インターンの参加を検討する学生が抱える不安の1つが「拘束時間の長さ」です。授業にバイトに忙しい大学生にとって、インターンにどのくらい時間が必要なのかは気になるポイントですよね。
インターンの就業時間は平均どのくらいなのか、何時から始まって何時に終わるのか、気になっている人も多いでしょう。
そこで今回は、インターンとして働く時間やその頻度、時間がない学生はどのようにインターンを探せばいいのかなどについてご紹介します。
- ・短期インターンの期間・頻度・就業時間はどのくらい?
- ├短期インターンの期間は1日~1週間が多い
- ├短期インターンの頻度は週5日が多い
- └短期インターンの就業時間は半日から終日
- ・長期インターンの期間・頻度・就業時間はどのくらい?
- ├長期インターンの期間は3ヶ月以上
- ├長期インターンの頻度は週2~3日程度の参加が多い
- └長期インターンの就業時間は1日に4~6時間が多い
- ・「インターンの時間がない」と思ったら
- ├インターンの必要性を見つめ直す
- ├志望度が高い場合には調整をお願いしてみるのも手
- └同じ業界で短時間勤務可能なインターンを探してみる
- ・時間がないけどインターンに参加したいなら
- ├リモートワークが可能なインターンを探す
- ├夜や土日勤務可能なインターンを探す
- └長期休みを利用してインターンに参加する
- ・最後に
短期インターンの期間・頻度・就業時間はどのくらい?
短期インターンの期間は1日~1週間が多い
短期インターンは3ヶ月未満の期間で開催されるインターンのことです。その中でも1日の「1DAYインターン」や1週間の「1WEEKインターン」が多くを占めます。
多くの1DAYインターンは何度も開催されます。自分の都合に合わせて日程を組むことができるため、忙しい大学生にも参加しやすいインターンです。
短期インターンの頻度は週5日が多い
1WEEKインターンは平日の月曜日から金曜日までの参加が求められるものがほとんどなので、参加する週は授業やバイト等、他の予定を調整しておく必要があります。
ただ1週間で完結するため、まとまった休みが取れる時期があれば、スケジールの調整もしやすいでしょう。
短期インターンの就業時間は半日から終日
短期インターンのうち、1DAYインターンは半日から終日の時間帯で開催されます。会社や工場の見学、事業についての説明など、「会社を知ってもらうこと」が目的となっています。
一方で1WEEKインターンは終日参加が基本です。疑似的な業務の体験や与えられた課題に関するグループワークなど、1DAYインターンと比べ、社員とより近い距離で関わることができます。
長期インターンの期間・頻度・就業時間はどのくらい?
長期インターンの期間は3ヶ月以上
長期インターンは3ヶ月以上の期間で開催されるインターンです。終了時期に明確な決まりがなく、長く働き続ける人も少なくありません。
実際に社員とコミュニケーションを取りながら働くことができるため、短期インターンよりも志望する業界や企業の理解を深めることができます。
忙しい大学生にとってはややハードルの高いインターンではありますが、長期インターンは有給であることも多いため、バイトをする分の時間をインターンにあてることも可能です。
長期インターンの頻度は週2~3日程度の参加が多い
長期インターンでは、平日の週2~3日程度の勤務となっているケースが多いです。しかし、企業によっては「週1日からでも可」という場合もありますので、よく確認してみてください。
また、テスト期間などで「どうしてもこの期間は週2~3回のシフトは難しい」と感じる時には、企業の担当者と相談して、シフトの調整を願い出ることも可能です。
長期インターンの就業時間は1日に4~6時間が多い
長期インターンの1日の勤務時間は、4~6時間程度が平均的です。時間帯としては「9時から18時」や「10時から19時」のように、企業の営業時間の中で働くことがほとんどです。
出勤する曜日や時間帯は企業とインターン生との間で、予定をすり合わせながら決定していきます。
「インターンの時間がない」と思ったら
インターンの必要性を見つめ直す
インターンに参加することは就活において必須なわけではありません。インターンに参加しなくても志望する企業に合格を果たす就活生も数多く存在します。
「インターンに参加する時間がない!」と慌てる前に、「なぜインターンに参加するのか」を明確にしてみましょう。例えば、志望する企業について知りたいなら、会社説明会やOB・OG訪問でもカバーできるはずです。
・インターンで何を得たいのか?
・それはインターンでしか得られないのか?
この2点をしっかりと考えてみてください。
志望度が高い場合には調整をお願いしてみるのも手
「この企業が第一志望だから絶対にインターンに行きたい!」という場合には、企業に参加したい気持ちをぶつけてみましょう。企業としては採用を見据えて「意欲」や「志望度の高さ」も重視しています。
そのため、しっかりと企業への熱意を伝えることができれば、多少の融通を効かせてくれることもあります。本当に入社したい企業なら、諦める前に一度打診してみるのがおすすめです。
同じ業界で短時間勤務可能なインターンを探してみる
応募条件として「週何日以上何時間以上勤務できること」と決められていて、希望する企業のインターンができない人もいると思います。
その場合は、同じ業界の別の企業のインターンを探してみてください。志望する企業とは別の企業で働いてみることで、今まで気づけなかった企業の魅力に気づくこともあります。特定の企業にこだわらずに、幅広い視野でインターンを探してみることをおすすめします。
時間がないけどインターンに参加したいなら
リモートワークが可能なインターンを探す
インターンは企業まで足を運び、決められた時間働くものばかりではありません。志望する職種によっては自宅で自分のペースで仕事が出来る「リモートインターン」もあります。
エンジニア・ライター・デザイナーなど、Webを介して業務を済ませられる職種を志望する場合にはリモートインターン可能な企業も多いため、検討してみてはいかがでしょうか?
夜や土日勤務可能なインターンを探す
インターンの勤務時間は企業の就業時間に合わせて、9時〜19時の間で設定されることが多いですが、学生の予定に合わせて調整してくれる企業も多いです。
夜遅くまで仕事をしている人が多い企業なら夜の勤務も可能ですし、土日の勤務が可能なインターンもあります。
長期休みを利用してインターンに参加する
夏休みの期間に実施される「サマーインターン」や、冬休み期間中に実施される「ウィンターインターン」などもあります。
普段は授業やサークルが忙しくてインターンに参加できる時間がないという学生は、長期休みを利用してインターンに参加するのがおすすめです。
「サマーインターン」や「ウィンターインターン」を募集していない企業でも、夏休みの間だけインターンとして働きたいという希望を伝えて応募してみるのもいいでしょう。
最後に
短期インターンでも長期インターンでも、大切なのは「就職」という目標を見失わないことです。 「自分にとって今何が必要か」を常に意識しながら、優先順位をつけて行動するようにしましょう。
「何から始めればいいか分からない」という場合には、一度キャリアセンターなどで相談してみるという方法もあります。他人に話していくうちに考えがまとまり、解決策が見えてくるはずです。
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