【企業研究】グーグルの年収はどれくらい？平均年収や就活対策を解説

グーグルは検索エンジンGoogleやGoogleマップ、Gメールなどのサービスをインターネットを通じて提供する企業です。

Google、Apple、Facebook、Amazonの米国のIT企業大手4社をまとめた「GAFA」という言葉が生まれるほど世界的に影響力の大きい企業です。この記事ではグーグルの平均年収や就活対策について解説します。

グーグルとは

グーグル（Google)はアメリカで1998年に設立された企業で、現在は本社をカリフォルニア州マウンテンビュー（Mountain View）に置いています。
日本法人として「グーグル合同会社」を有しており、東京の渋谷と六本木にオフィスがあります。

「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」
をグーグルの使命としています。

グーグルの年収について

就活生からの人気も高いグーグルの年収はどれくらいなのでしょうか。平均年収や具体的な職種と年収の例、競合他社との比較を交えて解説します。

平均年収、初任給

Googleグループの持株会社であるAlphabet Inc.（アルファベット）の2022のProxy Statement(https://abc.xyz/investor/static/pdf/2022_alphabet_proxy_statement.pdf?cache=348b7f1)によると、Googleの2021年の従業員報酬の中央値は$295,884（約4,400万円）です。
＊2022年10月時点　1ドル148.72円で算出

また、日本法人であるグーグル合同会社は上場していないため平均年収を公開していません。そこで就職転職情報サイトOpenWork（オープンワーク）より推定年収を紹介します。2022年10月時点のデータを参考にしています。

グーグル合同会社の推定平均年収は1,594万円です。国税庁の令和2年民間給与実態統計調査結果によると、正社員の平均年収は433万円のため一般的な企業に比べて圧倒的に高い金額です。

具体的な役職と年収の例

就職転職情報サイトOpenWork（オープンワーク）の口コミなどから具体的な職種と年収の具体例をご紹介します。

エンジニア　在籍5～10年　中途　男性　2400万円
営業　　　　在籍3～5年　新卒　女性　900万円
技術職　　　在籍3～5年　中途　男性　1300万円
管理　　　　在籍3～5年　中途　女性　1500万円

口コミによると昇給のチャンスは年に2回あり、人事評価にかなりコストをかけており正当な評価になっているとのことでした。

他の企業と比較

ブンナビ！2024（https://bunnabi.jp/2024/）を参考に同業他社と平均年収を比較します。データは2022年10月時点のものです。

NTT　　　　　　930万円
ソニーグループ　1,044万円
ソフトバンク　　820万円
KDDI　　　　　 948万円
楽天グループ 　745万円

グーグル合同会社の推定平均年収は1,594万円だったため、同業他社と比べても高い水準であることがわかります。

人気企業で働きたい！グーグルの就活対策

人気企業であるグーグルの就職はかなり難易度が高いです。そんなグーグルで内定を得るために実践すべきおすすめの就活対策をご紹介します。

求める人物像を知っておく

グーグルでは採用する人材の要件を明確に定義しています。

Google が求める 4 つの要件
1.有能な人材を求めています。これは、GPA や [SAT のスコア]ではなく、応募者が現実の難題をどのように解決し、どう学ぶかを重視するということです。

2.リーダーシップ: Google では、「エマージェント リーダーシップ」という特定の種類のリーダーシップを求めています。これは、正式な肩書きや権限を持たないリーダーシップの一形態です。Google では、さまざまなチームメンバーがリーダーの役割を引き受けて貢献する必要があり、このようなリーダーシップは、彼らが持つ特定のスキルの必要性がなくなればそのリーダーの役割を退くという、シビアな責務でもあります。

3.Google らしさ: Google では、応募者が Google で能力を発揮できるかどうかを判断する物差しとして、あいまいさを許容できる性格、積極的な行動力、協調性の 3 つを持ち合わせているかどうかに注目しています。

4.職務に関連した知識: Google は、応募者が成果をあげるために必要な経験や経歴、スキルなどを備えているかを精査します。

（参考：グーグル　構造化面接を実施する https://rework.withgoogle.com/jp/guides/hiring-use-structured-interviewing/#define-hiring-attributes）

自分がこのような人材に当てはまるかチェックするとともに自分の経験から何をアピールできるのか考えておきましょう。

採用プロセスを調べる

グーグルでは採用についてプロセス詳細や技術職のコーディングテストの内容など様々な情報を公開しています。事前にどのような選考が行われるのか知っておくことで対策がしやすいため、応募を考えている学生はまずはこのチェックからはじめましょう。

（参考：採用プロセス詳細　https://careers.google.com/how-we-hire/ 技術職の面接に関するヒント　https://www.youtube.com/watch?v=qc1owf2-220&autoplay=1 技術職以外の面接に関するヒント　https://www.youtube.com/watch?v=DINxNbBOEoI　）

最後に

グーグル本社の従業員報酬中央値は$295,884（約4,400万円）、日本法人グーグル合同会社の推定平均年収は1,594万円でした。グーグルの選考は人気も高く倍率が高いですが、情報はたくさん公開されています。しっかり事前準備を行いましょう。

【業界平均年収・各社平均年収データ参考（2022年10月時点）】
グーグル合同会社
https://www.vorkers.com/company_answer.php?m_id=a0910000000G7Hz&q_no=2

NTT
https://bunnabi.jp/2024/cn_data.php?ccd2=68516

ソニーグループ
https://bunnabi.jp/2024/cn_data.php?ccd2=67099

ソフトバンク
https://bunnabi.jp/2024/cn_data.php?ccd2=80634

KDDI
https://bunnabi.jp/2024/cn_data.php?ccd2=68517

楽天グループ
https://bunnabi.jp/2024/cn_data.php?ccd2=66328