情報学部の学生におすすめの就職先6選!

大学生のみなさん、就職活動の準備はできていますか?就活を始める前に、まずは自分の所属学部の強みや就職先を知っておきましょう。本記事では「情報学部」の学生向けに情報学部の特徴や強み、おすすめの就職先、就職対策などを解説します。情報系の学生はぜひ参考にしてみてください。

情報学部の学生におすすめの就職先○○選!
目次

情報学部とは?

一口に情報学部と言っても、文系と理系で扱われ方が異なります。まずは違いを理解しておきましょう。

理系の情報学部

理系の情報学部はコンピュータのハードウェアやソフトウェアの仕組みを学んだり、プログラミングを学んだりします。「情報工学」「情報科学」などの学科名がついており、エンジニアとして就職する人が多いです。

文系の情報学部

文系の情報学部はコンピュータの仕組みなどはあまり学びません。情報技術を社会の中でどのように扱うかに焦点を当てて学びます。エンジニアというより、コンサルタントやマスメディア系の仕事につく人が多いです。

情報学部の強み

情報学部で学べる知識は企業に求められている

情報学部で学ぶことは現代社会におけるITの進化に欠かせません。AI(人工知能)やブロックチェーンなど、今をときめく技術の基礎は情報学部で学ぶことができます。

また、今やあらゆる業界・業種の仕事でコンピュータやシステムが使われており、人々の暮らしを支えるために不可欠な要素と言えます。

情報学部で学べる知識は仕事でいかしやすい

就職活動では情報学部で自身が学び、研究してきた内容がそのまま強みとして活かすことができます。いまやどの企業も情報系の人材を欲しがっています。情報学部の方は積極的にアピールしていきましょう。

情報学部におすすめの就職先

情報学部の学生におすすめの就職先を解説していきます。

IT系

花形はIT系の業種です。最も情報系の人材が活躍している場です。自社のサービスを開発・展開する企業(ヤフー、楽天など)もあれば、官公庁や他企業にシステムを販売している企業(富士通、NTTデータなど)もあります。

前者はどちらかと言うとベンチャー的な要素が強く、新しいことに挑戦し続ける人材を求めています。いわゆるB to C (企業から顧客へ)のサービスとなるので技術力だけではなく企画力が求められます。

後者はSIerとも呼ばれ、大規模なシステム開発に携わることができます。B to B(企業から企業へ)のビジネスなので安定性があり、例年就活生に人気の企業が多いです。社会に対する影響力が強いので、高い技術力とメンバーと協力するコミュニケーション能力が求められます。

メディア系

音楽や映像など、メディアコンテンツの製作やゲームなどのエンターテイメントコンテンツの企画や開発を行います。テレビ局のADの仕事もここに含まれます。

近年では企業が広告のためにWebコンテンツとしてYoutubeやInstagramに動画をアップすることがあります。そういった広告製作もメディア系の方たちの仕事です。

人によっては自身が広告塔となって動画を投稿したり、企業のマーケティング担当になったりする場合もあるでしょう。人前に出て何かを発信したい方にはおすすめです。

企業の情報部門

いまやどんな企業にもIT部門が存在します。銀行であれば決済システムやATMシステムの管理、産業系企業であれば物流システムの管理など、自社の業務で使われるシステムの開発や運用を担当する部門です。上述のSIerと協力することが多いです。

IT化することで業務効率化に繋がる社内業務を検討したり、業務をシステムに落とし込むための要件を定義したりします。社会的意義のある大企業ならば情報部門の働きがそのまま社会システムとして反映されるためやりがいのある仕事です。

研究所

国や企業の研究所に就職する情報学部の学生も多いです。話題のAIやブロックチェーンなどの技術は研究所で生まれるものです。あらゆる技術の核となる理論は研究所や大学で研究され、企業がサービスとして社会に発信するのです。

大学と共同研究したり、学会で論文を発表したりするなど大学院の学生は比較的イメージしやすい就職先でしょう。学問が好きな学生や、何か一つのことをとことん突き詰めるのが好きな学生には、研究職が向いています。

ベンチャー系

ベンチャー系企業とIT技術は密接な関係があります。近年成功しているベンチャー企業はいずれもITの力を最大限に駆使して今までにないサービスを生み出しているためです。

少し前だとamazonもベンチャー企業でしたが、洗練されたWebデザインと決済サービスで急成長を遂げました。最近だとAirbnbやUberなどのシェアリングサービスも優れたIT技術があってこそのサービスです。

日本でもアメリカのベンチャー企業に負けじと多くの企業がITを駆使した新サービスの立ち上げを狙っています。

地方・国家公務員

地方・国家公務員の仕事でも情報学部は活躍できます。市町村のホームページの作成・管理から官公庁で使われる大規模なシステムの発注など情報系の知識が必要とされるためです。特に税金や年金のシステムは銀行系のシステムと同様にミスの許されない高度なシステム開発が必要とされます。

また、システム開発によらずとも日常の業務では基本的にコンピュータを使って仕事をすることになります。公務員志望の情報学部の学生は積極的にコンピュータに強いことをアピールしましょう。

情報学部の学生におすすめの就職対策

自己PRになる専門分野をつくる

大学院へ進学して、より専門的な研究をするという選択肢もあります。実際、理系の情報学部の学生は、大学院へ進学する人も多いです。

極めたいテーマがある人は、研究をして自分の得意分野を確立するのがいいでしょう。専門性の高い知識は、就活でも評価されるアピールポイントとなります。

資格を取得する

情報学部で取得できる資格はたくさんあります。就活でも役立つ実用的な資格が多いのが特徴です。

【情報学部で学ぶことをいかして取得できる資格】
・基本情報技術者
・応用情報技術者
・情報処理技術者試験
・システム監査技術者
・CGエンジニア検定

理系の情報学部では、情報技術系の国家資格を取得する学生も少なくありません。資格は就職でも採用担当者にアピールしやすいので、取得しておくといいでしょう。

インターンシップに参加する

就職先としてIT系企業やベンチャー企業を考えている、情報学部の学生も多いと思います。 IT系企業やベンチャー企業は、インターンシップの募集も活発に行っているので気になる方はまずは参加してみるといいでしょう。

実際に企業で就業体験をしておくと、どんな知識や技術が仕事で役立つのかがわかります。インターンの体験を通して、自分のやりたいことや望む働き方なども明確になるでしょう。

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最後に

情報学部の強みと学生におすすめの就職先、就職対策を紹介しました。情報系の知識や技術はいまや国民の生活に欠かせません。どんな企業も情報系のスキルを持った学生を欲しがっています。就職活動では積極的にアピールしていきましょう。


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