気込みを
本文は「お世話になっております」などの挨拶から始め、用件を書きます。今回はインターンへの参加が用件となりますので、参加したいと感じた理由やインターンへの意気込みをしっかりアピールしましょう。やる気を見せることは、インターンの採用にも直結します。
③メールの最後には「署名」も忘れずに
氏名・大学名と合わせて、携帯電話の番号やメールアドレスが記載された「署名」を、メールの最後に付けて送るのがビジネスメールのマナーです。
【例文】メールの書き方
〇〇株式会社
人事部
インターンシップ採用ご担当者様
お世話になります。
〇〇大学〇〇学部〇年、(氏名)と申します。
この度は貴社のインターンシップに参加させていただきたくご連絡いたしました。
〇月〇日に開催されました会社説明会に参加させていただき、御社がエンジニアの育成に力を注がれていることがわかりました。
そしてエンジニアとして貴社に入社したいという気持ちがより強くなりました。
ぜひインターンシップに参加して、貴社の社風や仕事内容について理解を深めたいと思っております。
お忙しい中、お手数をおかけいたしますが、ご検討いただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
______________________________
◯◯大学◯◯学部◯◯学科
氏名:◯◯◯◯
住所:◯◯◯◯◯◯◯◯
電話番号:◯◯◯◯◯◯
メールアドレス:◯◯
______________________________
まとめ
インターンシップの申し込みは、インターン開催日の1~2ヶ月前から開始されます。就活ポータルサイトや大学のキャリアセンターなどを上手に活用して、インターン情報を見逃さないようにしましょう。
インターンによっては申し込み後にエントリーシートやWebテスト、面接やグループディスカッションなど、本選考と同じような流れを踏むものも。余裕をもって対策するようにしてくださいね。
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