法人営業ってどんな魅力がある？一般的な営業との違いや向いている人も併せて解説！

法人営業とは企業相手に営業を行う職種です。商品やサービスなど売るものは様々ですが、一般的な個人向けの営業とは違う法人営業ならではの魅力もたくさんあります。

この記事では法人営業の魅力や法人営業に向いている人の特徴について解説します。

法人営業とは？

はじめに法人営業とは、名前の通り企業（法人）向けの営業のことです。BtoB営業と呼ばれることも多く 個人向け営業（BtoC営業）と比べると学生の知名度は低めです。

一括りに法人営業といっても商品を売る営業やコンサルティングなどのサービスを提供する営業など様々です。まずは法人営業を行う業界について見ていきましょう。

法人営業を行う業界

IT業界
IT業界の営業とは、ソフトウェアの導入やシステムに関するコンサルティング、システム開発、WEBマーケティングを行う職種です。一般的に企業向けの営業を行うことが多く、企業の担当者とコミュニケーションを取りながら仕事を進めていきます。他の業界に比べると技術的な知識が必要とされる点に特徴があります。

人材業界
人材業界は、求人を出している企業に対して応募者を紹介したり、就職の仲介を行う業界です。もちろん求職者である個人向けの営業も行いますが、雇用してもらう企業向けの営業も大きな仕事です。人材と企業の架け橋となって紹介やフォローを行うのが主な業務です。

メーカー系
メーカーと聞くと一般家庭向けのBtoC営業のイメージが強いですが、業界全体では法人営業の割合も高いです。主な仕事内容は自社で製造した製品を売り込むことで、食品メーカーであればスーパーやコンビニなど、自動車メーカーはディーラーなどに営業を行うことになります。

広告・メディア業界
広告を掲載するための営業も法人営業です。実際の広告は一般消費者向けですが、掲載するための営業は法人営業となります。無形商材を扱うため、広告の企画・提案、スケジュール・予算管理など仕事内容は多岐に渡ります。

一般的な営業との違い

一般的な個人向けの営業との大きな違いは、相手が専門知識を持っていることが多い点です。企業向けに営業を行うため営業相手も仕事でやっています。そのぶん口の上手さだけでは不十分で、商品やサービスについてより一層深い知識が求められます。

法人営業の魅力

1件あたりの金額が大きい

法人営業では企業向けに営業を行うため、1件あたりの受注金額も高くなります。規模の大きな仕事、影響の大きな仕事をやってみたいと考える学生にとっては魅力となるでしょう。そのぶん受注までは道のりが長くハードルも高くなります。どちらが自分に向いているか考えてみましょう。

スキルが身につきやすい

ある程度知識のある企業の担当者に向けて営業を行うため、商品やサービスに対して深い理解が求められます。そのぶん営業スキルも身につきやすいため、働きながらスキルアップしたいという人にもおすすめです。

法人営業に向いている人

専門知識や営業スキル以外で必要となる素養について解説します。

新しい知識を身に付けるのが好きな人

ずっと同じことをするより新しい技術、知識を身に付けたい、新しいことを学ぶことが苦にならないという人は法人営業に向いているといえるでしょう。特にIT業界は常に新しい技術が生まれるため能動的に勉強していくことが求められます。

コミュニケーション能力が高い人

営業において対人能力は重要です。話す力だけでなく、相手が本当に必要としていることを聞き出すヒアリング能力や受注に繋げるためのプレゼン能力など幅広いコミュニケーション力が求められます。

まずは長期インターンで体験してみよう

ここまで記事を読んできて、仕事内容や必要な素質はわかったけど自分に向いているかわからないという人もいると思います。そんなときはぜひインターンシップを活用しましょう。就職前に実際に法人営業を体験してみることで本当に自分のやりたいことなのか、向いているのか見極めることが可能です。

インターン検索はこちらから可能です。

最後に

法人営業は企業向けに営業を行う職種です。求められる能力や業務内容にも営業先や業界によって違いがあるため、どのような営業をやりたいのか、自分のイメージする営業に近いのは個人営業なのか法人営業なのかしっかり見極めた上で就職活動を行いましょう。